フランス・パリ(Paris)で、売春の合法化を訴える仏女性権利団体「Law and Prostitution'(法律と売春)」メンバーの女性たち(2010年3月24日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/BERTRAND GUAY 【3月26日 AFP】ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州で、ケルン(Cologne)市が導入した「売春税」が成功を収めていることから、他の自治体も追随する方針を固めた。 ケルン市は2004年、売春を職業とする女性に対し月額150ユーロ(約1万8500円)、売春宿に対しては1平方メートル当たり同3ユーロ(約370円)の特別税を科すことを決めた。以来、「売春税」による税収は好調で、2009年には80万ユーロ(約9900万円)の税収があったという。 長引く不況で各自治体で厳しい財政状態が続くなか、同じ