バッファローは8月8日、最新のWi-Fi(無線LAN)規格である「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応するルーターを近日中に発売することを発表した。同日、この新製品を告知するティーザーサイトも公開されている。 Wi-Fi 6は、2.4GHz帯と5GHz帯の双方に対応した規格で、現在主流となっている5GHz帯用の規格「Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)」と比べるとクライアント(子機)の台数が多い環境での通信パフォーマンスが向上することが主な特徴だ。 この規格に対応するルーターは既に幾つかのメーカーから発表、または発売されている。クライアント機器でも、一部のAndroidスマートフォンやノートPCがすでにWi-Fi 6に対応しており、米Intelの第10世代Coreプロセッサ(開発コード:Ice Lake)が標準サポートしたことからPCでの普及はより進む見込みだ。 関
電子や陽子などの荷電粒子を加速する「加速器」という名前を聞くと、日本なら高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)やSPring-8(兵庫県佐用郡)、海外なら欧州原子核研究機構(CERN)といった研究所・研究施設の大型実験機器を想像するかもしれない。 そんな加速器を卓上サイズで再現した作品が、「Maker Faire Tokyo 2019」(東京ビッグサイト、8月3~4日)で展示されていた。 何がどう動いている? この卓上サイズの加速器は「サイクロトロン」と呼ばれる種類の、陽子やイオンを渦巻状に加速する装置だ。どのように動作しているのか、展示のアシスタントをしていた理化学研究所の竹谷篤さんに聞いた。 「中央の空間は真空になっています。この空間に、水素ガスを注入します。空間の中央にはフィラメントがあります。フィラメントに電流を流して暖めると、近くの水素ガスが電離して、電子と陽子に分
連載「あなたの会社は大丈夫? 『倒産の前兆』を探る」 成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には『公式』がある。どこにでもある普通の企業はなぜ倒産への道をたどったのだろうか。存続と倒産の分岐点になる「些細な出来事=前兆」にスポットを当て、「企業存続のための教訓」を探る。 第1回:格安旅行会社「てるみくらぶ」倒産の裏側に“キックバック依存経営”――多額の粉飾決算、社長らの詐欺 第2回:晴れの日を曇らせた着物レンタル「はれのひ」元社長の詐欺と粉飾決算――「成人の日に営業停止」の衝撃 第3回:本記事 1900年に創業した国内最大級の企業情報データを持つ帝国データバンク――。最大手の信用調査会社である同社は、これまで数えきれないほどの企業の破綻劇を、第一線で目撃してきた。 金融機関やゼネコン、大手企業の破綻劇は、マスコミで大々的に報じられる。実際、2018年に発覚した、スルガ銀行によるシェア
2014年にグーグルが買収した英国の人工知能(AI)開発企業が、「ディープマインド(DeepMind)」だ。グーグルは買収にあたり、6億ドル(約674億円)を投じたとされるが、ディープマインドは赤字を生み出し続けている。 英国の企業データベースCompanies Houseの開示資料で、ディープマインドの2018年の損失額が5億7000万ドル(約605億円)まで拡大したことが明らかになった。同社は2017年に3億6800万ドルの損失を計上していた。 ディープマインド創業者のデミス・ハサビスは、幼少期からチェスの神童と呼ばれた人物で、2005年にケンブリッジ大学の博士課程へ進み、脳神経科学の研究をスタートした。その後、2011年にディープマインドを設立した。 同社は給与の高い研究員やデータサイエンティストを数百名規模で採用しつつも、赤字幅を拡大させている。ディープマインドの現在の親会社のアル
米CloudflareのDNSサービスに、匿名掲示板「5ちゃんねる」(旧2ちゃんねる)のドメイン名を問い合わせても、IPアドレスを返さなくなっている――5ちゃんねる上で8月9日、そんな投稿が話題になっている。 ITmedia NEWS編集部が確認したところ、DNSにCloudflareの「1.1.1.1」を指定して「5ch.net」を問い合わせると、タイムアウトしてしまうことが分かった。Googleなど他のDNSサービスを設定すれば正常にアクセスできる(9日時点)。 銃乱射事件の影響か 「8chan」はCDNも停止され閲覧不可に Cloudflareは5日、米国の匿名掲示板「8chan」へのサービス提供を停止すると発表。米国テキサス州で3日に発生した銃乱射事件の容疑者が、8chanでの議論に触発されて犯行に及んだ考えられるため、と理由を説明していた。 8chanは2013年にソフトウェア開
► 2024 (349) ► 10月 (2) ► 9月 (34) ► 8月 (39) ► 7月 (42) ► 6月 (38) ► 5月 (56) ► 4月 (36) ► 3月 (36) ► 2月 (34) ► 1月 (32) ► 2023 (393) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (35) ► 8月 (33) ► 7月 (35) ► 6月 (32) ► 5月 (45) ► 4月 (30) ► 3月 (31) ► 2月 (28) ► 1月 (31) ► 2022 (438) ► 12月 (31) ► 11月 (30) ► 10月 (32) ► 9月 (34) ► 8月 (41) ► 7月 (39) ► 6月 (32) ► 5月 (33) ► 4月 (45) ► 3月 (60) ► 2月 (29) ► 1月 (32) ► 2021 (379) ►
富士通らは、「2019びわ湖大花火大会」で、IoTセンサーを活用して観客の流動状況を可視化する実証実験に取り組む。観客のスマートフォンから取得する固有ID情報を基に、滞留地点や滞留時間、移動状況などをリアルタイムに観測し、今後の警備計画や交通機関の混雑緩和、観光政策に役立てる。
楽天は2019年8月8日、10月に商用サービスの開始を予定する携帯電話事業について、安定稼働を理由に「スモールスタートになる」(三木谷浩史会長兼社長)と明らかにした。地域を絞るのか、利用者を限定するかなどについては明言を避けた。詳細は9月上旬に発表するという。 三木谷会長兼社長は「我々はネットワークの安定性に大きな自信を持っているが、新しいネットワークではあるので、念には念を入れてホップ・ステップ・ジャンプで展開していく」と説明した。2019年10月1日の商用サービス開始時点はスモールスタートにとどめ、「安定性を確認したうえで、対象範囲を広げるビッグローンチ、最終的な店舗網も含めたグランドローンチと展開していく」とした。 展開の遅れが指摘されている基地局の設置状況については「もう1、2週間早く進めば良いが、多少幅を持たせてやっているので予定通り」とする。 楽天は同日、2019年1~6月期連
国内のIT大手がAI(人工知能)などの分野で高度なスキルを持つIT人材を、高給で処遇する制度を相次ぎ導入する。若手でも顕著な実績を残せば、年収は数千万円に達する。米グーグル(Google)などの「GAFA」を中心に海外のネット大手がやりがいや高額な報酬で世界中の人材をひきつけるなか、国内のIT大手も抜本的な解決策を求められている。 「役員レベルの処遇も」、富士通時田社長が断言 富士通の時田隆仁社長は2019年8月8日、日経 xTECHなどの取材に応じ、2020年3月までをめどに高度人材向けに高給で処遇する制度を採り入れると明らかにした。AIやサイバーセキュリティーといった分野を手掛ける高度人材を対象に、専門性の高さや市場価値などを踏まえて、報酬を個別に設定できるようにする。 制度の詳細はこれから詰めるが、若手でも飛び抜けた実績を残せば、年収は3000万~4000万円に達しそうだ。時田社長は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く