こんにちは,数学大好き学生エンジニアの迫佑樹(@yuki_99_s)です. 高校生の数学では,確率統計の範囲で相関係数というものを習います. そして同じく,高校数学のベクトルの範囲で,内積というものを習いました. 全く関連性が無いかのように思えるこの2つですが,実は式の形は全く同じなんですね. ちょっとだけ数学が楽しくなるお話です. 内積の基礎復習からスタート 軽く内積の復習をしておきましょう. 『内積を求めよ』と言われると,『2つのベクトルの絶対値を2つのベクトルがなす角を使って求める方法』と,『2つのベクトルの成分を使って求める方法』の2種類がありました. 内積を使った典型的な問題に,以下のような2つのベクトルのなす角を求めるものがあります. 上記のような手順によって,例題で示された2つのベクトルのなす角は45度と求めることが出来ました. さて,例題で使ったベクトルを実際に図示してみる
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