「オルフェーブル河岸36番地」の名で知られる仏パリ警視庁の本部庁舎の入り口(2017年6月30日撮影、資料写真)。(c)Martin BUREAU / AFP 【2月1日 AFP】フランスの裁判所は1月31日、パリ警視庁の本部庁舎内で観光客のカナダ人女性をレイプした罪に問われていた警察官2人に対し、禁錮7年を言い渡した。 ニコラ・ルドゥアヌ(Nicolas Redouane)被告(49)とアントワーヌ・キラン(Antoine Quirin)被告(40)はエミリー・スパントン(Emily Spanton)さん(39)との性行為は同意に基づくものであり、レイプではなかったと罪を否認していた。 しかし裁判所は、スパントンさんがレイプされたという「揺るぎない証言」に加え、「科学的および技術的」な証拠があると指摘。両被告には禁錮刑に加え、2万ユーロ(約250万円)の損害賠償の支払いも命じられた。 ス