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ブックマーク / www.aviationwire.jp (4)

  • エンブラエル、E190-E2初飛行成功 MRJ最大のライバル、前倒しで

    ブラジルのエンブラエルは現地時間5月23日(日時間24日)、次世代リージョナルジェット機「E190-E2」の初飛行に成功した。当初は今年下半期に実施予定だったが、前倒しした。 E190-E2は、三菱航空機が開発を進める国産初のリージョナルジェット旅客機「MRJ」にとって最大のライバル。初飛行に成功したことで、開発が遅れているMRJは苦戦を強いられそうだ。 高度4万フィート到達 E190-E2の飛行試験初号機(登録番号PR-ZEY)は、午後1時6分に工場のあるサンジョゼ・ドス・カンポスを離陸。3時間20分の初飛行に成功した。飛行試験初号機がロールアウトしたのは2月25日で、3カ月で初飛行にこぎ着けた。飛行速度はマッハ0.82、高度は4万1000フィート(1万2496.8メートル)に達した。上空では主脚と前脚を格納し、フラップを操作した。 飛行試験機は4機製造。量産初号機の引き渡しは、201

    エンブラエル、E190-E2初飛行成功 MRJ最大のライバル、前倒しで
  • 国産ステルス実証機X-2、初飛行成功

    防衛省が開発を進める先進技術実証機「X-2」が4月22日、初飛行に成功した。今後は航空自衛隊岐阜基地を拠点に、ステルス技術などの検証を進める。 X-2は、2009年度から防衛装備庁(当時の防衛省技術研究部)が開発を進めている国産実証機。将来の戦闘機に使われるステルス技術を用いた機体形状やエンジンの推力偏向制御など、先進技術を検証する。 機体の大きさは全長14.2メートル、全幅9.1メートル、全高4.5メートルで、実証エンジンXF5-1を2基搭載。三菱重工業(7011)が機体、IHI(7013)がエンジンを製造した。開発費は約393億円を予定している。 今年1月28日、三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で、防衛省の記者クラブに加盟する報道機関に機体を公開。型式がX-2に制定された。 X-2は4月22日午前8時47分に県営名古屋(小牧)空港を離陸。三菱重工のテストパイロットが操

    国産ステルス実証機X-2、初飛行成功
  • エアバス、ベルーガXLの製造開始 A350増産に対応

    エアバスは現地時間12月21日、パーツ輸送を担う次世代大型輸送機「ベルーガXL」の製造を開始したと発表した。スペインの工場で最初の「メタルカット」が行われ、後部胴体の製造を開始した。 後部胴体は2017年初頭、仏トゥールーズで最終組立を実施する。初号機は2019年半ばに就航する予定。 ベルーガXLは、現行の大型輸送機A300-600ST「ベルーガ」の後継機。A350 XWBファミリーの増産に伴い、2014年11月に開発が発表された。A330-200F貨物機をベースに5機製造する。コンポーネントや機器は既存のものを再利用するが、コックピットや貨物室などは新規開発となる。 9月に外寸や最大離陸重量など、仕様策定を終了。全長63.1メートル、高さ18.9メートル、胴体直径8.8メートル、翼幅60.3メートル、翼面積361.6平方メートルと定められた。重量は最大離陸重量が227トン、最大着陸重量が

    エアバス、ベルーガXLの製造開始 A350増産に対応
  • 三菱航空機、MRJの胴体を初公開 10月から最終組立へ

    リージョナルジェット機「MRJ」を開発する三菱航空機は9月7日、機体を製造する三菱重工業(7011)の名古屋航空宇宙システム製作所(名航) 飛島工場で、製造中の胴体や主翼を報道関係者に初めて公開した。 公開された胴体は5機製造される飛行試験機の初号機のもの。組み立てが完成したコックピットと中胴前部、中胴後部、後胴前部の4点と、工作試験に用いる主翼が展示された。組み立てを終えた胴体が公開されるのは、今回が初めて。 三菱航空機の川井昭陽社長は、「こんなに大きな飛行機は三菱重工としても初めてなので、ものになってきたのは心強いし、うれしい。今からぎ装や結合を行い、当の意味で飛行機にしていくので、早く飛ばしたい」と感想を語った。 8月22日に発表した新スケジュールでは、初飛行が2015年4-6月期、初号機の引き渡しは17年4-6月期を予定。「絶対守るぞ、というスケジュールを申し上げたつもり。できれ

    三菱航空機、MRJの胴体を初公開 10月から最終組立へ
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