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2016年1月11日のブックマーク (3件)

  • 中東の窓 : アルカイダのサウディに対する報復宣言

    アルカイダのサウディに対する報復宣言 2016年01月11日 18:32 サウジアラビアアルカエダ 先日サウディが過激派47名を処刑した件では、シーア派の指導者nimr al nimr の処刑に関連して、イランとサウディとの関係が問題とされてきました、残りはスンニ派の過激派のはずで、こちらの方はどうなるのかと思っていたら、案の定アルカイダがサウディに対して報復を予告する宣言を出したようです。 al qods al arabi net によると、マグレブイスラム諸国のアルカイダとアラビア半島のアルカイダが、10日連名で彼らの処刑はサウディの新しい犯罪であるとして、厳しい調子で非難し、サウディ王朝は十字軍(要するに欧米諸国)と協力しているとして、報復を宣言したとのことです。 それによると処刑された残りのものは、21世紀に入ってから逮捕されたもので、アルカイダのメンバーとのことです。 http:

  • 難民対策の根本に置くべき視点とは - 長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)理事長)|論座アーカイブ

    難民対策の根に置くべき視点とは 「人間の安全保障」という概念 長有紀枝理事長 立教大学教授、難民を助ける会(AAR)理事長 2015年の難民問題をめぐる状況、特にシリア難民をめぐる状況について、「戦後最悪の難民問題」「今世紀最大の人道危機」というような、いかにもセンセーショナルな修飾語を聞くたびに居心地の悪さと違和感を覚える。確かに数字の上では、6千万人というこれまでにない数字(国連難民高等弁務官事務所〈UNHCR〉グローバル・トレンズ2014)を記録している。しかし、国際社会、正確には西側の先進ドナー諸国と日がこれほどまでに難民問題をセンセーショナルに取り上げるのは、シリア難民が大量に欧州に流入を始めたからにほかならない。 これまでも、スーダンや南スーダン、ソマリアやコンゴ民主共和国(旧ザイール)、アフガニスタン、イラクで限りない数の難民が流出を続けていた。しかし、これらの難民の避難

    難民対策の根本に置くべき視点とは - 長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)理事長)|論座アーカイブ
  • 16年、シリア内戦と「イスラム国」の行方(上) - 川上泰徳|論座アーカイブ

    16年、シリア内戦と「イスラム国」の行方(上) アサド政権軍とロシア軍の攻撃を停止させなければ、悲劇は終わらない 川上泰徳 中東ジャーナリスト 今年2016年の中東情勢は2015年と同様にシリア内戦と「イスラム国(IS)」を中心に回っていくことになる。シリア内戦とISの問題を分けて今年どうなるかを考えてみたい。 シリア内戦を終わらせる和平協議の行方 シリア内戦は、アサド政権と反体制派の武力抗争の行方と、2015年に大きな問題となった難民問題の行方の両方に関わる。すでに25万人が死亡し、420万人の難民が出ているというのは第2次世界大戦後、最悪の事態だ。 内戦を終わらせ、統一政府をつくる枠組みとスケジュールが、昨年2015年11月に米国、ロシア、イラン、サウジアラビアなどが入ったウィーンでのシリア支援国外相会合で合意された。 それをもとに12月に国連の安全保障理事会が内戦終結のための枠組みと

    16年、シリア内戦と「イスラム国」の行方(上) - 川上泰徳|論座アーカイブ