施設長よりごあいさつ スーパーカミオカンデからハイパーカミオカンデへ。 ニュートリノ研究は新たな段階に。 続きを見る
【11月3日 AFP】マンモスの化石にはなぜ雄が多いのか?この謎を解明したとする研究論文が2日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 現代の野生ゾウと同様に、氷河時代のマンモスの若い雄も単独で行動する傾向があり、雄は雌に比べて川に落ちたり、氷を踏み抜いて落下したり、沼地や陥没穴にはまったりなどの危険な状況に陥るケースが多かった可能性が高いと、研究チームは主張している。このような場所で絶命した個体の骨は数千年もの間保存されるのだという。 一方で、群れで行動していた雌の場合、群れを率いる年長の雌のリーダーが地形を熟知しており、仲間の雌たちを危険から遠ざけていた。 論文の共同執筆者で、スウェーデン自然史博物館(Swedish Museum of Natural History)のロベ・ダレン(Love Dalen)氏は「経験豊かな雌が率いる群れで生活する
宇宙は膨張し続けている。それもスピードを上げながら。これは加速度的な自殺に等しい。 宇宙の最後はどうなるのか?収縮して居場所がなくなるのも恐ろしいが、膨張し続ければさらに惨めな死にざまとなる。光もなく熱もなく、再生の見込みもなく、ただ存在するだけの空間となるからだ。 ■絶対零度の世界 宇宙はおよそ137億年前に誕生した。宇宙のすべてが集められたごく一点が、爆発的に膨張したことからビッグバンと呼ばれている。あまりにも高密度であまりにも高温だったため、宇宙は素粒子のスープのような状態で、光が通り抜けるすき間さえなかったと考えられている。 その後も宇宙は広がり、38万年後には多くの元素や物質が形成された。空間にも余裕が生まれ、光が抜けるようになったことから「宇宙の晴れ上がり」と呼ばれている。膨張はさらに続き、4億年後には恒星が生まれ銀河も誕生する。膨張とともに成長する様子は「インフレーション理論
6月8日の昼過ぎから日没まで、金星が太陽面の上を動いていく「金星の日面通過」が見られます。金星の日面通過が見られるのは1882年12月以来122年ぶりのことで、日本から見えるものに限れば130年ぶりの現象という、たいへん珍しい現象です(次回は2012年6月6日)。平日のお昼ですが、ぜひ時間を見つけて観察しておきましょう。 (注意)日面通過の観察は太陽の観察とほとんど同じことですので、減光方法などに注意が必要です。「観察の際の注意」などを参考に、日面通過を安全に観察しましょう。 見え方 図は、金星が太陽面上を動いていくようすを30分ごとに表したものです。14時11分ごろから太陽面に入り始め20時過ぎまでかけて移動していきますが、横切ってしまう前に日没となります(もちろん金星も沈みます)。詳しい時刻についてはタイムテーブルをご参照ください。 金星の視直径は57.8秒角で、太陽面のおよそ33分の
<科学読み物> 彼岸花の一生 ~一年間をかけたみごとな戦略~ 君は「彼岸花」という植物を知っていますか。そうです、あの毎年、お彼岸 のころ(9月中旬)になると、田圃の畔、川や溝の土手に「赤いたいまつの行 列」をつくる花です。彼岸花のことを曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言いま すね。あなたの住んでいる地域では、この花のことをなんて呼びますか。 うんと昔から人々の生活のなかにあった人里の花です。あの真っ赤な燃え上 がるような美しさ、力強さ、そしていっときに咲き、すぐさま枯れてしまうは かなさもあって、人々の心に印象深くとらえられたようです。その呼び名はい ろんな地域によっていくつもあるようです。ある研究家の調査では、1140 もあるといいます。その呼び名のひとつに「はなしぐさ」というのがあります。 これは、この花を観察するとすぐにわかるのですが、花の咲いている時期に は葉を
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
