私たちはAIをどう捉えて使っていけばよいのか。無人搬送車を駆使する物流倉庫などを運営するAmazon.com CTOのAWS年次イベントにおける講演から考察する。
![AmazonのCTO「AIが機能したら誰も『AI』と呼ばなくなる」 その真意を考察](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5547ab394fdfc7db748fdf74faac76da5e579ff4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F2406%2F24%2Fcover_news112.jpg)
米Amazon傘下のAmazon Web Services(AWS)は4月30日(現地時間)、ソフトウェア開発や社内データの参照など、ビジネス利用に特化した生成AIアシスタント「Amazon Q」の一般提供を始めた。 2023年11月に発表したサービスを一般向けにリリースした。料金は1ユーザー当たり20ドルから。英語版のみ。 ユーザーは、チャットUIを通じて、コード生成やテスト・デバッグ、計画・推論、生成したコードの変換、新たなコードの実装など、ソフトウェア開発を効率化できる。 企業のデータベース基盤に接続すれば、コードベースや製品情報、業績、人材などの質問に回答させることができる他、データの要約やトレンド解析なども可能だ。 社内データから生成AIアプリを構築できる新機能「Amazon Q Apps」のプレビューも発表した。自然言語でアプリの説明を記述するだけで、求める業務を遂行するアプリ
【シリコンバレー=山田遼太郎】米アマゾン・ドット・コムが自社とのつながりを伏せた会社を通じて楽天グループや米ウォルマートの電子商取引(EC)サイトに出品し、競合の情報を集めていたことがわかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日報じた。WSJによると、アマゾンは「ビッグリバー・サービシーズ・インターナショナル」という名称の企業を米国に設立し、他社の情報収集にあたらせていた。
カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください Amazonは、同社が運営するスーパーマーケット「Amazonフレッシュ」の実店舗に採用されていたレジなし技術「ジャスト・ウォークアウト」を撤去することを発表した。 ジャスト・ウォークアウトは、商品を棚からとり、店舗を出るときにスマホをスキャンするだけで清算が完了するAIを使用した全自動買い物システムである。 面倒なレジでの支払いを完全に省いてくれる画期的なシステムになるはずだったが、その実態は、インドで遠隔操作をする約1000人以上の従業員による人力作業が必要で、「ジャスト・ウォークアウト」だけで完全に運営するのが難しかったことから、今回の決断を下したようだ。 【画像】 全自動AI買い物システム「ジャスト・ウォークアウト」 Amazonの全自動レジなし技術「ジャスト・ウォークアウト」は、棚から商品を取ると、AIカメラがそれをチェック。顧客は入
マイクロソフトとOpenAIが15兆円をAI用のスーパーコンピュータに投資、Amazonは22兆円をデータセンターに投資へ。米報道 マイクロソフトとOpenAIは1000億円(1ドル150円換算で15兆円)を投資し、4年後の2028年に「Stargate」と呼ばれるAIのためのスーパーコンピュータを立ち上げると、相次いで米国で報道されています。 一方でAmazon.comはAI関連やデジタルサービスの需要の爆発的増加に対応するため、向こう15年で1500億ドル(1ドル150円換算で22兆5000億円)をデータセンターに投資すると報道されています。 マイクロソフトとオープンAI、1000億ドル規模のデータセンター計画=報道 | ロイター アマゾン、データセンターに約1500億ドル投資へ-AIブームに対応 - Bloomberg マイクソフトとOpenAIが15兆円を投資する「Stargate
米Amazonは3月28日(現地時間)、AIチャット「Claude 3」を手掛ける米Anthropicに追加投資すると発表した。投資額は27億5000万ドル(約4162億3200万円)。Amazonは昨年9月に12億5000万ドルの投資を発表し、その際に最大40億ドルを投資する計画だとしていた。今回の追加投資で完了になる。 AmazonはAntrhopicの少数株を維持し、取締役会に参加することはないとしている。 Anthropicは5日に発表したAIチャット「Claude 3」について、最上位モデルの「Opus」が多くのベンチマークで米OpenAIのGPT-4や米GoogleのGeminiなどの競合するシステムを上回る性能を発揮したと主張している。 AmazonはClaude 3発表に合わせ、AWSの一部のリージョンのAmazon BedrockでClaude 3 Sonnet(中位モデ
