戦争特派員に送られるフランス最高賞の「バイユー戦争報道特派員賞」を受賞した写真家アリ・アルカディ氏によるイラク・モスルの戦闘を描いた一連の写真の一枚。女性が緊急対応部隊の情報将校に惨状を訴えている(2016年11月7日撮影)。(c)AFP/ALI ARKADY/VII 【10月12日 AFP】それはまるでアブグレイブ(Abu Ghraib)刑務所での悪名高き虐待行為を捉えた写真のようだが、違いは、それらがもっと「ひどい」ということだ──。イラク・モスル(Mosul)の一般市民は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から同市を奪還した自国の軍兵士らによるレイプや拷問、そして殺人といった非人道的な行為に直面している。 クルド系イラク人の写真家アリ・アルカディ(Ali Arkady)氏が撮影したこれらの衝撃的な写真について、英BBCのベテラン戦争特派員のジェレミー・ボーウェン(Jeremy
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