タグ

2017年1月26日のブックマーク (17件)

  • 中東の窓 : シリア情勢)(アスタナ後)

    シリア情勢)(アスタナ後) 2017年01月26日 15:41 シリアロシア シリア情勢も、アスタナ会議を経て、どうやらかなり動き出した感じがありますが、気づきの点としては ロシアの影響力が極めて大きくなったこと ロシアとトルコの蜜月が目立つ、反面イランの陰が薄くなった感がある シャム・ファタハ戦線と他の反政府軍を引き離す、ロシアの目論見が成功しつつあること トルコは「ユーフラティスの盾」での占拠地の勢力を固め、安全地帯の設置にもっていこうとしている 等ですが、ここでも朝方お伝えした、トランプの安全地帯設置案が、どのくらい真剣なものかで、状況も大きく変わってくると思います とりあえずアラビア語メディア等からの記事を取りまとめたところ、次の通り ・(先日ロシア土から長距離爆撃機Tu22だったかを使って空爆をしたことをお伝えしましたが)ロシア国防省は、6機の長距離爆撃機が、土から飛び立ち

  • 中東の窓 : トランプのシリアでの安全地帯の設置構想

    トランプのシリアでの安全地帯の設置構想 2017年01月26日 11:42 アメリカの外交政策シリア 日のメディアも大きく報じていますが、トランプ大統領はメキシコとの国境に壁を築く大統領令に署名し、近く中東諸国からの入国制限(シリア、イラク、イラン、ソマリア、イエメン、リビア等と伝えられる)と難民の受け入れ一時停止を命じるだろうと報じられています。 おそらく、このうちのシリア難民に関連すると思われますが、ロイターおよびAFPは、彼がシリア内外に避難民のための安全地帯を築くように命ずる大統領令の案を入手したとして、その内容や、若干の他国のコメントを報じています(実はどこだったか、アラブメディアの中にはシリアにも壁を築くように命令すると報じたものがありましたが、明らかにメキシコとの混同であったらしく、すぐ記事は消えてしまいました) もちろんまだ大統領令の案文が流出したという段階ですから、実際

  • 中東の窓 : 西モースル奪還作戦の開始

    西モースル奪還作戦の開始 2017年01月26日 09:59 イラクIS イラク軍は、東モースルの完全制圧を宣言しましたが、どうやら西モースル奪還作戦も始まった模様です(もっともまだ初期の準備射撃の段階ですが) アラビア語メディアから、次の通り ・イバーディ首相は、イラク軍等に対して速やかに西モースル解放のために行動するように呼び掛けた。 ・モースルの軍事筋は、イラク軍が25日、西モースルに対する攻撃の準備として、西モースルに対する砲撃を開始したと語った。 ・イラク工兵隊は、東から西への兵員等の移動のために、ユーフラティス川に複数の浮き橋をかけた。 ・これに対してISは西モースルから東に対しロケットを発射し、住民に複数の死傷者がでた。 ・これまで東モースルの攻略戦には参加しなかったシーア派民兵(確か彼らはモースルの西のテルアファルでISのシリアとの連絡線を絶つ作戦に従事し、住民に対する弾圧

  • 日本人も監視されている、それでいいのか? 映画『スノーデン』で考えたい今私たちの問題

    オリバー・ストーン監督、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演の『スノーデン』が1月27日金曜日より日公開となる。アメリカ国家安全保障局(NSA)、中央情報局 (CIA)の元局員であり、情報収集活動に携わったコンピュータ専門家のエドワード・スノーデンが、2013年6月にNSA の機密情報をイギリスのガーディアン紙に暴露した事件を描いたノンフィクションが原作となっている。 ◆英雄か、犯罪者か 怪我のために軍隊除隊を余儀なくされた愛国的青年スノーデンは2006年、コンピュータの知識を買われCIAに入局する。2007年、スイスのジュネーブに派遣されるが、そこで対テロ諜報対策の名目のもと、アメリカ政府が自国民のみならず世界中の一般市民から膨大な情報を収集していることを知る。その後、2009年にNSAの契約職員、コンピュータ会社デルの社員として来日(デルは、NSAの請負会社の1つ)し、米軍横田基地内で

