タグ

2012年5月23日のブックマーク (5件)

  • 今井宏『Mon 080804 ソルジェニーツィン死去 ラヴェンナ紀行3』

    ソルジェニーツィン死去、のニュースがあった。中2のとき「イワン・デニーソヴィチの一日」を新潮文庫で読んで、「シューホフ」という人物が主人公で「イワン・デニーソヴィチ」などという人物は全く登場しないことを不思議に思ったのを記憶している。別にファンになったわけではないが、「ガン病棟」「煉獄の中で」「マトリョーナの家」(すべて新潮文庫)など、文庫で出るたびに必ず読んだ。今では信じがたいことだが「収容所群島」発売の時には、書店の前に行列ができるほどで、その人気ぶりはほとんど「ハリー・ポッター」と同じようなものだったと思う。 ソ連の政治体制に抵抗する「反体制作家」のレッテルを貼られた作家だったことを考えれば、70年代から80年代にかけての西側社会でソビエト連邦に対する恐怖感がどれほど大きかったかの証左になるかもしれない。西側の市民はとにかくソ連が嫌いで、ソ連の脚を引っ張ってくれるなら何でも構わなくて

    今井宏『Mon 080804 ソルジェニーツィン死去 ラヴェンナ紀行3』
  • 今井宏『Sun 080803 赤塚不二夫のこと ラヴェンナ紀行2』

    「赤塚不二夫、死去」のニュースを聞いて「ああそうか、夏の人だったな」と思った。ニャゴロワも後ろを向いて悲しそうである。大きな雲の姿になって悲しみを表現。「今日は曇り」の天気予報のようである。赤塚不二夫の死を悼み、なぜ彼が私にとって「夏の人だった」のか、それを書いておきたい。 私は子供時代にあまりマンガを読まなかった。私の世代には珍しいことなのだろうが、「天才バカボン」も「もーれつア太郎」も読んだことがない。だから赤塚不二夫について私が唯一知っているのは「おそ松くん」である。小学生時代の私の愛読書は小学館の図鑑シリーズ。「植物の図鑑」「採集と標の図鑑」「気象と天文の図鑑」「理科実験の図鑑」「日歴史の図鑑」「地球の図鑑」「世界歴史の図鑑」「日地理の図鑑」、そういう写真と図表と絵がふんだんに掲載された図鑑を来る日も来る日も眺め、いつの間にかみんな暗記してしまい、大学受験までは図鑑の知識でほ

    今井宏『Sun 080803 赤塚不二夫のこと ラヴェンナ紀行2』
  • :: 子どもの本質 | ヤンチャ塾長のBLUES ::

    werdy
    werdy 2012/05/23
  • :: 洗礼 | ヤンチャ塾長のBLUES ::

    werdy
    werdy 2012/05/23
  • 今井宏『Fri 120427 宴のあとの寂寥感 今井君は巨漢ではない(サンティゴ巡礼予行記38)』

    12月26日、いつもより早めに起きて大聖堂に行ってみた。今日も朝早くからミサがあって、地元の熱心な信者が集まり、聖歌を歌い、声を合わせて祈りを捧げている。さすがサンティアゴ・デ・コンポステラだけあって、祈りの声は他の町の教会よりもずっと厳粛に聞こえる。 しかし何と言っても「祭りのあと」「宴のあと」の寂寥感は拭えない。ミサに集まった人々の数は、昨日と比較して激減している。無理もない。ボタフメイロのある日とない日では、観光客の数が全く違うのだ。修道女の歌う聖歌の声も少々虚ろに響いた。 実はクマ蔵どんは誤解していて、ボタフメイロは今日もあるものだと思っていた。あれだけの大掛かりな儀式だ。とても毎日毎日あんなことをやっている余裕はないだろうが、12月26日と言えばボクシングデーである。例えばロンドンなら、堂や交通機関の多くがお休みになるのは25日と26日はほぼ対等である。 大聖堂に一歩踏み入れた

    今井宏『Fri 120427 宴のあとの寂寥感 今井君は巨漢ではない(サンティゴ巡礼予行記38)』