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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (13)

  • 続々・NATROM氏『化学物質過敏症は臨床環境医のつくった「医原病」だと思う』等について - 赤の女王とお茶を

    承前。 http://togetter.com/li/517251 http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130704/p1 http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130712/p1 まず、UpToDateに関して質問がありましたので補足しておきます。 先に述べたように、UpToDateはひとつの参考として有用な情報源ですが、ある疾患に関して、それをみればすべてわかるというような包括的な情報ではないという点が重要です。つまり、化学物質過敏症に関してこういう見解がある、ということは言えても、これが化学物質過敏症に関する一般的で包括的 な見解である、ということはできないわけです。 この点でまず資料の使い方に問題があるといえ、『化学物質過敏症は臨床環境医のつくった医原病』と一般化した氏の発言の根拠として不適切といえます。 http://goo.gl/H

    続々・NATROM氏『化学物質過敏症は臨床環境医のつくった「医原病」だと思う』等について - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2013/07/20
    もうこの人ダメだな。どうしてこうなっちゃったんだろう? > "同じなのは水俣病と化学物質過敏症ではなく、政府や加害企業の公害被害を悪化させる姿勢がNATROM氏と共通している、ということです。"
  • ぼく経済成長のなんなのさ - 赤の女王とお茶を

    わかりやすい…ようでいてなんだかわかりにくくないですか? 私の鈍さはさておき。 経済成長ってなんなのよ? 多分複雑な前提をいろいろと省略しているために分かりにくいのだと思うので、個人的に整理してみます。 というわけで 経済成長=一人当たり実質GDPの上昇 というところから出発しましょう. まずこれ、どうなんでしょう。 こうやって人口で割るといかにもGDPが各国民に分配されているように見えますけど、実際にはそんなことはないわけで。「国民の豊かさ」の指標としてはかなり作為が入ってきませんか。 普通、正規分布をとらないような集団を代表・要約する場合には平均値ではなく最頻値や中央値を使いますよね。たとえば「世帯あたり購買力の最頻値」であればかなり現実を反映するように思うのですがいかがでしょう。 雲の上のほうで巨額のマネーが飛び交えばGDPは上昇するでしょうけど、それを人口で割っても「国民が経済的に

    ぼく経済成長のなんなのさ - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2009/02/06
    コメント欄必見
  • ドラッカーはネオリベでもサヨクでもないですよ - 赤の女王とお茶を

    ドラッカーをあまりにあがめ奉るのもどうかと思うのですが、私も一ファンとしてそれなりに読んできたし、いくつかのエントリで言及もしてますんで書いときます。 まず、私なりのドラッカー理解をまとめておきます。 ・ドラッカーのいうところの「経営=マネジメント」とは、人を手段ではなく目的と置いた上で、社会や組織をどう組み立て、動かしていくか、という方法論である。 ・また氏の言うところの「自らの責任」とは、日流の自己責任論ではなく、人を目的とした時に社会や組織の中で自分がどういう役割を担うべきか自ら任じて動くべし、ということであって、むしろ「自己使命論」というべきものである。氏自身も強みを活かして稼いでいた証券の仕事をやめ、自らの使命と信じる文筆業に身を投じた。 ・いわゆるネオリベやリバタリと異なる点は、社会や組織、共同体の機能を重視することにある。ドラッカーは人の幸福にはそれらが不可欠だと考える。従

    ドラッカーはネオリベでもサヨクでもないですよ - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2008/08/08
    これは読んでみよう/内容は赤の女王の人がいつもいっていること/経営者と労働者の力の対抗
  • 最近の化粧品がスゴイ件 - 赤の女王とお茶を

    調べ物の途中でたまたま発見したので。 黒影さんとこの「マコモ風呂」とはある意味正反対の方向へ行き過ぎてしまった感のある商品。 サイトカイン化粧品3GFエッセンス だそうな。 3GFというのは分子発生学でお馴染みのEGF、IGF、そしてFGFのことらしい。 EGF:上皮成長因子(Epidermal Growth Factor) IGF:インスリン様成長因子(Insulin-like Growth Factor) FGF:線維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor) どれも生体内で細胞増殖を促進するとされている重要なサイトカイン(細胞間情報伝達物質)です。 上記サイトではノーベル賞ノーベル賞と騒いでますが、もちろんそれは発生学的基礎研究に対して与えられたものであって、美容やアンチエイジングの効果とは直接関係ありません。 まあバイオ関係者ならEGF・FGF・IGFをまと

    最近の化粧品がスゴイ件 - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2008/04/22
    結局マコモと同方向ではなかろうか?/鉛を化粧品に混ぜてたことがあったような...
  • Science For All Americans翻訳プロジェクト終了間近 - 赤の女王とお茶を 2008-04-17

