京都府が三条大橋たもとの鴨川河川敷(京都市中京区)で進めるデジタル看板計画に対し、地元の立誠自治連合会会長を務める諸井誠一さん(77)から「三条大橋にデジタル看板はいらない。計画を撤回してほしい」との意見が京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」に寄せられた。河原町や木屋町、先斗町など京都一の繁華街で住民のまとめ役として長年活動し、地域事情に精通する諸井さんが府の計画を批判する理由はどこにあるのか。 京都府が2022年中にデジタル看板を設置する考えを示したのは同年9月7日。計画地の三条大橋周辺は市内でも特に厳しい景観ルールが敷かれ、隣接する先斗町ではデジタル看板の設置が市屋外広告物条例によって禁止されている。地域の決まり事に逆行する計画が突如浮上したことについて、諸井さんは「本当にびっくりした。景観保全の取り組みを進めてきた京都市も府の計画には難色を示したそうだが、当然のこと」と話す。 諸
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