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2017年6月30日のブックマーク (24件)

  • イラク首相「ISISの終焉」と宣言 北部拠点の象徴的モスク制圧

    6月29日、イラク北部モスルの旧市街で過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を進める政府軍は、歴史的礼拝所ヌーリ・モスク周辺を制圧。これを受け、アバディ首相は「偽りの国家の終わり」を迎えたと宣言した。モスルで28日撮影(2017年 ロイター/Ahmed Jadallah) イラク北部モスルの旧市街で過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を進める政府軍は29日、歴史的礼拝所ヌーリ・モスク周辺を制圧した。これを受け、アバディ首相は「偽りの国家の終わり」を迎えたと宣言した。 ISが3年前に「国家樹立」を宣言したモスクの奪還は、象徴的な勝利と言える。旧市街にはIS兵士がなお潜伏しているが、イラク当局はモスルでの戦闘が数日以内に終了するとみている。 アバディ氏は声明で「ヌーリ・モスクとハドバ尖塔の奪還はISという偽りの国家の終わりを意味する」と強調した。 モスル陥落によりイラク国内のIS支配地域

    イラク首相「ISISの終焉」と宣言 北部拠点の象徴的モスク制圧
  • コラム:モスル陥落でも拡散するイスラム国の恐怖

    6月29日、イラク政府高官は、過激派組織「イスラム国」(IS)の「カリフ国家」は終わったと宣言した。モスル旧市街のヌーリ・モスクで撮影(2017年 ロイター/Erik De Castro) [29日 ロイター] - イラク政府高官は、過激派組織「イスラム国」(IS)の「カリフ国家」(預言者ムハンマドの後継者カリフが指導する国家)は終わったと宣言した。数カ月にわたる市街地戦と米軍の空爆を経て、イラク軍は6月29日、国内最後のIS拠点となったモスルから武装勢力を排除するまであと一歩に迫ったと表明した。 「偽りの国家は崩壊した」と、イラク軍の将軍は、モスル旧市街のシンボル的存在であるモスクを奪還した後、国営テレビに語った。シリアでは、米軍の支援を受けた民兵組織が、ISが自ら「カリフ国家」の首都と宣言した東部ラッカの奪還作戦を進めている。 シリアとイラクで最後に残ったIS支配下の2都市の陥落が間近

    コラム:モスル陥落でも拡散するイスラム国の恐怖
  • シリア民主軍、ISの「首都」ラッカを完全包囲 最後の退路断つ

    シリア・ラッカ西郊で休息する米国人狙撃手。この狙撃手は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦闘でシリア民主軍(SDF)と共闘しているキリスト教徒の小規模武装組織「シリア軍事評議会」(SMC)を支援している(2017年6月27日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【6月30日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカ(Raqa)の奪還作戦で、米主導の有志連合の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は29日、ラッカからの最後の退路を断ち、ISを完全包囲した。これに対しIS戦闘員は複数の自爆攻撃を行うなどして反撃した。 在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、SDFはISがラッカからの撤退する際に中継地点として使用してき

    シリア民主軍、ISの「首都」ラッカを完全包囲 最後の退路断つ
  • ISISの終焉:支配地域は縮小、資金も枯渇

    <イラクのモスルに続いてISISが「首都」と称するシリアのラッカに包囲網が迫っている。支配地域の60%以上、収入の80%を失ったISISは、今後1年のうちに消滅する> ISIS(自称イスラム国)はおそらく今後1年のうちに終焉を迎えるだろう。支配地域を失うからだけでなく、収入源も失うからだ。 ロンドンに拠点を置く軍事コンサル「IHSマークイット」によると、ISISはイラクとシリアの国境をまたいで支配していた地域をすでに60%以上失ったが、収入はこの2年で80%を失った。 2015年1月の時点では、約9万平方キロの地域を支配していたが、2年半後の現在は3万6200平方キロまで支配地域を縮小した(ただ現状でもその範囲はニュージャージー州の約2倍に相当する)。 【参考記事】シリア東部はアサドとイランのものにすればいいーー米中央軍 「ISISは、急速な膨張から徐々に衰退に向かっていると表現できる」と