ボイジャー1号(Voyager 1)が撮影した木星(2002年8月29日公開)。(c)AFP/NASA 【12月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は13日、1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャー(Voyager)1号が、太陽系の最外縁部に到達したと発表した。今後4年以内に太陽の影響の及ぶ太陽圏を脱出し、星間空間に突入する見込みだという。 ボイジャー1号は現在、太陽から約174億キロメートル離れた位置にいる。NASAによるとこの領域で、太陽から放出される高温のイオン化ガス(プラズマ)の流れ(太陽風)が弱まり、6月に速度がゼロとなったことが観測されたという。これは、太陽系外の星間ガスと太陽風がぶつかったためと考えられ、ボイジャー1号が太陽圏の端に到達したとみなされた。 ボイジャー1号は、長い旅路の過程で、地球とその外側の惑星の画像を地球に送り続け、NASAに数々の貴重な情報を提供
小惑星探査機「はやぶさ」の試料回収カプセルがJAXA相模原キャンパスにの設備内に運び込まれた=18日午前、神奈川県相模原市のJAXA相模原キャンパス(鈴木健児撮影) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内部をX線で簡易検査したところ、直径1ミリ以上の物質は見つからなかったと発表した。小惑星「イトカワ」の微細な砂が入っている可能性は残っており、今後、カプセルを開封するなどして詳しく調べる。 日本に到着したカプセルをJAXA調布航空宇宙センター(東京)に運び、X線CT(コンピューター断層撮影装置)を使って試料回収容器の内部を1ミリ間隔で調べた結果、砂などの物質は見つからなかった。 はやぶさは、イトカワ着陸時に舞い上がった細かい砂や微粒子を採取した可能性がある。JAXAは「1ミリ以上の砂がなかったことは想定の範囲内。より微細な試料が入っている可能性は十分あ
香港で開かれたアニメ・漫画・ゲームのイベント「Ani-Com and Games Hong Kong」のコンピューターゲーム・コーナーを訪れた子どもたち(2008年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mike CLARKE 【1月24日 AFP】パソコンに何時間もかじりついている子どもは慢性的なビタミンD不足が原因で足の骨の変形や成長不全を引き起こす「くる病」になるリスクが高まる――英国のニューキャッスル大学(Newcastle University)のサイモン・ピアース(Simon Pearce)氏が率いる医学研究チームは22日、このような研究結果を発表した。 最近の子どもは昔と比べて屋外で過ごす時間が少なくなり、代わりにパソコンで遊ぶ時間が増える傾向にあるため、現代っ子のビタミンDのレベルは昔よりも低くなっているとピアース氏は指摘する。 英国、特に北部では、成人の約半数は冬から春に
世は空前の脳科学ブーム。タイトルに脳のつく書籍は、この5年間で3000冊以上も出版された。しかし、脳に関する気になる話は、研究結果を拡大解釈した俗説も少なくない。 経済協力開発機構(OECD)は、こうした俗説を「神経神話」と呼ぶ。典型的な例として「〈論理的な左脳〉と〈創造的な右脳〉」というような単純な区分けと、3歳児までに豊かで多様な刺激を与えた方が頭が良くなるという「3歳児神話」の二つをあげる。 テレビゲームをやり続けると、子供がキレやすく反社会的になるという「ゲーム脳」も、神話のひとつ。「前頭葉で脳波のアルファ波が増え、逆にベータ波が激減するパターンは認知症と一緒」というのが根拠で、教育関係者らに広く支持された。しかし、「脳科学の真実」という著書もある坂井克之・東京大学准教授(脳科学)は「ベータ波はリラックス時にも減る。結論が先にあってデータを使っただけで、脳活動のデータが何を示してい
何度も痛い目に遭う人は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が不足している――。大阪大社会経済研究所の田中沙織・特任准教授らのグループが、研究結果をまとめた。 借金を重ねる多重債務などの問題行動を解明できる可能性があるという。16日の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」電子版に発表した。 セロトニンは「トリプトファン」というアミノ酸などから脳内で作られ、精神的な活動に欠かせない。トリプトファンを含む飲料を男性21人に飲ませて実験。濃さは「過剰」「通常」「不足」の三つに分けた。 脳内でセロトニンへ変化した後、選んだ図形に応じて報酬が変化するゲームを1人660回実施。図形は8種類で、賞金がもらえるものと罰金を払うものがある。賞金と罰金のペアごとに示し、賞金はより多く、罰金はより少ないものを選ぶよう促した。 より少ない罰金を選択する問題で、セロトニンが不足している人は、正解が3問
