日本政府は12日朝、誰にとっても意外なことに、北朝鮮が長距離ロケットの発射を強行したと発表した。それは、日本をはじめ世界のメディアが、北朝鮮の発射が不具合の修復のために延期されたと報じたほんの数時間後のことだった。 European Pressphoto Agency 迎撃ミサイルPAC3の前に立つ自衛隊員(12月7日) ミサイルは日本時間午前9時49分ごろに発射された。北朝鮮が人工衛星と主張するものの、日本をはじめ各国がミサイルと呼ぶ、このロケットは解体されているはずだったことから、一段と混乱を招いた。 ミサイルの技術的問題と考えられるとする報道が日本の12日の朝刊各紙の1面を飾っていた。 朝日新聞は、韓国メディアの報道を引用し、北朝鮮が「技術的欠陥の修理でロケット取り外し」と報じていた。また、産経新聞も「北朝鮮:ミサイル解体」と報じていた。 また、日経新聞のニュースサービスでは12日午