司書ら修理、復旧に全力 本の表面を拭き、書棚に分類して配置するボランティアの司書=諫早市立森山図書館 落雷による火災で8月初めから休館が続く諫早市立森山図書館(森山町)。被害を免れた同館施設を利用し、11月までの部分再開へ復旧作業が進んでいる。水ぬれした本の仕分けや修理、消毒、書架への分類-。本に関する専門業務が多いため、これまで県内外の図書館司書延べ300人近くがボランティアで応援。休日返上で駆け付けた思いは「一冊でも助けたい」-。 10月3日朝。エプロンとマスク姿の司書たちがページの上下に残る黒いすすをサンドペーパーやはけで黙々と取り除いていく。児童書、一般書、文庫、雑誌-。火災前、展示室だったスペースに木製の本棚が種類別に並ぶ。エタノールを含んだ布で本の表面を丁寧に拭き取り、あいうえお順に手際良く並べていた。 参加したのは県立長崎図書館をはじめ、長崎、大村、平戸、南島原、五島、
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