ヤマハ発動機の「EC―f」=同社提供ホンダの電動バイク「EV―カブ」=同社提供 電気自動車だけでなく、「電動バイク」の開発競争も熱くなってきた。ホンダとヤマハ発動機は10年にも新車種を販売し、市場に本格参入する計画だ。24日から一般公開される東京モーターショー(千葉市・幕張メッセ)では、各社がコンセプトバイクを披露する。(小暮哲夫) ヤマハは3車種を出展。いずれも50CCの原付きバイクの大きさで、家庭用電源からリチウムイオン電池に充電し、モーター走行する。「斬新な外観を目指した」(ヤマハ)のが「EC―f」と「EC―fs」。電動バイクはエンジンや燃料タンクのスペースがいらず、自由にデザイン設計できる利点を生かしたという。 ヤマハは02年に電動バイクに参入し約6千台を売ったが、電池が発熱する不具合が発生。07年に生産を止めた。今回が再参入になる。 ホンダは「EV―カブ」と「EVE―ネオ