前回、拡散モデルで将棋の方策を学習できることを確認した。今回は、マルチGPUで学習できるように学習処理をPyTorch Lightningで実装し直す。 LightningCLI LightningCLIを使うと、ハイパーパラメータやオプティマイザの設定をconfigファイルに記述できて便利である。 モデルクラスと、データクラスを定義すると、以下のように記述するだけで、学習部を実装できる。 LightningCLI(DiffusionPolicy, MyDataModule) 実行するときは、サブコマンド「fit」を指定して python train_lightning.py fit --config config.yamlのように実行する。 データローダ 前回データローダをシングルワーカで実行していたが、複数ワーカで実行できるように、データローダをマルチプロセスに対応した。 データローダ