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2016年1月10日のブックマーク (6件)

  • 中東の窓 : リビア情勢(米仏の軍事介入?)

    リビア情勢(米仏の軍事介入?) 2016年01月10日 10:26 リビアアメリカの外交政策 リビアでは、一向に政治的解決のめどがつかないうちに、ISの活動がますます活発になっていますが、安保理は9日、ゼリテンでのテロ及び産油地帯に対する攻撃を非難する新聞声明を出したとのことです。 他方、最近トラブルの続いているミスラタも9日救急車が自爆したとのことですが、住民等に被害はない模様です。 そのような中で、最近米英仏等が軍事介入の準備をしているという報道が散見されましたが、al jazeera net とal qods al arabi net は米仏がその軍事介入について、アルジェリアに通告して、その協力を求めたとのアルジェリア紙を引用して報じています。 リビアにはまだまともな政府もない状況で、米仏等が真剣に軍事介入を考えているのか疑問ですが、リビアの状況が悪化しつつあることも事実なので、取

  • NO4015 『厳しさを増してきたシリア難民への対応』

  • 中東の窓 : ギザでのテロ(エジプト)

    ギザでのテロ(エジプト) 2016年01月09日 20:12 エジプトテロ エジプトのガルダカでの観光客に対するテロにつき朝方書いたところですが、今度はギザで、警察に対するテロで、警察士官1名と警官1名が死亡しました。 ギザでは先にピラミッドに近いところで、イスラエル観光客のバスが襲撃され、幸い被害はなかった模様ですが、ギザといっても広く、今回はかなり南のようですが、何者かが彼らの乗った車を銃撃したとのことです。 現在のところ犯行声明は出ていない模様です。 シナイ半島では、ほぼ連日治安部隊と過激派の衝突があり、双方に被害が出ていますが、あまり頻繁なので、いちいち報告していないところ、どうやら最近テロの範囲が、シナイ半島からエジプト土にも広がりつつある感じがするので、取りあえず http://www.alquds.co.uk/?p=462784

  • 中東の窓 : リビア情勢(統一政府首相候補の暗殺未遂?)

    リビア情勢(統一政府首相候補の暗殺未遂?) 2016年01月09日 11:51 リビアテロ リビアはどうにもわかりにくいところで、せっかく統一政府を作る合意案ができたのに、これの両議会による批准が手間取っているうえに、首相候補に対する暗殺未遂事件も生じたようです。 どうやら速報ベースの話のようなので、正確か否かは知りませんが、事件の発端は先日報告したミスラタに近いゼリテンでの警察学校に対するテロです。 子のテロで警察学校に集められていた徴募兵47名が死亡した模様ですが(数字自体も当初いろいろとありましたが、aljazeera net の新しい記事では47名死亡となっている)、その死者に弔意を表するためにチュニジアから、現地に向かった首相候補faiz al seraj 等が暗殺未遂事件にあった模様です。 記事によると、チュニジアからミスラタに飛来した(どうやら彼は現在チュニジアを根拠地として

  • 中東の窓 : ISのトルコ軍訓練基地襲撃(イラン軍の否定)

    ISのトルコ軍訓練基地襲撃(イラン軍の否定) 2016年01月09日 14:38 トルコIS どうも日は中東関係のニュースでは不思議な日です。 昨日トルコのエルドアン大統領が、ISがモースル近くのトルコ軍の訓練基地に浸透しようとして、トルコ兵がこれを阻止して、ISに18名の死者を出したと語った、というニュースをお伝えしましたが、al arabiya net はイラク軍合同策s全司令部が、イラク領内でトルコ兵とISの衝突はなかった、とこれを否定したと報じています。 それによると、同司令部は9日早朝、baashiqa郡であろうとどこであろうと、トルコ軍に対するISの攻撃はなく、そのような衝突は生じなかったとの声明を発した由。 http://www.hurriyetdailynews.com/turkish-security-forces-kill-18-isil-attackers-in-i

  • 本当の危機は断交ではなく、ISを利する民衆感情の悪化【サウジ・イラン断交(後編)】

    イラクとシリアでは有志連合などによるイスラム国(IS)攻撃が奏功しはじめているが、今回のサウジ・イラン断交でシーア・スンニ両派の民衆感情が悪化すれば、ISという「運動」がさらに力を増す恐れもある(ISのプロパガンダビデオと思われる映像より) Social Media via Reuters-REUTERS ※【サウジ・イラン断交(前編)】シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった はこちら 「メッカ大モスク占拠事件」以来の集団処刑 サウジ内務省にとって今回47人の「テロリスト」を一挙に処刑したことは、歴史的な重要性を持っている。サウジの新聞は、今回の「テロリスト」の集団処刑は、1979年に起きた「メッカ大モスク占拠事件」に関係した63人の実行犯が処刑されて以来の規模だと解説していた。 集団処刑を公表した内務省の声明文では、処刑された47人の名前のリストの後に、死刑の理由となった犯罪につ

    本当の危機は断交ではなく、ISを利する民衆感情の悪化【サウジ・イラン断交(後編)】