(CNN) 子供時代から長年にわたって原因不明の腹痛に襲われ、苦しんできた米ワシントン州のジェシカ・テリーさん(18)が、自分の病気が「クローン病」であることを授業中に解明、医師も分からなかったのに、と驚いている。 テリーさんは8年前から腹痛や下痢、吐き気、発熱などに見舞われ、体重の減少を経験。腹痛に襲われると立つこともできず、頻繁に学校を休むなど日々の生活にも影響がでていたが、医師の診察を受けても原因は分からずじまいだった。 しかし、今年1月に受けていた科学の授業で、顕微鏡で自分の消化器官組織のプレパラートを観察中、肉芽腫らしきものを見つけ、すぐに担当のメアリーマーガレット・ウェルチ先生を呼んだ。 このプレパラートは、病理学者が「問題ない」と判断したものだったが、ウェルチ先生も肉芽腫と確信。すぐに写真を撮影して専門家に送付。専門家も肉芽腫と認めた。 この結果、テリーさんの腹痛は消化器官に
ワシントン(CNN) 60年以上にわたって行方がつかめなかったリンカーン第16代米大統領の手書きの書簡が28日、アリゾナ州のコレクターから米国公文書館に返還された。 手紙の日付けは1863年、ゲティスバーグ演説の4日前で、サーモン・チェイス財務長官に宛てたもの。連邦当局が2年前にインターネット競売サイトで見付け、持ち主のラリー・カトラーさんと返却について交渉が続けられていた。 元検察官のカトラーさんは、ギリシャ時代のアンティークから歴代大統領の文書などの収集家で、リンカーンの手紙は数年前に入手したという。 手紙には、リンカーン大統領がチェイス長官に対し、この当時に造幣局で解雇された人物についての関連文書を求める内容。カトラーさんは、リンカーン大統領が思いやりのある人物だったことを示す、重要な手紙だとしている。
バークシャー第1四半期は15.3億ドルの損失、01年以来の赤字2009年5月9日10時35分 [ニューヨーク 8日 ロイター] 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社のバークシャー・ハザウェイの第1四半期(1─3月)は2001年以来初めて赤字決算となった。米石油大手コノコフィリップスへの投資やデリバティブ取引に絡む損失が響いた。 純損失は15億3000万ドル(クラスA株1株当たり990ドル)。前年同期は9億4000万ドル(同607ドル)の黒字だった。 投資関連の損失を計上前の営業利益は17億1000万ドル(1株当たり1100ドル)。前年同期の19億3000万ドル(同1247ドル)から12%減となり、2日の株主総会で発表した自社予想17億ドルとほぼ一致した。 ロイター・エスティメーツがまとめた営業利益のアナリスト予想は1株当たり1087ドルだった。 収入は9.5%減の227億8
ニューヨーク(CNNMoney) 投資家の億万長者のうち、46%が自身の経済状態について「裕福とは感じない」と回答していることが、米投資信託大手フィデリティ・インベストメンツが6日に発表した調査で明らかになった。 同社は参加する投資家1012人を対象に、アンケートを実施。投資家の平均資産額は350万ドル(約3億4300万円)で、年収は30万6000ドル(約3000万円)。 調査は毎年実施しており、昨年は「裕福ではない」との回答は19%だった。 世界的な金融危機により、世帯収入は19%減少し、不動産資産は28%減となった。 回答者の平均年齢は59歳で、1970年代の石油ショックなど過去4度の不況を経験しているが、今回の景気悪化については77%が「今までに見たことがない」と答えている。 また、回答者の3分の2が、最も投資に対する利益が得られるのは米国だと答え、次にくる市場は中国だとしている。