    日本人も監視されている、それでいいのか? 映画『スノーデン』で考えたい今私たちの問題
  • 映画『海は燃えている』公式サイト

    12歳の少年サムエレは、友だちと手作りのパチンコで遊び、島の人々はどこにでもある毎日を生きている。しかし、この島には彼が知らないもうひとつの顔がある。アフリカや中東から命がけで地中海を渡り、ヨーロッパを目指す多くの難民・移民の玄関口なのだ。島の人口約5500人に対して、今は年間5万人を超える難民・移民がランペドゥーサ島へやってきている。島には巨大な無線施設が建ち、港には数多くの救助艇が停泊している。ひとたび難民たちが乗った船から救難要請の連絡が入ると、無線が飛び交い、ヘリコプターが飛び立つ。夜の海を照らすサーチライトが難民たちを探している。そんな緊迫した様子とは対照的に、島の日常は流れていく。家々のラジオからは音楽が聞こえ、漁師は海へ出かけ、雷の日には老女は家で針に刺しゅう糸をとおす。同じ島にありながら、島の生活と難民たちの悲劇は決して交わることがない。両者を結ぶのは、島でたったひとりの医

    映画『海は燃えている』公式サイト
  • シリア停戦維持、ロシア・トルコ・イランで共同声明 アメリカは抜き

    シリア停戦維持で合意 米国抜きの構図、鮮明に  シリア内戦をめぐり、カザフスタンの首都アスタナで開かれたアサド政権と反体制派武装組織の和平協議は24日、昨年末に発効した停戦合意を完全に履行させるため、仲介役のロシア、トルコ、イランによる停戦監視の仕組みを新たに立ち上げることを盛り込んだ共同声明を発表し、閉会した。声明はこの3カ国による連名で出され、政権と反体制派は含まれていない。  今回の協議でトランプ米政権は、駐カザフスタン大使のオブザーバー参加にとどめた。停戦を主導したロシアとトルコが、米国抜きでシリア和平を進める構図が鮮明になった。  声明では「シリア内戦に軍事的解決はなく、政治移行プロセスを通じた解決しかない」ことを確認。停戦から除外した「イスラム国」(IS)や「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)などの過激派組織について、「(ロシア、トルコ、イランの)3カ国共同で戦闘を続け、反体制派

    シリア停戦維持、ロシア・トルコ・イランで共同声明 アメリカは抜き
  • イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島… | 世界日報

    イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島からさらに南西へ220㌔の所にある、人口5500人の漁村。この30年間、アフリカ大陸から船で逃れてきた難民の中継地になってきた。 ジャンフランコ・ロージ監督はこの島に1年半滞在し、ドキュメンタリー映画「海は燃えている」を製作。少年を中心とする島民の日常生活が活写され、救助を求める難民が描かれるが、島民と難民は交わることがない。 4年前から救助船が難民の救助に当たり、難民は島の抑留センターから、土へと移されるからだ。2月11日の公開に先立ち同監督が来日し、先日、東京のイタリア文化会館で記者会見した。 「島で重要な人々との出会いがありました」という一人が、バルトロ医師だ。救助された難民すべてについて立ち会ってきた。病院に行くか、抑留センターに行くか、死亡した者か、分ける。 島を通過する難民は年間5万人。映画の中でバルトロ医師は「どれだけ検分したか分から

    イタリアのランペドゥーサ島は、シチリア島… | 世界日報
  • イスラエル 新たに入植者向け住宅 トランプ政権発足で加速か | NHKニュース

    イスラエル政府は24日、新たにヨルダン川西岸の占領地にユダヤ人入植者向けの住宅2500戸を建設する計画を承認し、アメリカトランプ政権が発足したことを受けて入植活動を加速させる構えを見せています。 イスラエルでは22日にもエルサレム市が東エルサレムに住宅560戸余りを建設する計画を承認したばかりで、アメリカで新政権が発足した直後にまとまった規模の入植計画が相次いで承認された形となりました。 占領地への入植活動は国際法に違反しており、パレスチナ側との和平交渉の障害にもなるとして、国際社会が非難してきましたが、トランプ大統領は新たなイスラエル大使に入植活動を支持する人物を指名するなど入植地の問題でもイスラエルを擁護する立場を取ると見られています。 ネタニヤフ首相は24日、みずからのツイッターで、「われわれは建設し、そして建設し続ける」と投稿し入植を加速させる姿勢をアピールしました。 右派勢力か

