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  • 三国志文献案内・正史

    上記・中華書局『三国志(標点)』の全訳。陳寿の文と裴松之の注の全てを訳した有り難い書籍。人名索引、裴松之注の引用書目、三国官職表(清・洪飴孫『三国職官表』の簡易版)も有り。稀(まれ)に誤訳・誤植もあるが、全体として見れば、三国志に関わる者にとってバイブルの一つである事は間違いない。世界古典文学全集に収められているが、文庫としても出版されている。(全3巻) 中国の古典シリーズ3、田済(わたる)氏の編訳。標題の通り、漢書・後漢書・三国志の列伝から何編かずつを選んで現代語訳をしたもの。『三国志』からは武帝紀・王粲伝・徐バク(しんにゅうに「貌」)伝・胡質伝・王昶伝・曹爽伝・諸葛亮伝・簡雍伝・秦フク(うかんむりに「必」)伝・関羽伝・張飛伝・周瑜伝・呂蒙伝をおさめる。巻末には、簡易的な前漢の職官表有り。 明徳出版社の中国古典新書のシリーズにおさめられている『三国志』の抄訳(しょうやく:原文の一

  • 竹馬の友

    (出典) 【世説新語・品藻】より 殷侯既廃。桓公語諸人曰、少時與淵源共騎竹馬、我棄去、已輒取之。故當出我下。 (書き下し) 殷侯既に廃せらる。桓公諸人に語りて曰く、少(わか)き時、淵源と與(とも)に竹馬に騎(の)るに、我棄て去れば、已(すで)に輒(すなは)ち之(これ)を取る。故(もと)より當(まさ)に我が下に出(い)づべし、と。 (語注) ○殷侯:殷浩。 ○桓公:桓温。 ○淵源:殷浩の字(あざな)。 (現代語訳) 殷浩が位を平民に落とされてから、桓温が人々に言った。「幼いとき、殷浩と竹馬に乗ったものだが、私が竹馬を棄てると、殷浩がそれを拾って乗ったものだ。もとから彼は、私の下風に立つべき人物なのだよ」 (解説) 後漢末の黄巾の乱からおよそ100年、晋の司馬炎によって三国時代に終止符が打たれ、ようやく太平の時代が訪れたかに見えました。しかし晋王朝は、王族の内乱や異民族の侵入により滅ぼされてし

    werdy
    werdy 2012/09/04
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