ハリウッド映画を多く手がけるアメリカの21世紀フォックスは、19日、ウォルト・ディズニーに買収される見通しになりました。一方、ディズニーとの買収合戦に敗れたケーブルテレビ大手のコムキャストは、イギリスの大手メディア スカイの買収を目指す方針で、欧米メディアの再編がさらに進むことも予想されます。 急速に成長するインターネットの動画配信企業の動きに背中を押される形で、ディズニーもコムキャストも、より多くの映像コンテンツを手に入れようと買収合戦になりましたが、1か月余りで決着しました。 一方、コムキャストは、今後はイギリスの大手メディア企業スカイの買収に力を入れる方針を明らかにしました。ただ、スカイの大株主は21世紀フォックスであるため、ディズニーを再び巻き込んで欧米メディアの再編がさらに進むことも予想されます。
人型ロボットと言えばボストン・ダイナミクス社のアトラス(関連記事)が有名だが、実はディズニーもすごいロボットの開発を行っている。 空中でアクロバティックな動きをする人型のロボット開発プロジェクト「スタントロニクス」を行っており、最近公開された最新バージョンは、まさに映画に出てくるヒーローのようだ。 Disney Imagineering has created autonomous robot stunt doubles なぜディズニーがロボット開発? ディズニーがこうしたアクロバティックなロボットを開発しているのにはワケがある。 ロボットなら人間には難しすぎたり危険すぎたりする技でもこなせる。しかも技を何度繰り出しても疲れ知らずだ。 もう一つの理由は、ディズニーの映画の中でキャラクターが披露している演技を、現実世界に再現するためだ。 アイアンマンやマイティ・ソーのアクロバットをこなすよう
映画評論家の町山智浩さんの『万引き家族』評が話題を呼んでいます。それについてはここ(http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar1578982)でも書きましたが、もういちど、べつの視点から語ってみることにしたいと思います。 まず、町山さんの言葉を引用しましょう。 (町山智浩)スーパーでほんの少し、家族全員が食べるご飯をとっているだけなんですよ。それで「万引きなんかしやがって! 万引きなんか犯罪じゃないか!」って……ちょっと待て。彼らは働いていてもご飯が食べられなくて、わずかな食べ物がほしくて万引きをしているんですよ。この映画の中でね。 https://miyearnzzlabo.com/archives/50733 しかし、この映画を見た人ならわかる通り、これは端的に間違いなのではないかと思うのです。 第一に、「彼ら」はたしかに貧困ではあるもの
米アップルは映画業界における次の一手を決意した。長編映画の製作だ。 事情に詳しい複数の関係者によると、今後の独自の動画配信の一環としてアニメーション映画の権利取得を巡る合意が近い。アイルランドに本拠があり、アカデミー賞にノミネートされたことがあるアニメスタジオ、カートゥーン・サルーンとアップルは協議を進めていると、交渉の非公開を理由に関係者が匿名で語った。 映画はまだ製作されておらず、公開まで1年以上かかるが、アップルは米国など複数の国での配給権取得に向け協議中だという。アップルがどのような形で映画を公開するのか不明だが、アカデミー賞の条件である劇場公開があり得ると、関係者の1人は語った。他の映画候補についても作業が進められているという。14日時点で両社のコメントは得られていない。 合意は成立しておらず、まとまらない可能性もあるが、普及が進むオンライン動画市場でネットフリックスやグーグル、
映画「ダークナイト」に登場する「ジョーカー」は、主人公のバットマンを苦しめる敵でありながら非常に人気のあるキャラクターです。いったいなぜジョーカーは人々を引きつける、「魅力的な敵」となっているのかについて解説したムービーが、YouTubeで公開されています。 The Dark Knight — Creating the Ultimate Antagonist ダークナイトは興行的にも大変な成功を収めた名作であり、バットマンの敵であるジョーカーが作品の大きな魅力の一つになっていることは間違いありません。 「こんばんは、皆さん!」とあいさつをしながら、銃を放って一瞬でパーティー会場を掌握するジョーカー。 ダークナイトにおいてジョーカーは魅力的な敵として描かれていますが、全ての作品が敵を魅力たっぷりに描くことに成功しているわけではありません。 では、ダークナイトにおけるジョーカーの特別なポイント
スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」の予告編が公開されました。最先端VRである「オアシス」のどこかに隠された56兆円の遺産を巡る争いの中では、日本を代表するキャラクターも多数登場。2017年7月に公開されたティザー映像でAKIRAのバイクやデロリアンの登場が確認できましたが、予告編では新たにガンダムや「ストリートファイター」の春麗たちの姿が加わっています。映画の公開は2018年4月20日(金)です。 映画『レディ・プレイヤー1』予告1【HD】2018年4月20日(金)公開 - YouTube 父親に「スーパーヒーローらしく」と名前を付けられた主人公のウェイド・ワッツ。 しかし両親を早くに亡くして、オハイオ州コロンバスの片隅にたどり着きました。 ウェイドの唯一の娯楽は、完全なVR世界を体験できる「オアシス」。 この世界の中なら、ウェイドでもデロリアンを乗り回せます。
『ゲット・アウト』の撮影に臨むジョーダン・ピール監督 シネマニア・リポート Cinemania Report [#69] 藤えりか 「自分は人種差別なんてしない。だってオバマ支持だもの」。そんなセリフは欺瞞、というメッセージにグサリときた。27日公開の『ゲット・アウト』(原題: Get Out)(2017年)は、「米国では黒人として生きること自体がホラー」という皮肉を込めた異色作だ。黒人としての実体験をもとに脚本を書いて監督デビュー、米国で異例のヒットを飛ばしたジョーダン・ピール監督(38)に電話でインタビューした。 今作の主役はニューヨークに住むアフリカ系米国人クリス・ワシントン(ダニエル・カルーヤ、28)。ある週末、白人の恋人ローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ、29)の郊外の実家に招かれるが、自分が黒人だと両親に伝えていないと聞き、不安がよぎる。「父は、オバマに3期目があれば
by Álex Quirós 自分の人生はリアリティーショーの一部であり、自分自身の行動はカメラに監視されて人々の見世物になっているという妄想を抱く精神疾患を、1998年に公開された映画「トゥルーマン・ショー」から取って「トゥルーマン症候群」と呼びます。このように現実と虚構の見分けがつかなくなっている人々は実際に報告されており、2000年代から「自分が犯罪を犯したのは仮想現実での出来事である」とする主張「マトリックス・ディフェンス」を行い無罪になった殺人犯が実際に存在します。 Mysterious Murders and The Matrix | Mysterious Universe http://mysteriousuniverse.org/2017/09/mysterious-murders-and-the-matrix/ 1999年に公開された映画「マトリックス」は、大手ソフトウェ
こんな記事を読みました。 anond.hatelabo.jp タイトルに「逆襲」がつく映画、アニメなどの作品が243作品も網羅されています。 ただ、プリキュアだけを見ても ・七つの泉を奪還せよ!!~フィフスエレメントの逆襲~*1 はあるものの、 ・アクム獣の逆襲*2 ・ダークマターの逆襲*3 は抜けてるし、おそらく他の作品でも探せばもっと出てくると思います。 (余談ですけど、Yahoo知恵袋に、この記事と同様の趣旨の質問が2016年2月にありますね。上記の記事はこれを参考にしたのか、この関係者が作ったのか・・ 「~の逆襲」「逆襲の~」というタイトルのものを小説、漫画、アニメ、... - Yahoo!知恵袋) で、上記の記事内に「逆襲は成功したのか?」の欄があるのですけど、ほとんど埋められていません。 「空白がある表を見ると、どうしても埋めたくなる性分」なので、ちょっと調べてみようかと思った