    黒影さんのところで始まったSFAAプロジェクトが大詰めを迎えています。 私自身は3〜4月はなかなか余裕がなくて「第6章 人体」しか手が付けられませんでしたが、ご協力頂いた皆さんの力でわずか2ヶ月という短期間に翻訳が一通り終了しそうです。 いや、素晴らしいですな〜。 しかもid:svnseedsさんの予想通り、なんとこのタイミングで家AAASに日語版が登場!どう見てもプロジェクトの影響です。当に(ry 黒影さん、当にお疲れ様です。ご協力頂いた皆さん、全く皆さんのおかげです。 訳を比べて楽しむもよし、プリントアウトして教材に使うもよし。日SFAAをうまく使えば、日の科学教育に相当大きな一石を投じることが出来るはずです。 それにしてもSFAAを読んだり訳したりで感じたのは、「サイエンス」というもののフトコロの深さ。私が担当した「人体」にしても、進化から分子生物学、文明論や健康な生

    Science For All Americans翻訳プロジェクト終了間近 - 赤の女王とお茶を 2008-04-17
    y_r
    y_r 2008/04/17
    後で折をみてみてみよう./それにしてもid:sivadさんが熱い
  • 嫌中的なアプローチはチベットの利益にならない - 赤の女王とお茶を

    んじゃないでしょうか。単純に。 例えばこちらも最近話題のオーストラリアの反捕鯨運動を見るとよく分かるんですが、あからさまに日を嫌っている人達の言葉やパフォーマンスは、反発を招けど決して正しい効果は持ち得ません。 日や日人の態度を硬化させるだけで、捕鯨抑制に理解を示そうとする人にすら反感を抱かせるし、たとえ正しい理屈を言っても届かなくしてしまうわけです。 チベット問題に関して重要なのは中国当局が合理的判断によってチベットへの暴力行使を止め、自治の方向へ向かい始めるような流れを作ること。 面子を重視する中国のこと、嫌中的なアプローチでは多様な中国内の親チベット派にすら反感を抱かせかねません。 それでも悪いのは中国だ?もちろんその通り。 しかし今この場合最優先なのはチベットの利益であって、中国の不利益ではない。 とかく社会運動で重要なのは、目的を見失わないこと。ドラッカーもいうように、ビジ

    嫌中的なアプローチはチベットの利益にならない - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2008/04/04
    そうなんだが,もともと嫌中が目的の人には効果なさげ.
  • 人生選択の責任は、その人生を生きているということ自体ですでに果たされている - 赤の女王とお茶を

    だから、他人があーだこーだいう筋合いはないし、自分ですらその「責任」について思い悩む必要はないと思います。趣味ならいいんですが。 今現在の人生は、自分と、他人と、環境との相互作用によって形成されていて、これからの人生もそう。 まずコントロールできるのは自分であるとはいえ、結果は相互作用によって生まれるので最終的にはカオスです。 そして、そういうカオスなリスクをある程度ヘッジするために、人間は社会を持っている。 出来る限りのリスクを社会を使ってヘッジしながら、自分は自分で選択を積み重ねていく、というのが人類が21世紀までに積み重ねてきた人生のノウハウです。 アリやハチといった社会性昆虫では、おのおのの「個体」があるとはいえ、もはやそのコロニー自体が一個の生物と考えても良いくらいの徹底した機能分担が成されています。社会機能が生存に必須になっているため、「進化」ですら今後は個体レベルでなく、集団

    人生選択の責任は、その人生を生きているということ自体ですでに果たされている - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2008/03/05
    これでFAだと思うんだが.
  • 労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を

    みたいになってません?なんとなく。 いろいろやるにせよ、何かを選択するにせよね。 好きがどうたらって話は昔いくつか書いたし、誰にいわれなくとも人は好きなことがしたいわけだ。誰がどう生きようと他人の人生は他人のものですしね。 ただ黄昏時とはいえ仮にも21世紀のトップクラスの先進国で、好きだの幸福だのが「労働」の文脈でしか語られないってのはどうなんでしょう。 個々人の生き方がどうこうよりも、私が気になるのはそこですね。 「労働」てのは基、世の中の需要に応えて対価を頂く作業で、まあそれを楽しむ術もいろいろあるとは思います。もし幸運にも「自分の好きなこと」「自分のできること」「世の中の求めること」が全て合致し続ければ一番よいのでしょうが、それでなければ不幸、好きなことができない、というのは人類が何千年も求めて作り上げてきた世の中なんですかね。 例えば労働でない「活動」というものもあります。 アイ

    労働で好きを実現しろオアダイ - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2007/12/12
    YES!!なぜたかが仕事にそう入れ込まなければならないんだ!!と思ったら"赤の女王"の人だった
  • 科学・技術は日本の生命線…のはずだけど - 赤の女王とお茶を

    京大の山中伸弥教授かっこよす - おこじょの日記 いやぁ素晴らしい成果ですね。停滞気味の日生命科学に久しぶりの花火が上がった気分。 応用へのめどがついたという意味でも画期的ですが、幹細胞研究に胚を使わなくて済むということは特に欧米人にとっては大きな「倫理的枷」が外れたわけで、ここから実用に向けて真の研究的「仁義なき戦い」が始まると見ていいでしょう。 それから日の厚生省の気の変わりやすさ。長期研究を短い期間に押し込めたり、十分な資金を与えずに放置したり。問題は、事務官の長が3年ごとに変わることだ。新しい人が来るたびに、科学研究に足跡を残そうと新しい予算を立ち上げるが、科学的な根拠はなく思い付きだけで、すでにある研究プロジェクト(どんなに成功していても)から予算を奪ってしまう。基的に、3年でプロジェクトが完成できなければ、あきらめろということだ。 で、記事にあるような山中先生の嘆きも実に