「Kindle」アプリのダウンロード画面(「App Store」より) Amazon Services International LLC(以下、関連会社も含め「アマゾン」と総称)が提供する電子書籍プラットフォーム「Kindle(キンドル)」で、購入済みの電子書籍が「ライブラリ」にも「コンテンツと端末の管理」にも表示されず読むことができなくなったユーザが、カスタマーサービスに問い合わせたところ「購入から1年以上経過したコンテンツは端末から削除すると再ダウンロードが保証されない」との回答が返ってきたとSNS上に投稿し、話題を呼んでいる。なぜそのような事象が発生するのか。また、Kindleに限らずデジタルコンテンツの販売プラットフォームでは同様の事例は起こり得るのか。業界関係者の見解を交えて追ってみたい。 紙の書籍を保管したり郵送で受け取る手間がなく、重い書籍を持ち運ぶ必要もなく、スマートフォ
芹沢文書 @DocSeri Kindleで購入済みのコンテンツが一部出て来ない。購入履歴にはあるのにライブラリにもなく再ダウンロード候補にもなく、それどころか「コンテンツと端末の管理」で検索しても表示されない。どうなってんだ 2024-01-15 21:53:48 芹沢文書 @DocSeri この件、Amazonのサポートとやり取りした結果「購入から1年以上経過したコンテンツは端末から削除すると再ダウンロードが保証されない」とのこと。 以前から「電子書籍は所有でなくレンタル」とは言われていたが、はっきりと「購入から1年で消える」と言われては、紙書籍とほぼ同額で購入する意義は… 2024-01-15 22:39:11
Amazon Web Services(AWS)が、ビジネス利用に特化した生成AIアシスタントサービスのプレビュー提供を開始した。ライセンス料金は1ユーザー当たり月額20~25ドルと、競合企業の同種サービスよりも手頃であることが特徴だ。 Amazon Web Services(AWS)は11月29日(米国太平洋時間)、ビジネス利用に最適化された生成AI(人工知能)ベースのアシスタントサービス「Amazon Q」を発表し、同日からプレビュー版の提供を開始した。ライセンス料金は、通常の「ビジネスプラン」が1ユーザー当たり月額20ドル(約2900円)、ITプロフェッショナル/開発者向けの「ビルダープラン」が1ユーザー当たり月額25ドル(約3700円)で、他社の同種サービスと比べると安価に設定されている。 Amazon Qの概要 Amazon Qは、Webブラウザからプロンプト(文章)を入力すると
AWSの知識を学習済みの「Amazon Q」は、AWSのシステム構築にどう役立つのか? AWS re:Invent 2023 Amazon Web Services(AWS)が開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で発表された新サービスの中でも、ビジネス向けの生成AI「Amazon Q」は最大の目玉でした。 記事「[速報]AWS、Copilot対抗となる「Amazon Q」発表。生成AIによるシステム開発支援や業務支援など、多様なAIサービスを提供。AWS re:Invent 2023」で紹介したように、Amazon QはAWS上でのシステム開発支援やコーディング支援だけでなく、業務知識を学習させたうえでの業務支援やデータ分析支援など、さまざまな機能を備えています。 特に、同社CEO Adam Selipsky氏が「Amazon Qに17年に及ぶAWSの知識を学
Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で、従来のAmazon S3 Standardストレージクラスより最大10倍高速な「Amazon S3 Express One Zone」ストレージクラスを発表しました。 Need low latency & high performance? Accelerate workloads with #AWS Amazon #S3 Express One Zone delivers the fastest data access in the cloud with the lowest-latency cloud #Storage. Speed up data processing & cross the finish with time to spare. htt
AWS、業務専用AIアシスタント「Amazon Q」発表 月額20ドル/ユーザーで提供開始:AWS re:Invent 2023 AWSは年次イベント「re:Invent」で、ChatGPT Enterpriseや企業向けCopilotと競合するAIアシスタント「Amazon Q」を発表した。「Amazon Bedrock」ベースで、SlackやGmailなどの外部データソースへのアクセス権を与えることもできる。 米Amazon傘下のAWSは11月28日(現地時間)、ラスベガスで開催の年次イベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で、新AIアシスタント「Amazon Q」を発表した。企業向け、業務専用のチャットボットで、米OpenAIの「ChatGPT Enterprise」、米Microsoftの「Copilot」、米Googleの「Duet AI」などと競合する。
