前回の記事:事実!「声をかけやすい人」は仕事ができる 仕事相手に「こうしてほしい」と伝えて、実際に行動してもらうには、「相手に伝わっている」ことが必要です。ところが、これがなかなかうまくいきません。 当たり前のことを言うようですが、自分と相手は他人同士です。自分の伝えた内容と、相手に伝わった内容が一致しない場合もあります。自分本位で「伝える」ことを考えるだけでなく、相手の立場になって「伝わる」ことを考えなければ、「言った」「聞いていない」の食い違いが生じてしまいます。 ANAビジネスソリューションが実施している「ヒューマンエラー対策」の研修では、まさに「大事なのは『何を伝えたか』ではなく『何が伝わったか』である」ということを教えています。 「伝える」と「伝わる」はまったく違う そのための秘訣は、とてもシンプル。「伝えたいことが伝わったかどうか、きちんと確認することが大事」と語るのは、30年