    ISISの終焉:支配地域は縮小、資金も枯渇
  • 米支援勢力、シリア・ラッカでISを包囲 - BBCニュース

    過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)の掃討作戦が続くシリア北部ラッカで、米国が支援するクルド系とアラブ系の連合勢力「シリア民主軍」(SDF)は29日、ISを完全に包囲したと明らかにした。

    米支援勢力、シリア・ラッカでISを包囲 - BBCニュース
  • シリア難民の臓器を売買 ブローカーに直撃取材 - BBCニュース

    昔は酒場の警備員をしていたが、ある時、臓器売買を手掛ける集団に出会った。今の仕事は臓器の提供者、つまり生活があまりにも苦しくて、体の一部を売り渡してもいいという人を見つけることだ。最近シリアからレバノンへ流れ込んでいる難民の中には、そういう人がたくさんいる。 「確かに私は人の弱みにつけ込んでいる」と、ジャアファルさんは言う。だが一方で、難民の多くはそのままシリアにいればいつ死ぬか分からない境遇だったし、それまでの恐ろしい体験に比べれば臓器を売り渡すことなど何ということはない、とも指摘する。

    シリア難民の臓器を売買 ブローカーに直撃取材 - BBCニュース
  • イラク軍幹部、モスル奪還は「数日以内」の見通し

    イラク・モスル旧市街で、建物の壁を通り抜けるイラク軍対テロ部隊の隊員(2017年6月29日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【6月30日 AFP】イラク軍幹部は30日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点である同国第2の都市モスル(Mosul)を「数日以内」に奪還するとの見通しを示した。 モスルでAFPの取材に応じたアブドルガニ・アサディ(Abdulghani al-Assadi)陸軍中将は、「数日以内にダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)に対する最終的な勝利を宣言できるだろう」と語った。 現在ISはモスル旧市街のごく一部のエリアに追い詰められているが、通りが狭く、民間人も取り残されているため、奪還作戦の展開は危険を伴うものとなっている。 アサディ中将によると市内に残っているISの戦闘員は200~300人で、そのほとんどが外国人とみられるという。

    イラク軍幹部、モスル奪還は「数日以内」の見通し
  • 「全国で獣医学部」発言に研究者らが反対の声明 | NHKニュース

    学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍総理大臣が全国での獣医学部の新設を認める方向で検討を進める考えを示したことに対し、獣医学系大学の研究者らが記者会見を開き、「根拠を欠く規制緩和で、深刻な教育の質の低下が危惧される」と反対する声明を出しました。 獣医学部の新設は、国家戦略特区制度のもとで、52年ぶりに学校法人「加計学園」に認められましたが、安倍総理大臣は今月24日、新設を1校だけに限定したことが国民の疑念を招く一因となったとして、全国での獣医学部の新設を認める方向で検討を進める考えを示しました。 声明では、安倍総理大臣の発言について「日の獣医学教育の現状を理解しないまま発せられたもので、大学教育・研究を崩壊に導きかねない、驚がくすべき発言だ」と批判しています。そのうえで、「獣医師の需要の検討なしに進められた根拠を欠く規制緩和で、深刻な教育の質の低下が危惧される」と指摘していま

