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2017年2月5日のブックマーク (9件)

  • 人類史の曲がり角!? 私たちは今、どのような時代を生きているのか(内山 節) @gendai_biz

    はじめに 次第に国家が意味を失っていく、いま世界はそんな時代に入りはじめたのではないだろうか。 20世紀終盤にソ連が崩壊したとき、旧ソ連はいくつかの国に分解した。それが何を顕しているのかといえば、旧ソ連が国家としての意味を失っていたということである。だからそれは分解することになった。同じ時期に旧ユーゴスラビアやチェコスロバキアも分解している。それらの国もまた、国家としての意味を失っていた。 このときは社会主義の崩壊として語られていたが、もうひとつ見逃してはいけないことは、国家の虚無化がすすんでいた、それ以前の国家が存在意義を失っていたということである。国家は黄昏化がすすむときがある。 このときの動きは、これからの時代を先取りしていたのかもしれない。イギリスはこれからスコットランド、北アイルランド、ウエールズ、イングランドに分解していくかもしれない。ベルギーもふたつの国になる可能性を秘めてい

    人類史の曲がり角!? 私たちは今、どのような時代を生きているのか(内山 節) @gendai_biz
  • 安倍政権が「強い国家」を目指すほど、国家は結局弱くなる単純な理由(内山 節) @gendai_biz

    国家というもののとらえ方 国家のとらえ方は、時間幅の設定の仕方によって変化する。 それはこういうことである。 たとえば今日の私たちは電気のない生活など考えられない。ところが長い人類史のなかでは、人間が電気とともに暮らしたのはせいぜいこの100年間くらいのことであり、何をするにも電気が必要な生活をするようになってからは、まだ50年くらいしかたっていない。 人類史全体をみれば、電気のない生活の方がはるかに長いが、いまの私たちにはそんなことは想像することもできない。 国家も同じような面をもっている。50万年近い人類史をみれば、国家のない社会で人々が生きていた時間の方が圧倒的に長かった。 * * * 日で国家の形成がはじまるのは律令制に向けた整備がはじまる頃で、乙巳の変(いっしのへん)、大化改新を起点としても、その前の冠位十二階の制定あたりを起点としたとしても、まだ1500年もたっていない。 そ

    安倍政権が「強い国家」を目指すほど、国家は結局弱くなる単純な理由(内山 節) @gendai_biz
  • トランプ政権は必ず行き詰まる!? いま問われる民主主義の「限界」(内山 節) @gendai_biz

    民主的に生まれた「独裁権力」 1804年、ナポレオン・ボナパルトは国民投票によってフランスの皇帝となった。フランス革命後の混乱やヨーロッパ諸国のフランス包囲網との戦いのなかで、ナポレオンはその前から完全に権力を掌握していたが、ついにこの年、独裁権力を完成させたのである。 1933年には選挙結果を受けて、ドイツでヒトラーが首相に就任している。翌年には総統となり、ナチスによる独裁権力を確立した。 このふたつの政権がおこなった政治の内容は、もちろん大きく異なっている。だが国民投票や選挙によって独裁権力を確立したという点では共通性をもっている。 国民の投票という「民主的」方法で権力を確立し、しかしその結果生まれた権力は、「民主的」な政権とはほど遠いものであった。このような政治権力のあり方を、私は「民主王朝制」と呼ぶことにする。民主的な手段で、王朝を確立したということである。 それとは逆に、「王朝民

    トランプ政権は必ず行き詰まる!? いま問われる民主主義の「限界」(内山 節) @gendai_biz
  • イスラエル:ネタニヤフ首相がアメリカ新政権を刺激しないと発表