    イスラエル 新たに入植者向け住宅 トランプ政権発足で加速か | NHKニュース
  • トランプ米大統領、移民制限に関する大統領令に25日署名へ

    1月24日、トランプ米大統領(写真)は、25日に国土安全保障省で、移民の制限に向けた複数の大統領令に署名するとみられる。議会関係者や専門家が明らかにした。23日にワシントンで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque) [ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は、25日に国土安全保障省で、移民の制限に向けた複数の大統領令に署名するとみられる。議会関係者や専門家が明らかにした。

    トランプ米大統領、移民制限に関する大統領令に25日署名へ
  • イスラエルが新たな入植者向け住宅、ヨルダン川西岸に2500戸

    1月24日、イスラエル国防省は、ヨルダン川西岸の占領地にユダヤ人入植者のための住宅2500戸を建設する計画を発表した。写真はトランプ米大統領。オハイオ州 で昨年10月撮影(2017年 ロイター/Carlo Allegri) [エルサレム 24日 ロイター] - イスラエル国防省は24日、ヨルダン川西岸の占領地にユダヤ人入植者のための住宅2500戸を建設する計画を発表した。トランプ米大統領が就任して以来、入植者住宅の建設計画発表は2回目。

    イスラエルが新たな入植者向け住宅、ヨルダン川西岸に2500戸
  • 国谷裕子がNHK『クロ現』降板の舞台裏を告白! 現場では続投方針だったのに突如、上層部から交代指示が… - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    国谷裕子がNHK『クロ現』降板の舞台裏を告白! 現場では続投方針だったのに突如、上層部から交代指示が… トランプ大統領のメディア攻撃に注目が集まっているが、それを見るにつけ、日の宰相はトランプの先駆けだったとつくづく感じずにいられない。トランプのようにいちいち言葉にしないだけで、この国の総理大臣は放送法をねじ曲げて解釈し、圧力文書をキー局に送りつけるなどの“攻撃”を仕掛けてきた。そして、トランプよりもっと露骨に、萎縮しないキャスターたちを次々に降板に追い込んだことは記憶に新しい。 そのキャスターのひとりが、NHKの看板番組『クローズアップ現代』のキャスターを23年間にわたって務めた国谷裕子氏だ。その国谷氏が、先日、初の著書『キャスターという仕事』(岩波新書)を出版。約1年のときを経て、ついにあの降板騒動についても言及しているのだ。 まず、国谷氏の番組降板が判明したのは2016年1月7日の

    国谷裕子がNHK『クロ現』降板の舞台裏を告白! 現場では続投方針だったのに突如、上層部から交代指示が… - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
  • ウソを恥じないトランプ政権に、日本はどう対応するべきか

    <80年代の感覚で日批判を続けるトランプがやっかいなのは、「劇場型パフォーマンス」のためには平然とウソをつくところ>(写真:今週TPP離脱の大統領令に署名したトランプトランプ大統領は今週23日に、大企業の経営者などとの会合で、規制緩和や法人税率の緩和など「企業優遇政策」を口にした一方で、日中国の通商政策を批判しました。要するに、貿易赤字が大きいのは問題だとか、それぞれにアメリカ製品を売りにくくしているなどという内容です。 また「いつものトランプ節」というわけです。選挙戦の時からずっと、言い続けていますが、ファクト・チェックを行えば簡単に反論できる内容です。 まず、基的に日への批判というのは、80年代のレトロ感覚で言っているだけであり、自動車産業に関して言えば、現在は現地生産比率が非常に高くなっており、部品産業を含めてアメリカで巨大な雇用を創出しています。 また、日で「アメ車

    ウソを恥じないトランプ政権に、日本はどう対応するべきか
  • トランプ大統領、中絶に反対する大統領令に署名 そこに女性の姿はなかった | ハフポスト

    アメリカのドナルド・トランプ大統領は1月23日、世界各国で人工妊娠中絶を支援する非政府組織(NGO)への助成を禁じる大統領令に署名した。中絶に反対する保守派の意向を汲んだ政策の転換となった。 マイク・ペンス副大統領はじめ、白人男性スタッフに囲まれ、トランプ大統領は、世界中の女性のリプロダクティブ・ヘルス / ライツ(性と生殖に関する健康・権利)に大きな影響を及ぼす人工妊娠中絶に反対する大統領令に署名した。

