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umikawausoのブックマーク (676)

  • 2008-03-04

    ひょんなことからヤクザ「花園組」の親分の娘と関わることになった大学生・翔太郎。 妹の病状悪化に涙する絵里香に翔太郎は言う…「俺がおまえを誘拐してやろうか?」 下関と門司港──関門海峡を舞台に繰り広げられるドタバタ誘拐ミステリー。 東川作品ではおなじみの脱力系なかけあいは作も健在。 九州弁を使う奴がいたり、地方色がよく出ているのも作品のとぼけた味わいを深めている。 もちろん広島カープネタもあるでよ。 ヒロインに手を出そうとしてはあっさりかわされる翔太郎の三枚目っぷりが善き哉。 もう一人の主役・皐月のパートでは、花園組の連中の間の抜けたキャラクタっぷりが楽しい。 娘を溺愛するパパ・花園周五郎の脳内イメージが瀬戸豪三郎*1になってしまったワタクシ、随所で噴き出しまくりですよ! いや、「瀬戸の花嫁」好きなミステリ読みならきっとわかってくれるはずw。 狂言誘拐を図る側と身代金を払う側、二つの視点と

    2008-03-04
    umikawauso
    umikawauso 2008/03/09
    瀬戸の花嫁は読んでないけど、とぼけた味わいのミステリということで気になります。
  • 松尾由美『安楽椅子探偵アーチー オランダ水牛の謎』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。

    オランダ水牛の謎<安楽椅子探偵アーチー> (創元クライム・クラブ) 作者: 松尾由美出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/10/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (21件) を見る 2006年10月購入。1年5ヶ月の放置。人間と会話が出来、抜群の推理力を誇る安楽椅子「アーチー」が探偵役をつとめるシリーズ第2弾。収録された短編5つのタイトルはそれぞれ国名がついており、偉大なる先達のひそみに倣う形式となっている。安楽椅子の持ち主・及川衛が見つけてきた忘れ物の白い封筒に入っていた木の葉と謎のメモ書きを巡る話「オランダ水牛の謎」、衛のガールフレンドが預かることのなったと飼い主の関係「エジプトの謎」、風変わりな少女がモデルをつとめた彫刻を壊した犯人を捜す「イギリス雨傘の謎」、インド料理屋で遭遇した客の、おかしな振る舞い「インド更紗の謎」、偶然知り合った翻訳家

    松尾由美『安楽椅子探偵アーチー オランダ水牛の謎』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。
    umikawauso
    umikawauso 2008/03/09
    成長物としても面白いとか。まずは一巻目から読もう。
  • プロジェクトMP - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「何だよ、中島。人のことじっと見つめて。何か言いたいのか?」 「別に」 「でも、さっきのお前『何とかしろよ、磯野ぉ』って顔つきしていたぜ」 「俺は中島君かよ!」 「中島君だろ?」 「ああ、そうか。じゃあ、それでいいや……何とかしろよ、磯野ぉ」 物語に全然関係ないんだけど、つい引用してしまった。随所に散らばる小ネタがたまらなく好きです。戦隊ヒーローを活躍させるために、悪の怪人をやることになった男子高校生の物語 → 感想

    プロジェクトMP - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/02/25
    中島君。
  • 女性による女性のための鉄道本 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    鉄道マニアにはなぜか男性が多いが、最近では女性の鉄道好きも増えてきた。「女の子だって鉄道を楽しみたい」。そんな声に応えるように、女性による女性のための鉄道も増えている。(金巻有美) 鉄子集まれ!  鉄道の好きな女性を指す「鉄子」という言葉を世に広めたと言えば、アニメにもなった漫画『鉄子の旅』(小学館、全6巻)。鉄道入門編として読んでみよう。酒井順子著『女子と鉄道』(光文社)は、女性ならではの鉄道の楽しみを教えてくれる。鉄道には未知の世界へ運ばれる不安感や解放感、乗ってしまえば目的地へと運んでくれる安心感がある、という指摘に、鉄道は実は女性向きの乗り物なのだと納得させられる。 では、具体的にどんな楽しみ方があるのか。そんな疑問に答えてくれるのは、最近刊行された『女子鉄』(マーブルトロン)と『鉄子の部屋』(交通新聞社)。いずれも女性の鉄道ファンによって書かれ、様々な駅、列車の楽しみ方から駅