  • 中東の窓 : シリア情勢

    シリア情勢 2017年02月05日 11:34 シリアヨルダン シリア情勢につき、断片的ながら次の通り ・日のアラビア語メディアの報じるシリア情勢は3で、ヨルダン空軍のIS空爆、シリア民主軍のラッカ封鎖、al bab の戦いです。 ・そのうち、ヨルダン空軍の空爆については、同軍の声明によると、3日夕ヨルダン空軍がシリア南部で、ISの武器弾薬庫、爆装車両の工場、兵舎等を精密爆弾で攻撃した由。 攻撃した地域はヤルムーク流域で、この攻撃はヨルダンのパイロットがISにより焼殺された2周年目となる由 (最近、ヨルダン空軍の空爆のニュースは久しく見ていないが…もっともヨルダン軍は、これまでも攻撃は続いていたとしている由・・・あのヨルダン空軍のパイロットが焼殺された2周年目ということは、少なくとも、これまでない程度の規模の大きい攻撃であったのではないかと思われる。 さらに、特に具体的な証拠や報道がある

  • 中東の窓 : イラク情勢

    イラク情勢 2017年02月05日 15:42 イラクアメリカの外交政策 イラク情勢につき、アラビア語メディアから取りまとめたところ、次の通りです ・どうやらイラクにもトランプ旋風が吹き荒れているようです。 イラクは渡航規制の7国の中に入っていましたが(確かCNNでは元米軍の通訳をしていた男性が、米国への渡航ができなくなり、命の危険にさらされていると訴えているのを報じていたが、現在ISからモースル奪還作戦を米軍が支援して行っている中で、すべてのイラク人の入国を禁止するとは、まさしく味噌もくそも一緒にする愚行だが)、今度はトランプが、イバーディ首相との面談を拒否したとのことです。 これは、イバーディが就任の祝意を表しに行きたい(音は渡航禁止の緩和を訴えることではないかと思うが?)と表明未したのに対して、米国大使が、米国のイラクの対IS戦闘支持は続けるものの、トランプは面談を拒否したと、首相

  • 「トランプ・ワールド」で緊張の高まるパレスチナ:イスラエルのガザ侵攻はあるか(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    トランプ氏が米国大統領に就任して半月あまり。TPP離脱やNAFTA見直し、イスラーム系移民の入国規制、メキシコとの国境沿いの壁建設など、大統領選挙で打ち出した方針のうち実行に移されました。それによって世界は大きく揺れており、中ロやイスラーム系組織など米国と敵対的な勢力だけでなく、日やオーストラリアなどの同盟国も、その一挙手一投足に神経をとがらせざるを得なくなっています。 しかし、なかにはトランプ政権の発足を「追い風」と捉えて、自らの方針を加速させる国もあり、イスラエルはその典型例といえます。 日ではあまり報道されていませんが、先月からイスラエル軍の行動は活発化しています。1月15日、イスラエル軍はガザにあるイスラーム武装組織ハマースの施設を攻撃。そして24日には、やはりハマースの施設をイスラエル軍の戦車が攻撃しました。これに関して、イスラエル政府は「パトロール中の部隊が攻撃を受けたこと

    「トランプ・ワールド」で緊張の高まるパレスチナ:イスラエルのガザ侵攻はあるか(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • EU、密航阻止でリビアを支援 「分別ある方法で」:朝日新聞デジタル

    欧州連合(EU)は3日、地中海の島国マルタの首都バレッタで開かれた首脳会合で、対岸のリビアなどからイタリアを目指す地中海ルートでの難民・移民の密航を阻止するため、リビア暫定政府による沿岸警備への支援を強化するなどの共同宣言を採択した。 EU議長国マルタのムスカット首相は会見で、「移民の管理は、白黒つけられるものではない。何もしないことでも、極端な手段に頼るものでもない。分別のある方法でこそ、前へ進める」と述べ、トランプ米政権の難民・移民に対する強硬な方針を暗に批判した。 首脳会合の前日、イタリアとリビアは当局管理のキャンプをリビア国内に設置し、移民らの祖国への送還を促すことなどで合意した。内戦で無政府状態に陥ったリビアでは沿岸警備が緩み、密航業者が暗躍。昨年は18万1千人以上の難民・移民がイタリアへ密航した。転覆事故も絶えず、4500人以上が死亡している。過激派組織「イスラム国」(IS)が

    EU、密航阻止でリビアを支援 「分別ある方法で」:朝日新聞デジタル
  • 〔トルコ〕イズミール裁判所爆弾事件、クルディスタン自由の鷹(TAK)が声明(全文) - イスラム国(IS)・イラク・シリア・クルド情勢