米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)は2023年11月27日(米国時間)、年次イベント「AWS re:Invent 2023」の初日の基調講演で、サーバーレスのデータベース(DB)に関する新機能を3種類発表した。独自開発の新しいハイパーバイザー「Caspian」が使われている。 27日に講演したのは、AWSのPeter DeSantis(ピーター・ディサンティス)シニア・バイス・プレジデント(SVP)だ。ディサンティスSVPは例年、独自ハードウエアについて講演しているが、今年はサーバーレスのDBに関連する新機能と、それを実現するためにAWSが独自に開発した新技術について多くの時間を割いて解説した。
Amazonは、生成AIスキルを習得できる無料の8つの講座をAWSで提供すると発表した。2025年までに世界中の200万人にAIスキルのトレーニングを無料で提供するとしている。 米Amazon.comは11月20日(現地時間)、新たな取り組み「AI Ready」を発表した。2025年までに世界中の200万人にAIスキルのトレーニングと教育を無料で提供することを目指す。まずはAIのスキルアップを支援する8つの無料コースを開設した。 新コースは基礎から上級まであり、企業幹部や技術者向けのコースをAWS EducateとAWS Skill Builderで受講できる。コースの詳細についてはプレスリリースを参照のこと。コースは英語だが日本からも受講可能のようだ。 Amazonによると、AWSのプログラムでは、既に2100万人がクラウドコンピューティングのスキルを学んだという。 また、AI Read
AI技術などの研究開発を行うフューチャーアイ(岐阜県高山市)は11月6日、AIアシスタント「Alexa(アレクサ)」が自社の特許を侵害しているとして、米Amazon.comやアマゾンジャパンなど4社を8月24日付で提訴していたと発表した。 フューチャーアイの発表によると、同社はAI音声アシスタント関連の特許を複数有し、関連する複数の企業にライセンス契約の締結を求める交渉を行っているという。アマゾンジャパンもその1社で、過去1年にわたり交渉を行ってきたが、応じないとする最終回答があったため提訴した。 また訴訟を提起した後もAmazon側の代理人に「破格のライセンス料」を提示して早期和解を打診したものの、回答期限だった10月25日を過ぎても回答がなかったため、公表に至ったとしている。 同社が侵害されたとする特許第7208603号「サービス提供システム及び端末」は、ユーザからの質問や要求に応じ、
米Amazonは10月23日(現地時間)、WebとiOSのショッピングアプリで、パスワード不要のサインイン機能「パスキー(passkey)」でのログインを可能にしたと発表した。現在展開中で、Androidでも「間もなく」対応するとしている。 アカウントで設定すれば(方法は後述)、Windows HelloやiPhoneの指紋/顔認証やPINでAmazonにログインできるようになる。 パスキーは、昨年5月にApple、Google、Microsoftが発表したFIDO Allianceの「マルチデバイス対応FIDO認証資格情報」の通称。業界標準のAPIとプロトコルに基づく公開鍵暗号化を使い、面倒なログイン名とパスワードの入力を省いて安全にログインできるようにする機能だ。 Amazonでパスキーを設定するには、[アカウント&リスト]→[ログインとセキュリティ]を選択し、新たに追加された「パスキ
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)は米国時間2023年9月25日、生成AI(人工知能)スタートアップの米Anthropic(アンソロピック)に最大で40億ドル(約5900億円)投資すると発表した。両社は戦略的提携を結び、アマゾン傘下のAmazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)がアンソロピックの基盤モデル開発をサポートする。 アンソロピックは生成AI開発における注目株だ。米OpenAI(オープンAI)の幹部が2021年に独立して設立した経緯もあり、業界関係者の間ではOpenAIのライバルと目される。クラウド大手による生成AIを巡る競争は激化しており、アマゾンはアンソロピックと提携することで競争優位性の構築につなげる考えだ。 アマゾンのアンディ・ジャシーCEOは自身のX(旧ツイッター)に、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOと映る写真を投稿した
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