    umikawauso
    umikawauso 2008/02/24
    “女流鉄道文学”の名作。
  • ベン・トー サバの味噌煮290円 - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「所詮俺たちが獲得せんとするのは半額弁当でしかない。真っ当な人間からすればみすぼらしい行為だろう。無様だと嘲笑う者もいるだろう。 しかし、だからこそ、俺たちは誇りを持ってここに。いるみすぼらしい行為だからこそ、誇りを持って全力でこれに当たる。たとえ如何なるものであれ、人が一生懸命に頑張っているものを非難する権利は誰にもない」 なんだこの格好よさは!売れ残りの弁当をかけて戦う者たちの言葉とは思えない熱い戦いにやられました。→ 感想

    ベン・トー サバの味噌煮290円 - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/02/22
    バカバカしいけど燃える物語なので好みっぽい。
  • とある飛空士への追憶 - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「正念場です、お嬢様。敵は非常に手強いですが、共に乗り越えましょう」 「はい。共に」 生き残るのも共に。堕ちるのも共に。 これはすばらしきボーイミーツガール!ああ、空っていいなあ。 → 感想

    とある飛空士への追憶 - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/02/17
    ドッグファイトなども絡んでくる、超オススメ本なんだとか。
  • 妙なる技の乙女たち - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「それだ!そういう意見がほしい。住環境の中でも事は人間にとってもっとも大切なものだ。こいつを改善していきたい」 美旗はほっとして微笑んだ。 しかし彼の次の台詞を聞いた途端、失敗したかもしれないと思った。 「で、どうすればうまいものがえると思う?オイスターソースも、中華鍋も、取れたてのアスパラガスもない、地球から四十万キロ離れた観測所で」 宇宙への軌道エレベータが建設された海上都市リンガで、働く女性たちを描いたオムニバスストーリィ。目的に向かって動く人は、やっぱり格好いいです。 → 感想

    妙なる技の乙女たち - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/02/11
    宇宙で働く女性の短編集。
  • 【週末読む、観る】◇話題の本◇「私の男」 直木賞受賞で一挙17万部 - MSN産経ニュース

    『私の男』桜庭一樹著(文芸春秋・1550円) 刷り部数は、8日現在で17万部に達している。昨年10月30日に初版2万部でスタート、1月16日に直木賞を受賞する直前までは4万部だった。以後3週間で3回の増刷を重ね、なおも売れ行きは好調だという。 編集を担当した文芸春秋第1出版局第2文芸部の斉藤有紀子さんによると、著者はライトノベル出身の作家で、もともと若い男性読者が多かった。が、前回の直木賞候補作になった『赤朽葉家の伝説』(日推理作家協会賞受賞)以降、読者が年配者層にまで広がった。さらに今回の直木賞受賞決定後は、男性より女性読者が半数以上を占めてきているという。 全裸の男女があやしく抱き合う、いかにもエロチシズムを喚起させる表紙のイラストと、作品のテーマとなった「父親と娘の近親相姦」を重ね合わせると、「おぞましさ」を感じてしまう読者もいるだろう。読む前に腰が引けるかもしれない。 しかし、実

  • 完全恋愛 牧薩次 A  - 棒日記

    umikawauso
    umikawauso 2008/02/11
    恋愛ミステリで小説的に面白いらしい。
  • ミスマルカ興国物語 1 - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「貴様……!当に貴様が、うつけと呼ばれるマヒロ王子なのか……!?」 「今頃何を?」 さもくだらなそうに、マヒロは吐き捨てる。 「うつけだろうと何だろうと。生きている以上死ぬことはできるのですよ、お姫様」 ハッタリと計算と。うつけな王子の予想外な行動が巻き起こす展開がすばらしく面白い。次作がすごい楽しみ。→ 感想