画像説明, ラップ・ミュージシャンで俳優のエド・スクレイン氏は映画「デッドプール」などへの主演で知られる 英俳優のエド・スクレイン氏(34)は28日、映画シリーズ「ヘルボーイ」の最新版への出演を取りやめると発表した。スクレイン氏の役は原作コミックでは日系米国人だったため、白人以外の役を白人が演じるのは「ホワイトウォッシュ」(訳注・本来は「白く塗りつぶす」から転じて「ごまかす」「問題を隠す」などの意味)にあたるとの批判が出ていた。 スクレイン氏は、「ヘルボーイ」シリーズを一から仕切り直す「リブート(再起動)」版映画で、ベン・デミオ少佐を演じる予定だった。スクレイン氏はツイッターで、「適切な配役」実現のために辞退すると声明をツイートした。
1: 名無しさん@涙目です。(岐阜県) [US] 2017/08/28(月) 14:03:19.64 ID:IQSmld+/0 irr @IrrTenko 米テネシー州の劇場で、内容が「無神経」「レイシスト」などの批判のコメントを多く受け取ったとして、34年間続いた映画『風と共に去りぬ』の上演が終わる。同映画はユダヤ系プロデューサーが当時、黒人に対する差別表現を避けて作ったといわれる。 http://media.gettyimages.com/photos/gone-with-the-wind-movie-poster-of-the-film-directed-by-victor-and-picture-id642472897?s=594×594 Tennessee Theater Cancels ‘Gone With the Wind’ Screening After 34 Years
今月25日、日本でも公開が始まったハリウッド映画『ワンダーウーマン』について、筆者は先日、 「正義のヒロイン」似合わぬ『ワンダーウーマン』主演女優のコワモテ素顔、日本の映画ライター達の平和ボケ という記事を書いた。その非人道性が国際的な非難を浴びた、2014年のイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザでの虐殺について、『ワンダーウーマン』主演女優であり、自身も兵役を経験しているガル・ガドットは、「私達は正しい」「イスラエル軍に愛を」とフェイスブックに投稿するなど正当化。イスラエル軍を支持する人々から祭り上げられた。その、ガドットが「正義の味方」を演じることへの違和感についての記事であった。この記事に対する、ネット上での意見には「映画作品と主演した女優の思想は関係あるのか?」というものが散見された。「映画に政治を持ち込むな」というような反応もあった。 そこで、あえてもう一度、日本の映画ライター
ティム・ミラーが映画化!cdrummbks via VisualHunt.com / CC BY[映画.com ニュース] サイバーパンクのパイオニアとして知られるウィリアム・ギブスン氏のSF小説「ニューロマンサー」を、「デッドプール」で長編監督デビューを果たしたティム・ミラーが映画化すると、米Deadlineが報じた。 1984年に出版された原作小説は、ハイテクの汚濁の都“千葉シティ”に住む、落ちぶれたハッカーのケイスが、アクセスを禁じられた電脳空間へ再び入るチャンスをかけ、危険な仕事を請け負うという物語。「攻殻機動隊」や「マトリックス」に大きな影響を与えたとも言われている。 映画化権を持つ米20世紀フォックスは、ミラー監督に同作の映画化を依頼。「デッドプール」や「X-MEN」シリーズの脚本家でプロデューサーのサイモン・キンバーグが製作を務め、ミラー監督とともに企画開発に取り組む。 ミラ
「この世界の片隅に」が、現地時間11日(金)、アメリカで公開となった。限定都市のみの公開のため、批評を掲載しているメディア自体が少ないのだが、批評家の感想を統計的に見るrottentomatoes.comの点数は、97%。4月にもっと大きな規模で公開された「君の名は。」の98%にはやや劣るものの、これは相当に良い。しかし、個々に読んでみると、絶賛だらけというわけではない。 最も高く評価しているのは、「L.A. Times」。同紙のトップ批評家ケネス・トゥーランは、片渕須直監督が4,000枚以上の写真を集め、当時の広島と呉の様子を徹底的にリサーチしたことに触れ、「緻密に手で描かれたすばらしいビジュアルに感動させられる。それらはリアルで、まるで魔法のように、最も普通の状況をも美しく見せてしまうのだ」と書いている。ストーリーについても、「すずの話が自分のことのように思えてしまい、映画の最後で手を
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