    トランプ大統領、中絶に反対する大統領令に署名 そこに女性の姿はなかった | ハフポスト
  • イスラエルによる入植地建設計画の推進について(外務報道官談話)

    1 今般,イスラエル政府が東エルサレム及びヨルダン川西岸において入植地建設計画を承認したとの情報に接し,我が国を含む国際社会の再三の呼びかけにもかかわらず,イスラエル政府が入植活動を継続していることに対して我が国として強い遺憾の意を表明します。 2 入植活動は国際法違反であり,我が国は,イスラエル政府に対し,入植活動の完全凍結を繰り返し呼びかけてきました。我が国は,イスラエル政府に対し,二国家解決の実現を損なうような入植地建設計画を実施しないよう改めて強く求めます。 (参考) 現地情報によれば,1月22日(現地時間),エルサレム市住宅建設委員会は,東エルサレムの入植地における566棟の住宅建設を承認した。内訳は,ラマット・シュロモ入植地:174棟,ラモット入植地:324棟,ピスガット・ゼエヴ入植地:68棟。また,報道によれば,1月24日,イスラエル政府はヨルダン川西岸の入植地において計2,

  • オバマ政権への期待を裏切られた愛国者「スノーデン」を描く

    <元CIA職員エドワード・スノーデンをめぐってはすでに優れたドキュメンタリーがあるが、オリバー・ストーン監督の『スノーデン』は、彼のキャリアの変遷や恋人との関係が描き出され告発の動機を掘り下げる> 以前、コラムで取り上げたローラ・ポイトラス監督の『シチズンフォー スノーデンの暴露』(14)は、29歳の元CIA職員エドワード・スノーデンが、NSA(国家安全保障局)の大量監視に関する内部告発に踏み切る過程をリアルタイムでとらえたドキュメンタリーだった。スノーデン事件を題材にしたオリバー・ストーン監督の『スノーデン』は、このドキュメンタリーと対比してみると、独自の視点がより明確になる。 【参考記事】スノーデンが告発に踏み切る姿を記録した間違いなく貴重な映像 NSAの機密文書を入手したスノーデンは、2013年に米国法が及ばない香港に向かい、滞在するホテルに以前から接触していたポイトラス監督とジャー

    オバマ政権への期待を裏切られた愛国者「スノーデン」を描く
  • 中東の窓 : 入植地の拡大(パレスチナ)

    入植地の拡大(パレスチナ) 2017年01月25日 12:09 イスラエルパレスチナ 昨日は、米大使館のエルサレム移転(実質問題よりは象徴的な重要性を有しているが)については、トランプ政権もネタニアフ政権も、慎重に進めようとしている(というかあまり急いではいない)というニュースをお伝えしましたが、他方占領地(ヨルダン川西岸とエルサレム)については、ネタニアフ政権は、どうやらオバマの足かせが取れたのを幸いと、この際パレスチナ側や国連の反発にはお構いなく、どしどし進める意向のようです。 y net news は、イスラエル首相と国防大臣が、西岸性領地に新たに2500の入植ユニットを建設することで合意したと報じています。 記事は、この決定は増加して入る需要にこたえるもので、基的には既存の入植地内で建設されるとしているよし。 確か、この問題については、パレスチナのアッバス議長等が非難していたかと

  • 中東の窓 : シリア情勢(アスタナ会議とその後)

    シリア情勢(アスタナ会議とその後) 2017年01月25日 10:53 シリアロシア アスタナ24日終了し、最終コミュニケが出ましたが、さすがに日のメディアもかなり詳しく報じていますので、とりあえずは落穂ひろいだけ・・・・・ ・コミュニケは、シリアの停戦を確認し、ロシアートルコーイランがその保証者となるとして、3国が停戦監視の体制を整備するとしています。 またこの会議は、2月8日に国連傘下で開かれるシリア和平会議にひきつながれるとして、その会議には反政府軍(複数)も出席できるとしている また、全般的な停戦とは別に、ISとシャム・ファタハ戦線(アルカイダ系)との戦闘は継続されるとした(この点、これまで同戦線とほかの反政府軍を明確に区別することを要求していたロシア、シリア政府の要求が通ったことになる) ・他方、極めて異例と思われるのは、政府側も反政府側も、内容に異論はない(特に政府側は支持)