山梨県内のスーパーで販売されたツナ缶にゴキブリとみられる虫が混入した問題で、製造元のはごろもフーズは、報道を受けてそのことを公表した。しかし、自主回収をしない方針は変えていない。 テレビの映像を見ると、ツナ缶の真ん中近くに肉に囲まれて黒い塊があるのが分かる。 「混入は偶発的なもので連続性がないと判断」 1.5センチほどのゴキブリとみられ、はごろもフーズによると、手足も切断されない状態でそのまま入っていたという。 きっかけは、スーパーでツナ缶「シーチキンLフレーク」を買った50代女性が2016年10月13日、このスーパーに届け出たことだ。はごろもフーズが持ち帰って調べたところ、翌14日には、ゴキブリに加熱された形跡があって製造過程で混入した可能性が高いと分かった。 女性には19日に謝罪したが、公表や自主回収はしなかった。報道によると、スーパーは山梨県内の保健所に通報し、県が20日に静岡市保健
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