乍恐申上候 一、丹波国出雲村与山城国原村与山の出入*1二付、□□(御見)使被仰付被成御覧候間、有体可被仰上候間紙面に不申上候事、 一、山城国与丹波与堺目、①先々より無紛義ニ御座候、然処ニ②出雲村之領内之由、新義ニ申懸候事前代未聞ニ御座候事、 一、去正月十九日ニ出雲村理右衛門・中村*2伝右衛門大しやう*3ニ□、うへ木*4をほり*5竹木をきり*6取申候事*7、 一、小口村忠右衛門、同作兵衛大しやう仕、いなり*8山社を打やぶり*9山下*10へ打くたし*11申候事、 一、小口村与一、原村の家々乱入、戸たてく*12打やふり申事、 一、当月十二日ニ重而又大せい*13をもよほし*14、北屋村*15の与三郎と名乗、原村のはり堂まて打やふり候事、 一、③作まへ*16の儀ニ御座候間、今程*17被仰付候ハねハ、耕作仕付*18候事成不申候事、 右之通御見使御覧候間、被成御尋*19被仰付候ハヽ忝可奉存候、以上、 二