【科学】 2010年8月25日 司法関係者が統計学を理解できないと – サイエンスポータルレビュー この記事にはちょっとびっくりしました。何がびっくりしたって、記事中で紹介されている法廷の現場における科学者の証言の扱いについてです。 最初の基調講演者、津田敏秀・岡山大学大学院環境学研究科教授の指摘からも事態の深刻さが読み取れた。津田氏は疫学が専門の医師として、水俣病を初めとする多くの環境裁判の法廷で証言してきた経験を持つ。 氏の指摘の中で、多くの人がありそうだと感じるだろう、と思われることがあった。裁判官を含む司法関係者の多くが、疫学の基本である統計学を理解していないということだ。確率というものが理解できない結果、「95%の確率でこれこれのことが言える」という科学者の証言に対し、「では残り5%はどうなのか」といったやりとりにしばしば論点が移され、結果的に「5%」の方が勝ってしまうことが「日
平成 22 年 8 月 26 日 患者各位 医療法人 直心会 帯津三敬病院 理事長 帯津良一 ホメオパシーを使用中の患者様へ 皆様の中にもご存知の方も多いかと思いますが、8 月 24 日に日本学術会議より 「ホメオパシー」についての会長談話が発表されました。 現在、当院では代替療法のひとつとしてホメオパシーを取り入れております。 ご指摘の通り、科学的根拠は明らかではありませんが、200 年の以上の歴史を 持ち、 欧米や日本、 当院でも効果を認める患者様が存在することもまた事実です。 ですから、現時点では、ホメオパシーの使用を継続していく予定でおります。 また、今まで通り他の治療を制限することはありませんし、確実で有効な治療を 受ける機会を逸することがないよう、他の治療との併用をお勧めしていきます。 当院でホメオパシーを使用中の患者様の中で、疑問やご不安、ご相談がござい ましたら、ご遠
ホメオパシーについて書いたコラムに、読者から建設的なコメントを多くいただき、朝日新聞のツイッターにも取り上げられました。みなさま、ありがとうございます。すべて読んで、こう思いました▲マスコミがよくて、インターネットだからダメなんて時代は終わった、と。媒体を問わずダメなものはダメです。そこで一つお願い。良い記事に称賛と要望を、変な記事には建設的な批判を。相互対話で磨きあう新聞と読者の関係はまだまだ可能です。【石戸諭】
みなさん、こんにちは。 いやはや最近は興味深いニュースや社会現象ばかりでどこから手をつけていいのか困る。「ワクチンには何が入っているの?」の続きをメモしておこうかと思っている矢先に例の日本の権威学会によるホメオパシーバッシング事件、金沢一郎氏 (“発信する”日本学術会議より。こんな人々について行ったら、日本人はあっとう言う間に人口3000万人の小国化してしまうだろうヨ。) による ホメオパシー認められぬ、学術会議が会長談話 が起こった。また、日本学術会議など諸学会は、医療の現場を知ったかぶりをしてよせば良いのに、強行に打って出たものだから、これまた現場は大混乱。もはや学会の体をなしてない。 いつからか日本の科学者社会に、いわゆる「懐疑主義者」と呼ばれるアメリカの謎の秘密結社(中にはリチャード・ドーキンスやスチュアート・カウフマンなどの超有名人もいるから困る)の片棒を担ぐもの達が現れた。日本
日本統合医療学会会員 各 位 昨日(8 月 25 日)の朝日新聞(朝刊)に、“ホメオパシー”に対する日本学術 会議の見解が述べられ、大きな話題となっています。 この新聞報道は、ホメオパシーの“或る団体”の不正事件を大きく取り上げた ものであり、更には発表された「日本学術会議会長談話」には実態と異なる内 容が含まれており、結果として誤解を生む内容となっています。 そこで、日本統合医療学会として、 1)日本学術会議に、早急(9 月中旬)に、公開討論会の開催を呼びかける。 その場に於いて、ホメオパシーに関する国の内外の実態を明らかにすると 共に、統合医療の立場を明確にする。 2)関係諸団体に対して、統合医療の立場を明確に伝えるよう努力する。 統合医療理事長の見解 A)ホメオパシーについて ① アメリカ国立衛生研究所(NIH)では、ホメオパシーは代替医療の分 野として、調査研究の対象となっており
日本学術会議 金澤 一郎会長は平成22年8月24日付けで下記のような談話を発表しました。 社団法人日本薬学会はその内容に全面的に賛成いたします。 ホメオパシーはドイツ人医師ハーネマン(1755 - 1843年)が始めたもので、レメディー(治療薬)と呼ばれる「ある種の水」を含ませた砂糖玉があらゆる病気を治療できると称するものです。近代的な医薬品や安全な外科手術が開発される以前の、民間医療や伝統医療しかなかった時代に欧米各国において「副作用がない治療法」として広がったのですが、米国では1910年のフレクスナー報告に基づいて黎明期にあった西欧医学を基本に据え、科学的な事実を重視する医療改革を行う中で医学教育からホメオパシーを排除し、現在の質の高い医療が実現しました。 こうした過去の歴史を知ってか知らずか、最近の日本ではこれまでほとんど表に出ることがなかったホメオパシーが医療関係者の間で急速に広が
どういう経緯か詳しくは知らないが、ここしばらく、ホメオパシーへの批判があちこちで盛り上がっている。日本学術会議やら日本医師会やらがこぞって「根拠がない」との見解を表明している。SYNODOS BLOGの菊池誠さんの記事を見ると、きっかけになったのは、昨年10月に助産師が行ったホメオパシーに関連して乳児が死亡した件あたりだろうか。 こういう風潮の中でこういうことを書くのは若干勇気がいるが、ここではあえて、ホメオパシーとの「共生」を考えるべきではないか、と主張したい。 最初にことわっておくが、私は基本的に、疑似科学の類を信じていない。あまりひとくくりにするのもどうかと思うのでホメオパシーに話を限ると、もしホメオパシーが、上記リンク先の菊池さんの記事に解説されているようなものであるとするならば、科学的な根拠はないと判断せざるを得ない。こう説明されている。 よく用いられるレメディは100倍希釈を3
ASAHI 8月11日配信ニュースによると、『代替医療 ホメオパシー』利用者が複数死亡して問題になっているという。5月、国立市の女性はガンを患っているのに通常の医療を拒否して死亡。同様に、さいたま市の生後6ヶ月の男子も昨年5月に死亡した。 この『ホメオパシー』とは一体何か。『ホメオパシー医学協会』なる団体はいう。 人体の自然治癒力には、『同種の法則』『超微量の法則』が成り立つ。『症状を起こすものは、すなわち症状を取り去るものとなる』体に悪いもの、病気の原因物質となっているものをどこまでも薄くしてそれを摂取すると、それは体によいものとなる、 というオカシナ理屈だ。 一体こんな馬鹿げた理屈の『代替医療』を誰が信じるのだ? ガンは体に悪い。でもそのガン細胞をごくごく微量摂取するとガンは治るのか?水銀汚染による公害患者に微量の水銀を飲ませるのか?タバコによる肺ガン患者にタバコを少しだけ吸わせるのか
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