中国・北京にある政府に認可された教会で、ミサを行う聖職者(2018年3月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / GREG BAKER 【3月29日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)と中国政府が、同国内の司教の任命に関して、早ければ31日にも歴史的な合意を結ぶ可能性があることが、中国政府公認の司教の話で明らかになった。現地紙が報じた。 国営英字紙・環球時報(Global Times)は29日、中国天主教主教団(BCCCC)の事務局長を務める郭金才(Guo Jincai)司教の話として、交渉が「最終段階」に達したと伝えている。 当局公認の郭司教は、「万事うまく行けば、早くて今月末にも合意を結び得る」と述べており、復活祭の直前に実現する可能性が出てきた。 バチカンは長くこう着状態にあった中国政府との交渉を3年前に再開。交渉の大きな障害となってきたのが、司教を任命するのが中国政府かローマ法王庁
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