稲田朋美防衛大臣は、南スーダンの日報問題を引き金に27日に 辞任の意向 を固めたとされる。しかし、辞任すべき時は、就任(2016年8月)の翌月だったのではないか。 2016年9月30日の衆議院予算委員会で、稲田大臣は、南スーダンではPKO参加の第一原則である「停戦合意」が崩れているのではないかと問われた。その問いに満足に答弁できず、秘書官、予算委員長(代理)、安倍首相、岸外務大臣に次々と「駆けつけ警護」される事態となった(以下、囲み、小見出し▼を筆者加筆)。 2016年9月30日衆議院予算委員会議事録より抜粋 ▼質問のすり替え 後藤祐一議員: (略)今起きている紛争は、国際的な紛争というよりは南スーダンの中での勢力争いだ(略)、この中で、ことしの七月の七日以降、少なくとも三百人以上(略)、千人といったお話もありますけれども、死亡したというような情報があります。(略) これが日本の自衛隊が宿