原発事故に伴う混乱の中で、法律の専門家が向き合ったものはなにか。「原発事故・子ども被災者支援法」の成立に携わった河崎弁護士と荻上チキが語りあう。電子マガジン「α-Synodos」143号より転載。(構成/山本菜々子) 荻上 今回は、「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク」(SAFLAN:サフラン)の共同代表をされている河崎弁護士にお話を伺いたいと思います。河崎さんとぼくは色々な仕事でかかわっていて、いつも明晰さとアクティブさに敬意を抱いています。「原発事故・子ども被災者支援法」(以下、「子ども被災者支援法」)の成立にも関わり、積極的にロビイング活動もされていますよね。震災以前は、どのような法律問題に取り組んでいたのでしょうか。 河崎 20代のころは経営コンサルティングの会社にいたこともあって、ビジネスサイドの仕事が中心でした。一方で、30代になり、弁護士登録した直後がちょうど「派遣村」
いったい、福島の話をどうやって伝えればよいのだろう。いったい、何がどうなって、これほど事態はこじれてしまったのか。 私(山下)が福島第一原発事故の避難者と向き合い始めて2年半。この間に知り合った原発被災者・市村高志氏と、同じく社会学者の佐藤彰彦氏の二者とともに語り合い、原発避難の真相を避難当事者の声をもとに綴ったのが2013年11月に出版した『人間なき復興』だ。 本書のキーワードは「不理解」である。ふつうは「無理解」だろう。あえて「不理解」という奇妙な語を使ったのにはわけがある。 原発避難をめぐって生じているのはどうも「無理解」ではない。みなこの原発事故・原発避難については関心があり、一定の理解を示している。だがどうも、その理解では駄目なのだ。理解したつもりになっていることが、本当の理解ではないために、避難者のためとされて行われているものが「これは自分たちのためではない」ということが生じて
This domain may be for sale!
1.5km沖から撮影した福島原発。右が建屋カバーに覆われた1号機。中央が2号機だ。前方のタービン建屋左端のシャッターが壊れ、内部が潮風にさらされているのが分かる〔PHOTO〕桐島瞬 取材:桐島瞬(ジャーナリスト) 福島県いわき市内の港を出港して約1時間。波間から巨大な建物群が見えてきた。東京電力、福島第一原発である。 本誌記者が乗った地元漁船は10月初め、福島原発沖1.5kmの地点まで近づいた。この日は休日のため敷地内には作業員の姿はほとんど見られない。2号機タービン建屋の海側のシャッターはめくれ、クレーンなどの重機は潮風にさらされたまま。錆の進行が激しいのか、排気塔や建屋の壁は茶色く変色した部分が目立つ。 採泥器を海底に沈め、泥をとる。後日出た測定結果では、585ベクレル(1kgあたり。単位は以下同)を検出した。国の放射性物質放出基準値(セシウム134は60ベクレル)の、10倍近い数字で
福島第一原発事故で放射能に汚染されたごみを焼いて出た焼却灰の処理をめぐって、桜田義孝・文部科学副大臣が千葉県北西部の市長や国会議員らとの懇談会の席上、「(焼却灰は)原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」と発言していたことがわかった。 桜田氏は朝日新聞の取材に対して、発言を認めたうえで、「灰を一時保管している地元は困っている。そういう(=福島に置けばいいという)考えがあるのでは、という思いから、出席者に質問するつもりで発言した。私個人がそういった主張をしているわけではない」と説明した。 続きを読む関連記事閣僚の負担軽減を優先 副大臣が答弁、審議時間に上限 自公が国会改革検討8/24汚染水公表、判断から3日後 福島第一、東電社長が陳謝7/27汚染土回収、触れずに作業 福島で公開実験7/3「福島、廃棄物受け入れず」環境副大臣が発表 放射性物質汚染6/21復興庁幹部のツイッター暴言、副大
NHK仙台放送局制作 クローズアップ東北 2013年9月27日(金) 午後7:30-7:55「被ばくの不安をなくすために 福島・浪江町の染色体検査」 https://t.co/czlPdvm5io (動画なしですみません) NHK総合 ニュースウォッチ9 2013年9月27日(金)午後9:00- ピックアップ動画「被災地の子どもたちに染色体検査」http://bit.ly/1bhK5pg 番組全編の動画: http://www.dailymotion.com/video/x159qho_被ばくの不安をなくすために-浪江町の染色体検査_news (URL全体をブラウザーのURLウィンドウにコピーしてください)
9月3日のNature のEditorialに福島原発からの汚染水漏洩への日本政府および東電の対応について、つよい不信感を表明する編集委員からのコメントが掲載された。 自然科学のジャーナルが一国の政府の政策についてここまできびしい言葉を連ねるのは例外的なことである。 東電と安倍政府がどれほど国際社会から信頼されていないか、私たちは知らされていない。 この『ネイチャー』の記事もこれまでの海外メディアの原発報道同様、日本のマスメディアからはほぼ組織的に無視されている。 汚染水の漏洩で海洋汚染が今も進行しているとき、世界の科学者の知恵を結集して対応策を講ずべきときに、日本政府は五輪招致と米軍のシリア攻撃への「理解をしめす」ことの方が優先順位の高い課題だと信じている。 五輪招致を成功させたければ、まず事故処理について日本政府は最大限の努力をもって取り組んでいるということを国際社会に理解してもらうの
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado 福島第一の設置審査・・・・・・・勿論、全原子力発電所の中で最もいい加減。なにしろ、設置審査は勉強会をかねていた。審査期間も半年以内と最短だったと記憶。要は、全く知識と経験が足りなかった。福島第一は、そういった設置許可にずっと合わせてきたということ。それが地下DGや溢れる地下水。 2013-08-26 11:09:34 Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado 福島第一の構内を昔、川が流れていて、その川は取付かえられたという話が気になるので、地形図と航空写真をみているが、そうも見えるし、そうでもなくも見える。よく分からない。規模は?人為的?何時?そして、どれ?知りたい。 201
『ドイツのシミュレーションでは福島の汚染水で太平洋は終り』 (http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2309.html)という記事があります。この記事で引用している「ドイツのシミュレーション」が、実際には何を示しているかを知るために、研究所の公式サイトからのリンクにある英語の解説記事を翻訳しました。 オープンアクセスの原著論文へのリンク(http://iopscience.iop.org/1748-9326/7/3/034004/article) ドイツの研究所の(ヘルムホルツ協会傘下GEOMAR)公式サイトから該当ページ(http://www.geomar.de/en/news/article/fukushima-wo-bleibt-das-radioaktive-wasser/) 解説記事(http://environmentalresear
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く