    「全国で獣医学部」発言に研究者らが反対の声明 | NHKニュース
  • サリン使用、国連に報告=4月のシリア空爆-OPCW 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  • イラク軍、対IS勝利宣言「数日内」=モスル奪還戦、最終局面に 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【6月30日 時事通信社】過激派組織「イスラム国」(IS)からイラク北部の主要都市モスルを奪還する作戦は最終局面に入った。イラク軍は30日、モスル市内の最後のとりでである旧市街の完全制圧を目指し、米軍主導の有志連合の支援を受けながら進撃を継続。上級司令官の一人は、AFP通信に「ここ数日内にISに対する勝利宣言をする」と話した。 イラク軍は29日、ISの支配の象徴だった旧市街の「ヌーリ・モスク(イスラム礼拝所)」を制圧した。このモスクは3年前、IS最高指導者バグダディ容疑者が「イスラム国家」樹立を宣言した場所だったが、ISが先週自ら爆破していた。モスク制圧を受け、アバディ首相は「われわれは偽りのイスラム国家の最期を見ている」と強調した。 イラク軍は29日までに旧市街の半分以上を制圧。しかし、人口密度の高い旧市街やその周辺では、激しい市街戦が展開されており、イラク軍側の死者数は1000人以上に

    イラク軍、対IS勝利宣言「数日内」=モスル奪還戦、最終局面に 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • イラク首相、「ISの敗北近い」 モスルのヌーリ・モスク奪還

    イラク北部モスル旧市街をめぐる攻防のさなかで破壊された旧市街のヌーリ・モスク(2017年6月29日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【6月30日 AFP】イラク軍は29日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配の象徴となっていた北部モスル(Mosul)のヌーリ・モスク(Al-Nuri Mosque)を奪還し、ISが一方的に樹立を宣言した「カリフ制国家」の終わりが近づいていると宣言した。 イラクのハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)首相は、同モスクの奪還はISの敗北が近いことを示すものだと指摘し、ツイッター(Twitter)の公式アカウントに英語で「われわれは偽りのダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)国家の終わりを目にしている」と書き込んだ。 米主導の有志連合軍のライアン・ディロン(Ryan Dillon)報道官もISの終わりは近いと

    イラク首相、「ISの敗北近い」 モスルのヌーリ・モスク奪還
  • EUからトルコへ返還難民1000人、トルコからEUへ受入難民6000人―独ビルト紙

    ドイツで発行されているビルト紙が、欧州委員会の報告書に基づいて報じたニュースによると、EU(欧州連合)とトルコの間における協定が発効した2016年3月20日から現在まで、EUからトルコに1210人の難民が返還された一方で、6,254人のシリア人がトルコからEUの国々へ受け入れられた。 トルコを通って来た難民たちは、EUの15か国へ散らばり、そしてこの難民のうち2,270人がドイツへ入っていることを明らかにした。 EUとトルコ間の協定は、トルコから違法な方法でギリシャの島々に渡るも難民認定されなかった避難民がトルコへ返還されること、これに対し、トルコから同数のシリア人がヨーロッパの国々へ送り出すことを定めている。 EU委員会の報告書は、ギリシャでの難民申請プロセスが遅れているため、亡命者のトルコへの返還が進んでいないと指摘する。また、ギリシャの島々では、7,450人の避難民を収容する場所があ

  • バチカンNo.3の「聖人」、性的虐待で起訴 

    <カトリック教会の深い闇はどこまで続くのか。来月行われる法廷証言に注目が集まる> バチカン(ローマ法王庁)で3番目の地位にあるジョージ・ペル枢機卿は29日、オーストラリアにおける複数の性犯罪容疑でビクトリア州警察に起訴された。ペルはオーストラリアのカトリック教会最高指導者とローマ法王庁の財務長官を兼任している。 ローマ法王の顧問も務めており、カトリック教会の性犯罪スキャンダルの歴史のなかでも最高位の人物。シドニー・モーニング・ヘラルド紙によれば、レイプ1件を含む3件の性的暴行罪の容疑がかかっている。 ペルは1941年生まれでオーストラリア・ビクトリア州出身の76歳。1966年に司祭に任命されるまで、ローマで学んだ。2003年に当時の法王ヨハネ・パウロ2世によって、法王を補佐する枢機卿団のメンバーに選ばれた。 賄賂で口封じの疑いも ペルが警察の捜査対象になったことが初めて明るみに出たのは昨年

