人生の終わりをどのように迎えるかを考え、準備の活動をする「終活」への関心が高まるなか、さまざまな終活を体験できる大規模な催しが東京都内で開かれました。 「終活」を始めるきっかけにしてもらおうと、民間の団体が開いた催しには、中高年層を中心に2000人余りが参加しました。 会場では、人生の終わりに向けた準備として葬儀やお墓などの最近の流行が紹介され、なかでも、棺に入ったり、遺影を撮影したりできる体験型のコーナーが人気を集めていました。 参加した人は「何も準備をしていないと残された人が困るので元気なうちに考えておくべきだと感じた」と話していました。 民間の調査会社「ライフメディア」がことし2月、60歳以上の人を対象に行った調査によりますと、「終活」という言葉を「知っている」または「聞いたことがある」という人が70%以上に上る一方、エンディングノートを書いたという人はおよそ2%にとどまり、実際に終