    科学・技術は日本の生命線…のはずだけど - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2007/11/22
    日本の組織は個人の組織化が非常に苦手
  • 赤の女王とお茶を - アメリカは「セイフティネットを自前で用意する社会」である

    安倍総理への提案:「人生のやり直し」に寛容な社会作りをしませんか? 人生をやり直すのはあなた?それとも総理? dan氏は「他人の人生にちょっかいを出さない社会」と表現しましたが、実際には「セイフティネットを自前で用意する社会」といった方がよいでしょう。 それは人脈であったり、宗教であったり、学閥であったり、組合であったり、NPOであったりして、あまりにも多様であるがゆえに「画一的な縛りがない」ように見えるし、そういった縛りを排除する力学が働くのです。 つまりいってみればアメリカは日とは比べ物にならないほどの「利益団体社会」であり、むしろ「多様な利益団体の集合体」こそが「アメリカ」だと考えるべきなのかもしれません。そしてそれらのセイフティネットを形成できなかった人たちはどうしようもない下流に追い込まれてしまう*1。 しかし逆に、十分な数の利益団体が競争状態にあるため、日のように寡占や独占

    赤の女王とお茶を - アメリカは「セイフティネットを自前で用意する社会」である
    y_r
    y_r 2007/10/03
    実はアメリカは個人主義ではない
  • 赤の女王とお茶を - 動物の自己認識

    鏡に写った自分の姿を見て、それが「自分」だと、少なくとも自分に由来する何かを反映していると認識できる動物はヒトを除くとサル、イルカ、ゾウということになっているようです*1。 これはつまり世界認識モデルの中に「自分」というアイコンがあるかどうか、要するに一人称視点から外に出られるかどうかという問いにある程度答えるものだといっていいでしょう。 世界モデルの中に「自分」というパラメータを入れると、世界の振る舞いを予測するための計算は各段に高度になります。つまり自分の行動が世界に与える影響も含めて未来予測しなくてはならなくなり、単に状況に反応するだけではなく、状況を作り出すという新しい世界認識が生まれます。 まあこの世界モデルが人間の意識の起源であり最大の武器という話もなくはないようですが、しかし動物というのは当に「自分」モデルを持っていないのか? で、前振りが長くなったんだけど、このワンコ。

    赤の女王とお茶を - 動物の自己認識
    y_r
    y_r 2007/10/02
    自己認識と意識
  • 科学はそもそもブートセクタですよ - 赤の女王とお茶を

    なんか今更ですがid:svnseedsさんとこから発見したので。 ACIMという不思議なテキストについて またアンカテさんね。 問題は文中のこんな架空の対話。 # エハラ: 「あなたのパソコンはウィルスに感染していますよ」 # オオツキ: 「ええっ、それは大変だ。そのウィルスはどこにあるんですか?」 # エハラ: 「ブートセクターです」 # オオツキ: 「なんですかそれは?聞いたことがないな。とにかくそのウィルスのあるディレクトリを教えてください。\windows\system32ですか?それとも\Program filesの下ですか?」 # エハラ: 「ブートセクターはディレクトリで示すことはできません」 # オオツキ: 「それはどういうこと?ハードディスクの中にあるものじゃないんですか」 ・・・・・ 名前からして、 「エハラ=いわゆるスピリチュアル」 「オオツキ=科学」 を意味している

    科学はそもそもブートセクタですよ - 赤の女王とお茶を
    y_r
    y_r 2007/08/29
    ういー 了解
  • 赤の女王とお茶を - 芸術は再び非営利化する

    「世の中は厳しい」なんて大嘘 essa節いいっすね〜。 大枠で反対するわけではないけれど、essaさん自身も書いているようにこれからは「兼業芸術家」の割合がより増え、「専業芸術家」は減っていくことになるでしょう。 つまり「いっそう芸術(だけ)ではえなくなる」ことを意味しているわけで、これを「厳しい」とみるか「甘い」とみるかはのび太のおじいちゃんのように微妙なところです。 今日日音楽にしろ映像にしろ、結構なレベルの作品をネット上でタダで楽しめてしまいます。ということは、そこそこの作品ではネットで稼ぐことはできないということ。これもessaさん自身が「誰もが最高級品を使える経済」で書いていることですが、無限配布可能なソフトウェアにおいては「ロングテール」どころか「テールレス」な状態が生じるんですね。 じゃあ多様な高級品を売ればいいかというと、そもそもそこまで高度な作品を求めている人は多くない

    赤の女王とお茶を - 芸術は再び非営利化する
    y_r
    y_r 2007/08/27
    なるほど > これからの時代はまず食い扶持を確保して、人生を楽しむために芸術をやりましょう。
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