京都大学発スタートアップのトレジェムバイオファーマ(京都市)は「歯生え薬」の開発に向け、臨床試験(治験)の前段階の安全性試験に乗り出す。このほどベンチャーキャピタルなどを引受先とする第三者割当増資で4億5000万円を調達した。トレジェム社は歯の成長を抑制するたんぱく質を発見、この働きを止める抗体を開発した。先天的に永久歯が生えない先天性無歯症や永久歯が抜けた後でも存在する「歯の芽」に働きかけ、
日本ではほぼ駆逐された「自治寮」という形態を未だ保ち続ける学生寮界のシーラカンスであり、寮生以外の京大生からは「あそこはヤバイ」「東南アジアのスラムっぽい雰囲気」などとボロクソに言われている場所です。 最近では公安警察を逆に捕まえるなどの業績(?)を残した学生の出身寮などとも言われている吉田寮ですが、実は僕、かなりの期間あそこで生活していたことがあります。
徳澤 佳美(とくざわ よしみ)は、日本の生命科学者。愛媛大学助教[1]。奈良先端科学技術大学院大学の山中伸弥研究室で博士号を取得した[2]。奈良先端科学技術大学院入学時の成績は120人中4番と上位であった[3]。 彼女が山中伸弥の下で学生時代に行った研究は、ノーベル賞の対象にもなった人工多能性幹細胞(iPS細胞:induced pluripotent stem cell)の作成において、非常に大きな役割を果たしている[4]。 iPS細胞作成への貢献[編集] 徳澤のiPS細胞作成への貢献については、2009年に秀潤社から出版された細胞工学誌のiPS細胞特集号の中に含まれている山中伸弥のエッセイ「せるてく・あらかると」[4]で詳細な説明がなされている。iPS細胞が生まれた経緯をノーベル賞受賞者の山中が回顧したこのエッセイの半分近くが徳澤が学生時代に成し遂げた仕事の内容であり、徳澤をiPS細胞の
先日3月2日、文部科学省で京都大学の改革強化のための補助金の配分が決定され、5年間で外国人教員100名を雇用し、教養授業の半分程度が英語で行われるという内容の記事が、朝日新聞および日経新聞に掲載されました。その後3月5日に開催された部局長会議および評議会において、外国人100名の受け皿としての再配置定員を確保するために、各部局で年間一定割合の教員削減を行うことと並行してシーリングをかける (一定の比率で、空いたポストを補充せず空けたままにしておく) という案が、多大な議論の末、可決されました。これにより、各部局は今後の運営がきわめて厳しくなるため、大きな議論が呼び起こされています。 「外国人100名雇用」に関する案が最初に浮上して来たのは、昨年3月末ごろですが、松本紘総長を中心とする執行部の一部から提示されたこの案は、いったん消え、昨年6月より、専ら「国際高等教育院」設置案が急速に推し進め
百木です。いま、京都大学でちょっとした騒動になっている「国際高等教育院」問題についてまとめてみました。できるだけ客観的に・事実に基いて書いたつもりですが、いろいろと僕個人の意見が反映されている部分もあると思います。この記事はあくまで百木個人の意見であり、京都アカデメイア全体の見解ではないことをお断りしておきます(この問題についてはいろいろな意見・立場の人がいるので)。もし何かお気づきの点、反対意見、補足情報などあればコメント欄にお願いします。 1.現状のまとめ 最近の京大は、「国際高等教育院」問題で揺れています。 初耳だという方も多いでしょうが、朝日毎日などの大手新聞でも記事になっていたのでそちらをご覧になった方もいるかもしれません。いくつかリンクを貼っておきます。 朝日新聞: 京都大、教養教育を一元化へ 13年4月に新部門検討(2012年11月15日9時58分) 毎日新聞: 京都大:教養
工学部に在籍中・出身の学生の皆さんへのメッセージ (楠見が所属している京大工学部の学生諸君を主な読者と想定して書きました) 1 はじめに 大企業病はびこるジェネラルエレクトリック社(GE社)を蘇生させ、90年代前半に黄金時代を築いた、ジャック・ウェルチ(Jack Welch)という人がいる。ジャックが書いた自伝に、印象的な場面が出てくる(「「Jack」」Jack Welch著 2001 Warner社、現在、Headline社からペーパーバックが出ている)。 ジャックは、ある日、 博士研究員の先輩と飛行機に乗った。その頃は、飛行機は小さく、大衆的な乗り物ではなかったので、客室乗務員のサービスも個人的なものだった。彼女は、ジャックに、「飲み物はいかがですか、ウェルチさん(Mr. Welch)?」と尋ねた。次に、彼女は、隣席に座っていた博士研究員の人に「 飲み物はいかがですか、ゲルトナー博士(
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