    バチカンNo.3の「聖人」、性的虐待で起訴 
  • 中東の窓 : ラッカの完全包囲(シリア)

    ラッカの完全包囲(シリア) 2017年06月30日 10:18 シリアIS イラクのモースルでは、イバーディ首相がIS国家の終焉を宣言しましたが、旧市街では先日ISが自ら破壊したヌーリ・モスクを政府軍が29日ようやく占拠し(ISの自爆戦闘員等が瓦礫に潜んで戦っていた模様)、さらに完全なIS戦闘員の掃討を成し遂げるにはあと数日はかかるとのことです。 IS国家の終焉とかモースルの完全制圧という声明は、今のところでは、政治的ゼスチャーとみておいたほうが良いと思いますが、いずれにせよ時間の問題でしょう。 これに対して、シリアのISの拠ラッカを包囲、攻撃していたシリア民主軍SDFは、これまでISに残されていた唯一の脱出路の南側も制圧し(東部から攻撃し、2の村落を制圧した)、ラッカを完全包囲したとのことです。 またラッカの周辺では存在する村落をすべてISから奪取し、IS戦闘員が、シリア砂漠やデリゾル

  • 「もうモスルに戻れない」=密告の女性、子供思う親-IS支配脱出後も葛藤・イラク 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    「もうモスルに戻れない」=密告の女性、子供思う親-IS支配脱出後も葛藤・イラク 2017年06月29日 06:32  発信地:イラク 【6月29日 時事通信社】過激派組織「イスラム国」(IS)がイラク最大の拠点とした北部モスルは、イラク軍などによる約3年ぶりの奪還が目前に迫る。しかし、戦闘激化で町を逃れた住民の中には、奪還後も「モスルには戻れない」と悲嘆する人も少なくない。ISの蛮行を密告した女性、子供の将来を案じる母親。故郷への強い思いは、ISが刻んだ絶望にかき消されていた。 ◇おびえた日常 モスルの東約30キロのハサンシャム避難民キャンプ。ドニア・アフマドさん(25)は元警官の夫アブドルアジズさん(31)、子供3人と共に、今も戦闘が続くモスル西部の旧市街から昨年11月に逃れてきた。28日の昼間の気温は45度。酷暑で狭い簡易テントの生活でも「ISのモスルに比べればまし」と笑顔だ。 ドニア

    「もうモスルに戻れない」=密告の女性、子供思う親-IS支配脱出後も葛藤・イラク 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • チェコ、テロ発生時は市民も発砲可能に 改憲でEUの規制に反旗

    米テネシー州ナッシュビルで開かれた「全米ライフル協会(NRA)年次総会2015」に展示された半自動式拳銃(2015年4月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/KAREN BLEIER 【6月29日 AFP】チェコ下院は28日、テロ攻撃など国の安全が脅かされる事態が生じた際に合法的な銃所持者に発砲を認める憲法改正案を採択した。欧州連合(EU)の銃規制に異議を唱える内容だ。 改憲案は政府と野党各党が共同で提出したもので、出席した議員168人のうち賛成139人、反対9人の圧倒的多数で可決された。発効には上院の採択とミロシュ・ゼマン(Milos Zeman)大統領の承認が必要だが、いずれも実現する公算が大きい。 欧州議会(European Parliament)は3月中旬、テロ対策の一環として市民による一部の半自動銃の所持を禁じる新たなEU指令を採択。これに対してチェコ政府は今月、新たなEUの銃規

