ロシア軍は完全掌握を目指す東部ルハンシク州で、ウクライナ側の兵士や市民が残る工場の制圧に向け攻勢を強めています。一方、ウクライナ軍で地上部隊の補給活動を担う司令官は、これまでの戦闘で戦車やミサイル発射システムなど多くの兵器を失ったとして、欧米側にさらなる軍事支援を訴えました。 ロシア軍は完全掌握を目指す東部ルハンシク州で、ウクライナ側の拠点セベロドネツクを包囲しようと攻撃を続けています。 セベロドネツクの「アゾト化学工場」には、ここを拠点とする兵士とともに市民も取り残され、ルハンシク州のハイダイ知事は17日、子ども38人を含む568人が残っていると明らかにしています。 これに対し、ロシア側は市民を避難させる「人道回廊」を設置すると主張する一方、兵士には投降を迫っていて、現地の親ロシア派武装勢力の指導者はロシア国営のタス通信に対し、ロシア側の部隊の一部が工場内に入り戦闘が行われているとしてい
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