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ブックマーク / newswitch.jp (6)

  • 若手職人の即戦力化できる!?、“なぞり触感”を増幅するタッチレンズ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    弘前大学の竹囲年延助教と立命館大学の安藤潤人助教らは、なぞり触感を増幅するタッチレンズを開発した。4のピンで一つ山を作り、この四角錐が連続してつながった繰り返し構造に設計した。タッチレンズを指先において微小な凹凸を擦ると、ピンの傾きが変化して凹凸を感じやすくなる。金型など精密部品の段差や打痕などの検査を熟練の職人でなくてもできるようになる可能性がある。 タッチレンズは厚さ3ミリメートル、10ミリ×10ミリメートルの大きさで製作した。ピンの太さは0・3ミリメートル。全体は柔軟で微小な凹凸構造に追従できる。微小凹みの試験ピースとして、深さ60マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、幅4ミリメートルのガウス関数型の緩やかな凹みを作製しタッチレンズの効果を確かめた。すると縦方向と横方向とも触感を増幅できた。 指とタッチレンズの間に歪みセンサーを挟んで触感を測ると、緩やかな凹みに対して鋭い波

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    unijam
    unijam 2022/06/25
  • ICチップ奪い合いで納品遅れ…クレカに半導体不足の影 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    半導体不足の影がクレジットカード業界にも忍び寄る。カードのICチップには半導体が使われる。2022年に入り、一部の大手クレジットカード会社ではカードメーカーからの納品遅れが発生している。カード利用者への発行自体が遅れるまでには至っていないが、予断を許さない。 クレジットカード会社、アプラス(大阪市浪速区)の提携カード「マネックスカード」。券面は白を基調とし、ICチップは色の近いシルバーを採用しているが、ICチップをゴールドに変更して発行する旨を「2―3月頃から(カード申込者に)周知し始めた」(マネックス証券)。 カードに搭載するICチップはゴールドの方が圧倒的に多い。シルバーの流通量は元々少なく、マネックスカードはシルバーを特別に注文していた。シルバーのICチップ量が減り、ゴールドに切り替えたという。 ある大手クレジットカード会社の関係者は、半導体不足による利用者へのカード発行の影響は「な

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    unijam 2022/05/07
  • 村田製作所が全固体電池を量産へ、容量は“業界最高レベル” ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    村田製作所は2019年度内にセラミックス技術を応用した全固体電池の量産に乗り出す。野洲事業所(滋賀県野洲市)の電池関係の生産棟に量産ラインを新設する。当面の生産能力は月10万個を予定する。試作品の容量は他社製品と比べて100倍の10ミリアンぺア時強と業界最高レベル。17年にソニーから買収したリチウムイオン二次電池事業を含め、注力するエネルギー関連市場への展開を加速する。 電解質にセラミックス材料を使った面実装タイプの「セラミックス全固体電池」を量産する。積層セラミックコンデンサー(MLCC)の製造設備を転用するほか、数億円を投じてドライルームなどの付帯設備を整える。 このほどサンプル出荷を始めた。大きさは縦5・7ミリ×横9・6ミリ×高さ5・2ミリメートル。材料組成を改良し、容量を大幅に高めた。さらにエネルギー密度を向上し、既存のリチウムイオン二次電池からの置き換え需要や競合品と差別化する。

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    unijam 2019/06/19
  • CO2固定で注目の「耕さない農業」、自然のシステムが持つ可能性とは? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    2019年の日国際賞「生物生産、生態・環境」分野に、米オハイオ州立大学のラタン・ラル特別栄誉教授(74)が選出された。ラル氏は、土壌を耕さない農法「不耕起栽培法」が土壌浸を防ぐことを実証し、普及に貢献した。手法は土壌を肥沃(ひよく)にすることに加え、大気中の二酸化炭素(CO2)を減少させる効果もあり、持続可能な開発目標(SDGs)にも大きな影響を与えている。 ―研究を始めたきっかけと、その中で感じることは何ですか。 「私は農家の出身で、若いころから土壌資源、土壌科学の必要性を感じていた。農業経営は非常に大変な作業だ。いかに生産性を高め、システムを改善するか、農業が尊敬されるには何が必要なのかと疑問を持っていた」 「研究の中で農業が抱える問題がアジアやアフリカ、中米や南米でも全て同じで、自然のシステムを活用することが解決策になると感じた。土壌を理解し、管理システムを改善することは、生きる

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    unijam 2019/01/30
  • 東北大院生らが事業化する文章推敲するAI ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東北大学の大学院生らが人工知能(AI)ベンチャー企業「Langsmith」(ラングスミス)を立ち上げた。自然言語処理とディープラーニング(深層学習)を組み合わせ、文章推敲(すいこう)AIサービスを2019年に事業化する。AIは研究と社会実装が不可分な領域だ。実際にサービスを提供しないと開発技術の性能や使い勝手を評価しきれない。若手研究者にとって起業が研究を加速させる手段になっている。 東北大大学院修士課程1年の伊藤拓海さんと栗林樹生さんが共同で起業した。伊藤さんは17年度の東北大総長賞に、栗林さんは工学部長賞に表彰された。5月に会社を登記し、今夏に技術を論文として発表。18年度内にAIの商用モデルを構築して19年度に推敲サービスを始める。 ラングスミスは文章の推敲支援を事業の柱に据える。書き手が「こんなことを言いたい」と思う粗い文章を入力すると、AIが多数の文書候補を提案する。言葉選びや言

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  • 漫画データの着色サービス商用化へ、作業時間は「人だけ」の半分に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大日印刷は、人工知能(AI)を使ってモノクロの漫画データを着色するサービスの商用化に乗り出す。AIが着色し、トーンの変更など細かい部分を人が手直しする。色を塗る作業にかかる時間は、全て人が行う場合に比べて半分程度にできるという。漫画の出版を手がける企業の需要を見込んでおり、2020年度に2億円の売り上げを目指す。 大日印刷が開発したシステムは、AIが漫画の各コマに書かれた内容を判断して着色する。内容によっては1コマ10秒程度で着色可能。さらに同社の漫画専門のエンジニアが、トーンの変更など細かい修正をして完成度を高める。人が漫画の着色をする場合、1枚のイラストに1日程度要する場合もあるが、同サービスを使えば時間を半分程度に短縮できるという。 同社によると、海外の電子コミック市場ではカラー漫画が主流。一方、国内の漫画はモノクロの作品が多く、「海外進出にはカラー化した方が良いのでは」という声

    漫画データの着色サービス商用化へ、作業時間は「人だけ」の半分に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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