    チェコ、テロ発生時は市民も発砲可能に 改憲でEUの規制に反旗
  • ローマ法王庁幹部を訴追=児童ら性的虐待か-豪 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【6月29日 時事通信社】オーストラリアのビクトリア州警察は29日、バチカン(ローマ法王庁)のジョージ・ペル枢機卿(76)が過去に複数の児童を性的に虐待したとして、訴追したと発表した。 豪メディアによると、州警察は昨年7月、豪州出身のペル枢機卿が1970年代に同州バララトで性的虐待を行ったとみて、捜査に着手。ペル枢機卿は調べに対し、「事実でない」と容疑を否認していた。ペル枢機卿はローマ法王庁のナンバー3で、財務責任者を務めている。 州警察は今回、枢機卿を訴追した上で、7月18日に裁判所に出廷するよう命じた。 キリスト教聖職者による子供への性的虐待は欧米などで相次いで発覚し、ローマ法王が正式に謝罪した。豪政府の調査でも、多数の聖職者が教会や学校で虐待に関与し、組織的な隠蔽(いんぺい)も行われたことが確認された。(c)時事通信社

    ローマ法王庁幹部を訴追=児童ら性的虐待か-豪 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 国連のPKO予算、670億円削減へ 米が縮小圧力

    スーダン・ダルフール中部の地元市庁舎前で警備に当たる国連(UN)の平和維持部隊(2017年6月19日撮影)。(c)AFP/ASHRAF SHAZLY 【6月29日 AFP】国連(UN)の来年の平和維持活動(PKO)予算が前年比で6億ドル(約673億円)近く削られることになった。米国の大幅な縮小要求を受けて数週間にわたって厳しい交渉が行われ、暫定合意に達した。国連外交筋が28日明らかにした。 交渉に通じた複数の外交官によると、来年のPKO予算は73億ドル(約8190億円)と今年の78億7000万ドル(約8830億円)から約7%減る。 PKO予算については、分担金の負担率が最も大きい米国が10億ドル(約1120億円)近くの削減を要求。欧州連合(EU)も73億ドルへの減額を求めていた。 削減によって最も深刻な影響を受けるとみられるのは、スーダンのダルフール(Darfur)とコンゴ民主共和国での活

    国連のPKO予算、670億円削減へ 米が縮小圧力
  • ISIS武装勢力が占拠の比マラウィ、住民5人の首無し遺体発見

    6月28日、フィリピン軍によると、過激派組織「イスラム国」系の武装勢力が占拠する南部ミンダナオ島のマラウィ市では、頭部を切断された市民5人の遺体が見つかった。写真は同軍兵士。同市で撮影(2017年 ロイター/Jorge Silva) 過激派組織「イスラム国(IS)」系の武装勢力が占拠するフィリピン南部ミンダナオ島のマラウィ市では28日、頭部を切断された市民5人の遺体が見つかった。フィリピン軍が明らかにした。 フィリピン軍は、マラウィ奪還作戦が進行するなか、武装勢力による「残虐行為」の犠牲となる住民数が急増する恐れがあると警告している。回収された犠牲者17人の遺体のうち、5体は頭部が切断されていたという。 武装勢力が同市を占拠してから5週間が経過したが、市内から逃げ遅れた市民が実際に斬首されている証拠が、今回初めて明らかとなった。同市を脱出した一部の住民はこうした行為について報告していた。

    ISIS武装勢力が占拠の比マラウィ、住民5人の首無し遺体発見
  • 少女像、自治体が管理=撤去は一層困難に-韓国 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【6月29日 時事通信社】韓国のソウル市鍾路区は7月1日、区内の日大使館前の道路に設置された慰安婦を象徴する少女像を「公共造形物」として区が管理できるようにする改正条例を施行する。 これに関連し、鍾路区当局者は29日、「像の設置主体である(慰安婦支援団体)韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)と協議し、像を公共造形物に指定するだろう」と述べた。像が区の公共造形物に指定された場合、移設には区の委員会の審議が必要となり、日政府が求めている撤去は一段と難しくなる。 一方、南東部・釜山の日総領事館前に設置された少女像に関しては、釜山市議会の福祉環境委員会が23日、「市長は、慰安婦被害者に関連した造形物、銅像などの設置、支援、管理事業を遂行できる」と規定する条項を含む条例案を可決。30日には会議で可決される見通しで、成立すれば、市が像を管理できるようになる。(c)時事通信社

