ウクライナの首都キーウで10日午前8時過ぎから、複数の砲撃と爆発が相次いだ。ウクライナ当局によると、少なくとも民間人11人が死亡し、60人が負傷した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、キーウのほかにも、南東部ザポリッジャ、北東部ハルキウ、中部ドニプロ、西部リヴィウなどで、電力施設が攻撃されたと明らかにした。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は同日、砲撃を認めた。 ウクライナの緊急事態庁によると、ロシアの砲撃で少なくとも11人が死亡した。そのうち8人はキーウで死亡したという。さらにウクライナの国家警察によると、全国で約60人が負傷した。