【2月21日 AFP】ダイエットに関するアドバイスでは、炭水化物か脂肪の摂取量を減らすよう言われることが多いが、実際には糖質制限も脂質制限も似たり寄ったりだとする研究論文が20日、発表された。 米国医師会雑誌(JAMA)に発表された論文によると、個人の遺伝的特徴やインスリン代謝についても、食事療法がその人にとって有効かどうかの主要な要因ではないという。 この研究結果は、米国の660億ドル(約7兆1000億円)規模のダイエット産業、特に最近流行のDNAダイエットに影響を与えるかもしれない。DNAダイエットは、個人の遺伝子に合う最適なダイエット方法を提示するとうたっているためだ。 論文の主執筆者で、米スタンフォード大学(Stanford University)のクリストファー・ガードナー(Christopher Gardner)教授(医学)は「友人がダイエットを始めて成功し、別の友人が同じダイ