(CNN) 地球に近い大きさで水を持つ惑星が、地球から比較的近距離にあるのが見つかったとして、米ハーバード大学などの研究チームがこのほど科学誌ネイチャーに発表した。 この惑星「GJ 1214b」は、太陽より小型の恒星の周りを公転しており、大きさは地球の2.7倍。岩石や金属などの固体を主成分とする「スーパーアース」に分類される。地球から約40光年という近距離にあり、小型のアマチュア望遠鏡で地上から発見されたという。 論文を執筆したハーバード大学のデービッド・シャルボノー教授は今回の発見について、「地球型の惑星はわれわれの太陽系と同様の条件下でのみ形成される」という定説を覆すものだと指摘。これまで小型の恒星の周りで惑星を探す活動はあまり行われてこなかったため、今回の発見が持つ意味は大きいとしている。 この惑星には液状の水があると思われるが、大気が濃密で気温も高いため、地球型の生命が存在する可能
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は13日、10月に実施した月表面への探査機衝突の観測結果から、まとまった量の水が月に存在することを確認した、と発表した。月にある水を利用できれば、将来の月面基地建設に向けて大きな一歩となる。 NASAは10月9日に、無人探査機「LCROSS(エルクロス)」を月の南極付近に衝突させ、衝突によって舞い上がった噴射物を調査。その結果、水蒸気が観測できた。この水蒸気は、探査機が衝突した際の衝撃で、氷の状態から昇華したものと考えられるという。 月にまとまった量の水があることから、有人基地を月に作った場合、この水を飲料水などとして利用できる可能性がある。 また、NASAの研究者は月の水の由来について、すい星の衝突などによって蓄積された可能性があると指摘。月にある水を分析することで、太陽系の成り立ちについてもより詳しいことが分かる可能性があるという。
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は米東部時間9日午前7時31分(日本時間同日午後8時31分)過ぎ、月探査機LCROSS(エルクロス)から分離したロケットの月面衝突に成功した。その様子は、ウェブサイトを通じて公開された。 LCROSSは、探査機ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)と一緒に、今年6月に打ち上げられた探査機。 NASAは燃料を使い切った2段目ロケットを南極付近のクレーター「カベウス」に落下させた。予想された上空6キロまで舞い上がる「噴煙」は観測できなかったが、今後、得られたデータから衝突による噴射物を分析し、水分が含まれているかどうかを調べる。
Astronauts have completed the most critical repair to the Hubble Space Telescope after a long struggle. Mission specialists Mike Good and Mike Massimino put a refurbished pair of gyroscopes into the telescope after a new set refused to go in. Besides the gyroscopes - to orient it precisely - Hubble got fresh batteries to ensure five more years of life. Despite the setbacks, scientists said Hubble
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "脳機能局在論" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2008年6月) 脳機能局在論(のうきのうきょくざいろん、英: Theory of localization of brain function)は、脳(特に大脳皮質)が部分ごとに違う機能を担っているとする科学のことである。 現在推定されているヒトの脳の機能局在。脳機能イメージングなどから得られた知見から、脳の様々な解剖学的部位とその機能とが関連付けられている。 脳機能局在論の「はしり」とされるのは、ガルの骨相学という説である。この説は、脳の特定の部位が特定の機能を担い、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く