    少女像、自治体が管理=撤去は一層困難に-韓国 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • テロ新段階、一匹狼から「野良犬」型へ

    【ブリュッセル】最近欧州で発生した2件のテロ未遂事件は、イスラム主義者のテロが新たな段階に入ったことをうかがわせると治安当局者はみている。テロの手口は比較的単純で計画もずさんなものだが、身近な物を何でも凶器にして殺人を試みるケースが増える恐れがあるという。

    テロ新段階、一匹狼から「野良犬」型へ
  • 【移民危機】 イタリア、受け入れ中止検討 「飽和状態」 - BBCニュース

    イタリア政府は28日、移民を自国の港に運んでくる外国船の入港を禁止すると警告した。同国のマウリツィオ・マッサリ欧州連合(EU)大使はEUに、「持続できない」状態だと通達した。パオロ・ジェンティローニ伊首相は、他の欧州諸国が「そっぽを向いている」と非難している。 過去4日の間で推定1万人が北アフリカからイタリアを目指したと思われる。今年に入りすでに7万3000人以上(昨年同期比14%増)の移民がイタリアに上陸した。 イタリア沿岸警備隊は、各国や複数の援助団体による救助活動を調整している。小型船などで地中海を渡ろうとする移民の救助には、非営利団体(NPO)も参加。非営利団体の船はドイツやマルタなど他のEU加盟国の船籍を登録していることが多い。

    【移民危機】 イタリア、受け入れ中止検討 「飽和状態」 - BBCニュース
  • IS象徴のモスク制圧=モスル奪還へ決定的戦果-イラク 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【6月29日 時事通信社】イラク北部で過激派組織「イスラム国」(IS)が統治してきた同国第2の都市モスルの奪還を目指すイラク軍と米軍主導の有志連合は29日、ISが「最後のとりで」として徹底抗戦するモスル西部の旧市街の制圧に向け、進攻を続けた。イラク軍は同日、モスル攻略で重視していた市内の「ヌーリ・モスク(イスラム礼拝所)」を制圧したと発表した。 IS支配の象徴だったモスクの制圧は、モスル奪還に向けた決定的な戦果となる。ロイター通信によると、イラク軍スポークスマンは国営テレビに対して「(ISの)偽りの国家は終わった」と語った。 29日は、ISが「国家樹立」を宣言してから丸3年の節目に当たる。ヌーリ・モスクは、IS最高指導者バグダディ容疑者がイスラム教徒に服従を呼び掛ける説教を行った場所だが、ISが21日に自ら爆破していた。 軍の発表によると、28日には新たに旧市街2地区を奪回。29日までに旧

    IS象徴のモスク制圧=モスル奪還へ決定的戦果-イラク 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 中東の窓 : イラクの猛暑とモースルの戦い

    イラクの猛暑とモースルの戦い 2017年06月29日 11:35 イラクIS モースルの旧市街でIS戦闘員を追い詰めつつあるイラク軍は、28日旧市街で新たに2地域を制圧し、ティグリス川河畔目指して攻撃しているとのことです。 しかし、ISの残存兵力はいまだあらゆる手段で抵抗している模様で、イラク軍の前進は緩やかだとのことです。 他方、al arabiya net  は、28日イラク各地の気温が歴史的な上昇を示し、北部や中部でも49・5度、南部等の一部では51度にも達したと報じています。 このような中で戦闘するのは誠にご苦労様ですが、さらに気になるのは、戦闘で逃げ場を失っている住民たちで、旧市街では水も電気も供給されていないはずで、その窮状は惨憺たるものがあああると思います。 確か若干前に、避難民に対するカタールの支援糧で多数の住民が中毒にかかったとの記事がありましたが(確かこの記事もカタ