本エントリでは、現在哲学の分野で広く実践されていると同時に、公共の場での議論の構造的変化によって脅かされている学問的実践の一部に注意を向けたい。
![経済学101 — 経済学的思考を一般に広めることを目的とした非営利団体です](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)
本エントリでは、現在哲学の分野で広く実践されていると同時に、公共の場での議論の構造的変化によって脅かされている学問的実践の一部に注意を向けたい。
教科書について何度かオススメを聞かれることがあったので、個人的に読んでよかったものや面白かったもの、使って役立ったものをまとめておく。新学期、がんばっていきましょう。(教科書に取り組む前の入門書は「経済学の定番入門書」で紹介) <目次> 1.ミクロ経済学(学部初級~大学院) 2.ゲーム理論(学部初級~大学院) 3.マクロ経済学(学部初級~大学院) 4.統計学・計量経済学(学部初級~大学院) 5.経済数学 zero zero 1.ミクロ経済学 【学部初級】 いま世界で最も影響力(コラムを通した発言力?)のある経済学者のクルーグマン。彼の手によるミクロ入門書は間違いなくオススメできる一冊だ。彼のブログ/コラムと合わせと読むと面白さが増すだろう。ロングセラーのマンキューも定評がある。もちろん彼のブログも要チェックだ。 八田達夫『ミクロ経済学Ⅰ』は副題 <市場の失敗と政府の失敗への対策> の通り、
コンピュータサイエンスの学生へのアドバイス卒業するまでにミクロ経済学を学ぶこと経済学を履修してない人のためにごく簡単に説明しておこう。経済学というのは、意味があって現場でも証明されているたくさんの役に立つ理論や事実で華々しく始まり、それからあとは坂道を転げ落ちていく分野の中の1つだ。最初の有用なやつはミクロ経済学で、これは文字通りビジネスで重要な理論すべての基礎となっている。その後は悪化していき、マクロ経済学が出てくる(これはスキップして構わない)。マクロ経済学は金利と失業率の関係のような興味深い理論についての話なのだが、当たっていることよりはずれていることの方が多い。そしてそれ以降はただ悪くなっていく一方で、たくさんの経済学専攻の学生が物理学に切り替えてしまうのだが、なんにしてもそのほうがウォールストリートでいい職が得られるのだ。ただミクロ経済学は間違いなく取るようにしないといけない。需
記事一覧 2010年3月5日 08 うちの妻は「元手ナシにお札を刷る」に納得できません 『日本経済復活』その3 …つまるところ、お金はとても重要な「道具」であって、その「使い方」の巧拙で、そこに生きる人々の幸せ、すくなくとも、幸せのための所与条件が大きく変わってくる。だから、お金や経済、景気を「神託」のように、... 2010年2月26日 07 経済成長すれば、財政も年金も心配なくなるの? 『日本経済復活』その2 「デフレと、デフレからの脱却」に関連した議論を聞いていて気になるのは、お互いの時間軸を合わせた話になっているんだろうかという点なんです。で、聞いている方は「もう理屈はなんでもいい、我慢しろと言うならす... 2010年2月18日 06 デフレの正体は「思い出より、おカネ」と思う心にあり 経済学っぽくいこう! 2--『日本経済復活』その1 不景気な状況、デフレ下では「モノより想い出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く