1994年刊行の雑誌『クイック・ジャパン』から生まれたウェブニュースメディア『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』。私たちが「本当におもしろい」と確信したことだけを活字に。個人の声、個人の視点にこだわり、カルチャー(生活)からニュース(世界)を読むことを実践。
日本在住ドイツ人、マライ・メントラインが(信じられないことに!)始まってしまったロシアのウクライナ侵攻を考える。プーチンは「いわゆる『ネットで真実を知った系おじさん』化しているのでは?」疑惑が恐ろしい。 世界を「え?」と驚かせたプーチンの強烈主張 ロシア軍によるウクライナ侵攻は現在(2022/3/6時点)進行中で、やたらな情報が飛び交い、あまり断定的なことを述べるのが憚られる状況です。かといって他の話題に首を突っ込む気にもならないというのが正直なところで、実に困ります。 キューバ危機にも似た、あるいはそれ以上の緊張感が世界を包み、「あの」ドイツすらまさかの対露強硬姿勢を明確にし、軍事・政治だけでなく世界経済にも多大な影響を与えている今回の事態がどういう結末を迎えるのかはわかりません。が、現時点で世界を「え?」と驚かせたプーチンの強烈主張のひとつに、 ウクライナを非ナチ化する という開戦理由
名作ぞろいの水島新司の作品を未来につなぎたい。なのに! 水島マンガ評論家でもあるライター・オグマナオトが、悲しい現状を訴える。 水島マンガを語ることはタブーなのか? 9月23日の『水曜日のダウンタウン』(TBS)で「野球漫画史上最強の防御率No.1投手ランキング」なる企画が放送された。歴代の人気野球マンガから50作品をピックアップし、「規定投球回数は50イニング以上での防御率上位10人をランキングする」というもの。 ツッコミどころは満載である。小学生も中学・高校もプロも同じ土俵で語るのは無理があるし、高校とプロは成績を合算しているのに、星飛雄馬は左投げと右投げでは合算していなかったのも謎。そもそも、50作品に何を選んだのかも明かしてほしかったところだ。 それでも、野球マンガファンとしてこういった企画が地上波で流れることはやはり歓迎したい。初めて作品の存在を知り、「じゃあ読んでみようかな」と
「好きなものを深めたい」からラジオへ 2020年4月に高校に入学した私は、現役の“FJK”(First JK=高校1年生)である。 令和JKは、SNSと共に生きる世代。インスタグラムに軸足を置き、恋リアを嗜み、推しの俳優やアイドルについて友達と話に花を咲かせる。しかしながら、私はそんな女子高生にはなれなかった。 「生活の中心にしているもの」「なくなると生きていけないもの」「愛してやまないもの」。私の場合、これらがひとつに集約されている。ラジオだ。自己紹介では、名前より先に「ラジオが主食のラジオ好き女子高校生です」と言いたいくらいにはラジオが好きだ。 幼いころからラジオにはなじみがあった。母が仕事中のBGMとしてJ-WAVEを流していたからだ。「君の席」(バナナマンとおぎやはぎとラーメンズによるお笑いユニット)が好きな母は『バナナマンのバナナムーンGOLD』と『おぎやはぎのメガネびいき』(共
芸人たちが劇場への出演もテレビ番組の収録も封じられた時期に、大きな注目を集めたコンビがいる。『M-1グランプリ2019』決勝にも進出したすゑひろがりずだ。自粛期間中に彼らのYouTubeチャンネルの人気が爆発。復活したよしもと各劇場からの配信公演でも、ふたりが出るものはずば抜けてチケットが売れているという。芸歴15年目、コンビになって9年。「とにかく人気がなかった」と繰り返す彼らの大逆転のカギは「大宮よしもと」「大宮セブン」にあった。 収益を見て、ちょっと怖くなった ——おふたりがYouTubeチャンネル『すゑひろがりず局番』をはじめたのは約1年半前(2019年2月)ですよね。最初のきっかけは? 三島 誘っていただいたんですよ。今も動画の編集をやってくれているカナメくんという若い子に。 南條 もともと、カナメくんは僕の知り合いだったんです。俳優をやってたんですけど、辞めて映像の仕事を勉強し
どきどきキャンプ佐藤満春、通称「サトミツ」。『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でたびたび名前が挙がり、アイドルバラエティ『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)では号泣事件が話題を呼ぶなど、コアなお笑いファンやアイドルファンの間で注目を集めている。 彼はこれまで芸人兼構成作家という異色のキャリアを歩み、芸能界で地道に結果を残しつづけてきた。オードリーのふたりをはじめ、南海キャンディーズ山里亮太、さらにテレビの裏側を支えるディレクターや放送作家まで、彼に絶大な信頼を寄せる関係者は多い。「自分がヒーローにならなくてもいい」と言うサトミツ独自の仕事論とこれまでの歩みから、謎に包まれた人物像を紐解いていく1万字のロングインタビュー。 どきどきキャンプ佐藤満春 (さとう・みつはる)/写真右 1978年生まれ、東京都出身。芸人や放送作家としての活躍以外にも、名誉トイレ診断士の資格を持ち
新型コロナウイルスの影響で休校となり、家で過ごす日々がつづく子どもたちはまだまだ多い。そんななか、ライター井口エリの姪(小学校3年生)はNintendo Switch用ゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』内で起業をした。子どもたちは今、『あつ森』の世界でいったい何を学んでいるのだろうか。 それぞれの楽しみ方を見つけられる『あつ森』 『あつまれ どうぶつの森』(通称:あつ森)は、任天堂から2020年3月20日に発売されたNintendo Switch用のゲームソフト。ゲーム情報誌『ファミ通』の発表によると、『あつ森』は5月11日には国内での累計売上本数が389.5万本を突破した。この数は、ざっと計算して12とか13世帯に1世帯が『あつ森』を遊んでいることになる。すごいことだ。 島の中に家具を配置したり、花を育てたり、好きな服に着替えたり、自由度が高い 『あつ森』は「何もないから、なんでもで
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