    ミスマルカ興国物語 1 - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/02/07
    戦記物で読みたいものが多いけど、これも読んでみたいかも。
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    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    umikawauso
    umikawauso 2008/02/07
    地味だけど読了感がよいのだとか。四日間。
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    All You Need Is Oven また一つ世界の真実を見つけてしまったのでブログを書くことにした。あと週末に企画ライブがあるので。 この齢で既にここまで多くの真理を見つけていると、我ながら早熟過ぎると感じる。このペースだと今月中に天命を知るかもしれない。 最近、また「自炊はコスパが良…

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    umikawauso
    umikawauso 2008/02/02
    中年女性がバンドを結成する話。おやじバンドみたいなのかな……読んでみたいかも。
  • ラットマン 道尾秀介 A  - 棒日記

    umikawauso
    umikawauso 2008/01/27
    そういえば久しく道尾さんの本を読んでない。読んでみよっと。
  • 生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 / 葵せきな - FULL MOON PRAYER

    生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 葵せきな,狗神煌出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/01/19メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 332回この商品を含むブログ (293件) を見る期待を裏切らず、危険なネタ満載のメタでギャグな暴走ライトノベルでした。 主人公と生徒会メンバーの美少女4人が、生徒会室で延々と駄弁る短編が7話という構成。生徒会メンバーはみんな美少女ですが、これは生徒会は人気投票で決まるから。そして、成績トップを勝ち取ることで特別枠で生徒会入りした主人公の黒一点である鍵は、生徒会をハーレムと呼んではばかりません。そんな都合よさげな設定を背負い、いかにもなキャラ付けがなされた美少女達と鍵がだらだらと喋るだけという小説。もしくはお子ちゃま生徒会長桜野くりむと生徒会の皆が遊んであげる小説。しかしながらこれが危ないネタを

    生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 / 葵せきな - FULL MOON PRAYER
    umikawauso
    umikawauso 2008/01/24
    私もこれを読んで、感想をみんなと駄弁ろう。
  • 「とある魔術の禁書目録」ファンは「笑傲江湖」を読め! - 鍵の壊れた部屋で見る夢

    鹿島はるみは、ある日突然ウィザード仲間から追われる身となった。 世界を規定し、常識を変革する者──《裁定者》の力を秘めた少女の運命は…。 リプレイ「幼年期の終わり」他、《世界の守護者》アンゼロット率いる精鋭ウィザード部隊《ロンギヌス》や裏界の魔王たちの設定資料を収録した一冊。 魔王級エミュレーターは例外なく美少女/美女な外見であるという世界観は素晴らしいなあと改めて思ったりw 「幼年期の終わり」のGMを務めているのは”かわたな”氏。 きくたけ氏がプレイヤーにまわっているというので、どんなケッタイなPCが出てくるのかと期待したら……仮面の人造人間・ロンギヌスOO(ダブルオー)自爆機能付き! あははは、グィード・ボルシアといい、ナイトメアといい、こういうイロモノが大手を振って活躍できるのが「ナイトウィザード」の良いところでありますなー(←だいぶ毒されてきた)。 メイド喫茶なイベントもなかなか楽

    「とある魔術の禁書目録」ファンは「笑傲江湖」を読め! - 鍵の壊れた部屋で見る夢
    umikawauso
    umikawauso 2008/01/14
    分かり合えそうにない。令×田だと思う。 ……巻を追えば変わるのかな?
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    また作りたいレシピ 2024年5月第3週 「五月病」という言葉を忘れ去っていたことに気が付いた。もうすぐ5月も終わってしまう、なんということだ。ぐったり気味だった1週間の、また作ると確信したレシピです。 ・生ピーマンの肉みそ 去年、グルメ番組で見かけた生ピーマンと肉味噌の取り合わせが気になり…

