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2018年2月5日のブックマーク (7件)

  • 絶望のシリア和平は新たな戦いへと向かう

    <シリア内戦は最終局面を迎えているものの外国勢力の介入で未来は混沌としている> アメリカはシリアの国土の約28%を半永久的に、クルド系のシリア民主軍と合同で実効支配し続けるつもりだという。情報の信頼性は複数の米政府当局者が認めている。 しかしシリア内戦に介入している他の勢力が、そんな計画を認めるわけがない。例えばアメリカの同盟国であるトルコ。先頃「オリーブの枝作戦」なるものを開始して、クルド系部隊の支配するシリア北部アフリンの攻略を目指している。一方で首都ダマスカスを拠点とする政府軍は南部でスンニ派系の反政府武装勢力に対する攻勢を強めているし、北部イドリブでも主要な空軍基地を奪還している。 テロ組織ISIS(自称イスラム国)の拠点崩壊で内戦の終結は近いという説もあるが、とんでもない。まだまだ流血は続いていて、アメリカがシリア領内に居座れる保証はどこにもない。 シリアの戦争に首を突っ込んでい

    絶望のシリア和平は新たな戦いへと向かう
  • 「難民申請者による少女殺害が引き金」 イタリア銃乱射、容疑者が供述

    イタリア中部マチェラータで発砲して複数の外国人を負傷させ、逮捕されたルカ・トライーニ容疑者。イタリア警察提供(2018年2月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / ITALIAN CARABINIERI PRESS OFFICE 【2月5日 AFP】イタリア中部マチェラータ(Macerata)で銃撃によりアフリカ出身者6人が負傷した事件で、逮捕された極右主義者の男が取り調べに対し、事件前日に同じ町でナイジェリア出身の難民申請者がイタリア人女性の殺害容疑で逮捕されたのが引き金になったと話していることが分かった。地元メディアが4日、報じた。 逮捕・拘束されたルカ・トライーニ(Luca Traini)容疑者(28)は3日、車内から発砲し、男性5人と女性1人が負傷した。6人はガーナ、マリ、ナイジェリアの出身だった。 事件の前日には、同じマチェラータでナイジェリア出身の難民申請者で麻薬密売人の男が

    「難民申請者による少女殺害が引き金」 イタリア銃乱射、容疑者が供述
  • シリアで反体制派がロシア軍機撃墜 脱出した操縦士は地上戦で死亡

    ロシア外務省は、同国戦闘機が3日、シリア北部イドリブ県上空で撃墜され、機外に脱出したパイロットが殺害されたことを明らかにした。写真はシリアのロシア軍基地フメイニムで待機するロシア軍機 Vadim Savitsky-REUTERS ロシア外務省は、同国戦闘機が3日、シリア北部イドリブ県上空で撃墜され、機外に脱出したパイロットが殺害されたことを明らかにした。反体制派組織はソーシャルメディアで、携行型ミサイルでロシア軍機を撃墜したと明らかにした。 ロシア外務省も、戦闘機は携行型地対空ミサイルで撃墜されたと説明。パイロットはパラシュートで脱出したが、その後地上の戦闘で死亡したとした。 戦闘機が降下した地域では、ロシアによる空爆や、ロシアやイランが支援するシリア政府軍と、アサド政権に反発する反体制派との地上での戦闘が続いている。 米国務省のナウアート報道官は、ロシア軍機が撃墜されたことや、米国が反体

    シリアで反体制派がロシア軍機撃墜 脱出した操縦士は地上戦で死亡
  • 中東の窓 : イスラエル機のIS空爆(シナイ半島)

    イスラエル機のIS空爆(シナイ半島) 2018年02月04日 14:29 イスラエルエジプト おそらくイスラエルとエジプトとのシナイ半島のISに対する軍事的協力(双方にとっては共通の敵)はかなり進んでいるだろうな?と一般には思われていながら、その実態はあまり報じられてきませんでした。 この問題について、y net news はny timesが3日、7名の現地作戦の経験のある英米の将校の証言を基に、これまでイスラエル機はエジプト軍の対IS作戦を支援するために、100回以上シナイ半島の彼らの拠点等を空爆していると報じていると伝えています。 記事によると、イスラエル機のシナイ半島攻撃は、2015年シナイ半島上空でISのテロにより、ロシア機が爆発し、224名が死亡した事件の後から始まり、イスラエル軍が主導した由。 また攻撃は1週間に1回以上の頻度になるところ、テロ対策で苦労しているシーシ大統領の

  • NO:5006 2月5日 『国境が見えなくなってきた中東諸国』

  • 中東の窓 : トルコのafrin 侵攻

    トルコのafrin 侵攻 2018年02月04日 10:57 トルコクルド 先ほどafrin のすぐ南のイドリブでのロシア機の撃墜について紹介sましたが、そのafrin では3日も激しい戦闘が続いた模様です。 アラビア語メディア及びhurryiet netから取りまとめたところ次の通りです。 ・トルコ軍と自由シリア軍は、これまで複数の戦略的に重要な産地の占領に成功し、afrin 市の周辺(特に北西部)の丘陵地帯の攻撃にとりかかっている模様。 エルドアン大統領は、3日与党との会合で、作戦は順調に進んでいて(afrin市まで)あと残りわずかであると語った由。 ・エルドアンはまたこれまでにYPG兵員約900名を殺害したと語った由なるも、トルコ国防省によれば、これまで899名のYPGを中立化(殺害、負傷、捕虜)にした由。897名という数字もある ・他方3日はトルコ側の損失もこれまで最大で、戦車の破

  • 中東の窓 : ロシア機の撃墜(イドリブ   シリア)

    ロシア機の撃墜(イドリブ   シリア) 2018年02月04日 10:01 シリアロシア またまた剣呑なことになってきました。 シリア北西部のafrin ではトルコ軍の侵攻作戦が続いていますが、そのすぐ南のイドリブ地域で作戦中の、ロシア機が3日反政府軍により撃墜されました (確かイドリブは、そもそもロシア等が取り決めた停戦、というか正式には「戦闘軽減」地域のはずですが、政府軍と革命防衛隊、それにロシア機は、反政府軍に対する作戦を進めていました) ロシア国防省によれば、撃墜された航空機はSu25で、撃墜はかたうち式対空ミサイルによるとのことですが、反政府軍は対空砲としている由 また操縦士はどうやら死亡した模様ですが、ロシア国防省によれば落下傘で脱出した後、反政府軍に殺されたとのことですが、シリア人権監視官等によれば、彼は脱出はしたものの瀕死の重傷を負っていたとのことです。 なお、撃墜後ロシア