(CNN) 米人気ロックバンド、イーグルスの創立メンバーで、ソロとしても活躍するドン・ヘンリー氏が17日、自らのヒット曲2曲を不正に使用したとして、カリフォルニア州上院議員のチャールズ・デヴォア氏(共和党)を同州の連邦裁判所に訴えた。原告には、ヘンリー氏のプロデューサー、マイク・キャンベル氏も名を連ねている。 デヴォア議員は共和党の上院議員候補で、2010年に出馬する予定。来年の選挙では、民主党候補のバーバラ・ボクサー氏が対立候補となっている。 訴えによると、デヴォア氏がインターネットの動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿した選挙運動ビデオに、ヘンリー氏のヒット曲「The Boys of Summer」と「All She Wants to Do Is Dance」が、許可なく無断で使われていた。また、「All She Wants to Do Is Dance」の歌詞が、「All She W
(CNN) 米国で昨年の交通事故による死者数が1961年以来47年ぶりの低水準となったことが、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が6日に発表した統計で明らかになった。 それによると、2008年の交通事故による死者は3万7313人だった。これは、1961年の3万6285人に次いで過去47年で最も少なかった。 高速道路で起きた死亡事故の割合も前年より減少し、100マイル(約160キロメートル)走行あたりの死者数は1.28人となった。2007年は1.36人だった。 運輸省は、シートベルトの普及が死亡事故の減少につながったと分析している。シートベルトを法律で義務付けている州ほど着用率は高く、最も着用率が高かったのはミシガン州の97.2%、最低はマサチューセッツ州の66.8%だった。
(CNN) 自分や恋人のヌード写真をメールで送る行為が10代の少年少女の間で広まり、米国で問題になっている。 非営利組織(NPO)が10代の少年少女約1300人を対象に実施した調査では、5人に1人がヌード写真をメールで送信したことがあると答えた。そのほとんどは、それが犯罪になり得ると知っていたという。 ある少年は18歳の時、交際していた16歳の少女の裸の写真を、この少女の友人や家族に送りつけた。写真は少女が自分に送ってくれたものだったが、けんかして腹を立て、衝動的にやってしまったという。「自分は未熟な子供だった。真夜中に馬鹿なことをやってしまった」と振り返る。 少年はフロリダ州オーランドの警察に逮捕され、児童ポルノ配布の重罪で起訴され有罪になった。5年間の保護観察処分を言い渡され、フロリダの州法に基づき性犯罪者として登録されている。 「インターネットで検索すると僕の名前が出てくる。強姦や痴
【ニューヨーク=丸石伸一】米商務省が13日発表した1月の米貿易赤字は、前年同月と比べ39.1%減の360億3千万ドルとなり、02年10月以来6年3カ月ぶりの水準に減少した。赤字の減少は6カ月連続で、米メディアなどによると初めてという。米国内での消費などの不振が赤字減少につながったと見られる。 世界的な不況の影響で輸出入ともに減り、とくに自動車や関連部品の減少が目立った。米国内の経済活動の低迷で輸出よりも輸入の落ち込みの方が大きく、これが貿易赤字の減少につながった。貿易赤字は前月比では9.7%減。対日赤字は前年同月比34.7%減の43億200万ドルだった。
(CNN) 米国で20年前に比べてキリスト教徒が減り、宗教を持たない層が増えていることが、9日に発表された調査で分かった。 調査はコネティカット州ハートフォードのトリニティーカレッジが実施。2008年2月から11月にかけ、米国の約5万人を対象に英語とスペイン語で宗教について尋ねた。 その結果、自分はクリスチャンだと答えた人は75%で、1990年の86%に比べて減少した。一方で、無宗教と答えた人は1990年の8.2%から今回調査では15%に増加。自分の葬儀は無宗教で行うだろうとの回答も27%に上った。 キリスト教以外の宗教ではモルモン教が1.4%に増加。イスラム教は依然として少数派にとどまっているが、その割合は1990年の0.3%から倍増して0.6%となった。 ユダヤ教徒の割合は1.2%に減少したが、民族としてのユダヤ人が米国の人口に占める割合は過去20年間変わっていない。 特定の宗教に属さ
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