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    umikawauso
    umikawauso 2008/01/12
    800の女子剣道バージョンだとか。
  • 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! [2008年1月]

    Topics [Comic/Novel] (※) ◆ イグナシス覚醒 レジェンド・オブ・レギオスII /雨木シュウスケ ( 1/1 ) ◆ Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」 /虚淵玄 ( 1/2 ) ◆ MM9 /山弘 ( 1/3 ) ◆ 夢の守り人 /上橋菜穂子 ( 1/4 ) ◆ 少女ノイズ /三雲岳斗 ( 1/6 ) ◆ グリーン・レクイエム/緑幻想 /新井素子 ( 1/9 ) ◆ るーむ! ROOM RO.1301(1) /さっち ( 1/10 ) ◆ とある魔術の禁書目録(15) /鎌池和馬 ( 1/11 ) ◆ ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・ふぉー /新井輝 ( 1/13 ) ◆ タカイ×タカイ /森博嗣 ( 1/14 ) ◆ ストップ☆まりかちゃん! /菅沼誠也 ( 1/15 ) ◆ ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド /上遠野浩平 (

    umikawauso
    umikawauso 2008/01/09
    三雲さんのミステリ。
  • みすてぃっく・あい - 私的ファイル deltazulu 記録再開

    「こうしていると……まるで、この世界に私たちだけみたいな気分になりますわね……」 「それは……、あまり健全とは言いかねる発想だな。身を滅ぼすぞ」 「あらあら、……ロマンがありませんのね」 雰囲気はかなり好みでした。ラストがちょっと個人的には、もやもやしちゃうけど、二作目も読んでみたい。→ 感想

    みすてぃっく・あい - 私的ファイル deltazulu 記録再開
    umikawauso
    umikawauso 2008/01/09
    機会があれば読んでみようかな。
  • 電撃と富士見には、一つ決定的な差がある (のべるのぶろぐ 2.0)

    なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか 「なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか」への突っ込み なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか? 〜個人的見解〜 (当は少し前に書いたのだけど、どうせならGW中ネタが無い時に出そう、という事で明らかに時流に乗り遅れている仕様です) 実数としては分からないが、現在、ライトノベルの代名詞が「電撃文庫」なのは事実である。来、ライトノベルの先駆者であった富士見は、なぜ後発の電撃に追い抜かれたのか。上に挙げた分析はどれも納得のいくものである。 だが、一つ欠けているように思う。この問題が語られる時いつも話題にならないものの、しかし決定的な差異が電撃と富士見の間にはあるのである。 もっとも話題にならないのは当然かもしれない。その差異は業界の裏側の話であり、一般の読者には見えない部分だからだ。 さて、もったいぶってもしょうがないので、端的に言ってしまえば、それは「

  • 皆川博子『倒立する塔の殺人』 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!) 作者: 皆川博子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 127回この商品を含むブログ (77件) を見る 理論社ミステリーYA!の皆川博子『倒立する塔の殺人』を読みました。えらい、面白かったです。今のところ、理論社のベストはこれかも。以下、感想抜粋。全文はこちら。 戦中の少女たちも、戦後の少女たちも、秘密の約束を交わす少女たちも、とにかく登場するすべての少女たちが謎めいていて、危険な香りを漂わせていて、素敵なのだ。 以下、このを読んだ他のひとの感想。 特に作中作の使い方が絶妙で、そこに仕掛けられたトリックの巧みさには脱帽するしかない。『花の旅、夜の旅』や『死の泉』でも思い知らされたけれど、作中作を使わせたら皆川博子の右にでる人はいないのではなかろうか、と思うほどの見事さ。 http://d.ha

    皆川博子『倒立する塔の殺人』 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    umikawauso
    umikawauso 2007/12/27
    少女達の謎が気になるかも。