このページは、C言語の中級テクニックを中心に解説する。長らくプログラマをしていると、C言語の面白い使い方例が蓄積している。これらを一挙公開するために、このページを作ったのである。しかし、単にCに留まらず、他の言語の面白い特徴なども紹介していく。 内容的にはかなりヘヴィである。当然のことながら、「ポインタ虎の巻」程度の内容はちゃんと使いこなせることを前提とする。意外な技、落し穴、派手なテクニックなど、内容満載だが、ちゃんとデータ構造とアルゴリズムなども説明できれば良いと思う。(まあ、ぼちぼちやってきいます...) 以下の目次には手引きのために、評価がつけてある。凡例として示す。 レベル その解説で記載されている内容のレベル 有用度 その内容が実際に役に立つものかどうか 邪悪度 その内容が薦める方法が、一般的なコーディング規約の中で「邪悪」とされがちなものであるか否か。関数ポインタの活用(濫用
プログラミング言語 C は 1990 年に ISO で規格化された言語です。その後、何度かの誤りの訂正や wchar_t 型の追加といった追補がなされた後、さらに使いやすくするための新しい機能が検討されてきました。そして、1999 年、ついに新しいプログラミング言語 C の仕様「ISO/IEC 9899:1999 - Programming Language C」(略称 C99) が 1999/12/01 付けで規格として出版されました。ここでは、その新機能を説明します。
Ubuntu Studioプロジェクト自らが掲げる謳い文句は「multimedia creation flavor of Ubuntu」(マルチメディア作成用のUbuntuフレーバ)というものであり、その母体となったオリジナルのUbuntuプロジェクトも、「aimed at the GNU/Linux audio, video, and graphic enthusiast as well as professional」(GNU/Linuxでオーディオ、ビデオ、グラフィックスを扱うプロフェッショナルを含めたユーザをターゲットとした)という説明をしている。確かにその外観はUbuntu Linuxディストリビューションから著しく変わっているのだが、問題はその中身が実質的にほとんど変わっていないことなのである。 本年5月末に初回リリースの行われたUbuntu Studioであるが、その際のリリ
VMware、IntelMac向け仮想化ソフト製品版をいよいよ発売――64ビット版VistaのほかSolarisやLinuxなど60以上のOSが稼働 Fusion は、Intel Mac上でWindowsとMac OS Xを並行動作させることができる。Macユーザーがシステムを再起動せずにWindowsプログラムを実行できる競合製品としては、Parallelsの「Parallels Desktop for Mac」やCodeWeaversの「CrossOver for Mac」がある。 「VMware Fusion」のインタフェース例(UnityとLauncherが動作) VMwareのMac製品担当シニア・プロダクト・マネジャー、パット・リー氏によると、Fusionは64ビット・プロセッサをサポートし、Windows Vista Ultimateの64ビット版など、64ビット・プロセッサ
Black Hat USA 2007 Briefingsがラスベガスのシーザーズパレスで今朝(8月1日)始まった。冒頭で創設者のJeff Moss氏がこのショーについての短評とちょっとした数値を披露した。Jeff Moss氏によると、公式には50余りの国々から4,000人を超える出席者が集まっているが、Halvar Flake氏の入国が許可されていれば、この数はもっと大きくなっていたはずだとのこと(Halvar Flake氏は入管で米国への入国を拒否され、そのままドイツに帰国した)。 Moss氏は満員の聴衆に向かって、Flake氏の件に関して各国の政府代表者と連絡をとるように求めた。Moss氏によると、この件は些細な専門的手続きの問題にすぎず、同日のもっと早い時間にデトロイトの入国審査で本物の「ならず者」の入国を阻止できなかったために大げさになったのだという。Moss氏は自分の意見を述べな
まつもとゆきひろ氏自身による「Ruby入門」をお届けします。日経Linuxの連載開始前の特別企画(2005年4月号)として,Rubyが他のスクリプト言語やオブジェクト指向言語とどこが違うのか,なぜ便利なのかを中心に解説してもらったものです。 こんにちは,はじめまして。まつもと ゆきひろと申します。ひょんなご縁から本誌で講座を書かせていただくことになりました。「日経LinuxではまだRuby*1を取り扱ったことはありませんから,紹介から始めてください」と依頼されました。 そういえば,Rubyの紹介記事を見る機会は少ないかも知れません。1993年にRubyの開発を始めてからもう12年になり,Rubyについて知っている人はずいぶん増えました。しかし,あらためて紹介記事を書くという機会はほとんどないものです。少し調べてみたら,雑誌に「Rubyの紹介記事」が載るのは2002年以来のようです。 せっか
「Linuxは軽い」--。昔からよく,こう言われる。グラフィックスを使わず,コマンド・ラインだけで利用できること,メモリー容量に制限のある組み込みシステムでも多用されていることから,そのようなイメージがあるのだろう。 2001年に登場したWindows XPには,256Mバイト以下のメモリーでは動作が遅いという不満があった。その2年後の2003年に登場した「Red Hat Linux 9」をデュアルブート構成で動作させてみると,確かにRed Hatの方が高速に動作した。 2007年に入って普及の兆しが見られるWindows Vistaに至っては,推奨システム要件に「1GBのシステム メモリ」と書かれている。こうしたことが,冒頭の“神話”につながっているのだろう。 そのためか,古いパソコンにLinuxをインストールして「再び使いこなしたい」「せめてWebアクセス専用機に仕立て上げられないか」
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