エルサレム問題(ヨルダンの困難な立場) 2017年12月26日 16:17 ヨルダンアメリカの外交政策 エルサレムに関するトランプ宣言と、その後の国連総会での投票で米国の宣言は無効との決議案に賛成した国に対しては、援助を削減するとのトランプの宣言等で、ヨルダンが極めて困難な立場に置かれています。 アラブ議員連盟の会議で、ヨルダンがエルサレムン聖地の守護者(管理者)であることを確認する文言を入れようとしたヨルダン議員団に対して、サウディ議員団が執拗に反対したことは先に報告しましたが、確かにこのところサウディ(特に皇太子)がトランプと一緒になって、エルサレム等について何かをたくらんでいるとの噂が絶えません。ヨルダンにとって、サウディとの関係は極めて重要ですが、他方人口の半分がパレスチナ系で、王国の祖先がメッカの太守であったヨルダンにとっては、パレスチナ問題で下手な動きをすると、それこそ王国の命