海外での「慰安婦」少女像設置の動きに対抗し、日本軍「慰安婦」強制はなかったとして設置に反対・抗議活動をする在外邦人の動きが北米で目立つ。しかもそれに日本政府が加担している。 6月30日、米ジョージア州ブルックヘイブン市の公園に「慰安婦」少女像が設置された。2013年に設置されたカリフォルニア州グレンデール市の少女像に続き、全米で2例目の公有地に建てられた少女像だ。ブルックヘイブン市の少女像は、地元の市民団体の働きかけにより、アトランタ市の公民権・人権センターで設置が予定されていたものだが、3月、突然不許可になった。背景には在アトランタ日本国総領事館からの圧力があったという。市民団体はその少女像を近郊のブルックヘイブン市に寄贈し、市が受け入れた。そして、総領事館は同市に対しても設置撤回を強く働きかけた。 日本人に「いじめ」被害? 6月23日付の地元紙『リポーター・ニュースペーパー』によれば、
千葉県館山市の「かにた婦人の村」内にある「噫(ああ)従軍慰安婦」と刻まれた慰霊塔。戦後40年の1985年に建てられた。 房総半島の南端、千葉県館山市の小高い丘の上。きれいに整備された林を抜け、館山の海を一望できるこの場所に着くと、大きくそびえ立つ石碑が見える。その姿は神々しくもあり、少し悲しげにも映る。石碑に彫られているのは、「噫(ああ)従軍慰安婦」の文字。「従軍慰安婦」であったことを告白した城田すず子さんが、館山市にある「かにた婦人の村」の創設者、深津文雄牧師に「慰霊塔」の建立を依頼。深津牧師が1年あまり熟考した後、「二度と繰り返してはならない事実の記憶」として建立した。 晩年をかにた婦人の村で過ごした城田さん。こうした日本人「慰安婦」は、旧日本軍が赴いた戦地の中の「慰安所」に少なからず存在したが、そのことを告白する女性は少ない。城田さんは、その壮絶な体験を『マリヤの賛歌』(日本基督教団
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