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2017年12月18日のブックマーク (5件)

  • 自分でできる認知行動療法③ スキーマを変える - サイコセラピー研究所

    第1回目は、コラム法によって自分の認知の癖を見つけ出し、より適応的な認知を見つけ出すトレーニングを解説しました。2回目は見つけ出した適応的思考を実生活の行動で応用し、その適応性の確信を高めるトレーニング方を解説しました。 自分で行う認知行動療法① 思考を変える 自分で行う認知行動療法② 行動を変える しかし、いくら既成の認知と別の捉え方をしようとしても次から次へと新たな自動思考が生み出されてしまうことがあります。それは心の奥底に共通のスキーマがあることが原因であるかもしれません。今回は自身のスキーマを見つけ出し、より現実的で楽な生き方ができるスキーマに切り替える為の手法を解説します。 スキーマとは スキーマとは人の奥底にある信念や価値観のことです。スキーマは長い時間をかけてそれまでの経験や学習が少しずつ積み重なって形作られています。「人間にとって働くことは重要だ」といった日人なら誰でも持

    自分でできる認知行動療法③ スキーマを変える - サイコセラピー研究所
  • 自分で行う認知行動療法② 行動を変える - サイコセラピー研究所

    新たな認知の定着にはトレーニングが必要 適応的な思考をみつけても、それを現実の生活に応用できなければ意味はありません。実際に現実生活の様々な場面で新たな認知にそった行動をして、その正しいことの確信を積み重ねてゆく必要があります。 行動選択の為のポイントシートを作る 前回、コラム法を使って上司に無能であるとみなされることを不安に感じるわたしが、部下は世話を焼かれるぐらいがちょうどいいという適応的思考を見つけました。では現実で以下のような問題に出会ったとします。 「仕事上、初歩的な部分でわからない箇所があり、仕事をどうすすめるべきか悩んでいる」 それに対し、限りの選択肢を書き出します。一見馬鹿馬鹿しいものでも思いついたら構わず書き出しましょう。問題解決の思わぬヒントに繋がるかもしれません。

    自分で行う認知行動療法② 行動を変える - サイコセラピー研究所
  • 自分で行う認知行動療法 ①思考を変える - サイコセラピー研究所

    前回は認知行動療法とはなにか、大まかな全体像を解説しました。 前記事:認知行動療法とは?自動思考、スキーマ、認知の歪みって? 人間は自身のスキーマー(信念)によって時に現実的でない自動思考をしてしまうことがあります。それを「認知の歪み」といいました。認知が歪むと身体的、精神的に悪影響がさらに現実的でない自動思考がうまれる悪循環に陥ってしまいます。今回は自分の思考の歪みを客観的にあらいだし、今回は現実的な思考に転換するためのトレーニング方法を紹介します。 認知の歪みにはパターンがある 前回解説したように、人間は外部から刺激を認知というフィルターを通して頭で処理し、感情が生まれ、行動をします。認知には、刺激を受けてとっさに浮かぶ「自動思考」があります。自動思考は人間の心の深層にあるスキーマー(信念)によって形作られます。 スキーマーは人生のそれまでの体験などによって構成されており簡単に変えるこ

    自分で行う認知行動療法 ①思考を変える - サイコセラピー研究所
  • 認知行動療法とは?自動思考、スキーマ、認知の歪みって? - サイコセラピー研究所

    認知行動療法は、精神的に辛いと感じた時に、自らのものの捉え方、考え方を客観的に見つめ直し、よりで現実的で柔軟なものに変えることによって、来持っていた心の力を取り戻し、さらに強くすることで困難を乗り越えていけるような心の力を育てる方法として、いまもっとも注目を集めている精神療法です。 その時、あなたはその状況をどのように捉えるでしょうか。ある人は「相手にもされない自分は無能な人間だ」感じるかもしれません。ある人は「部下に挨拶もできないなんて傲慢な上司だ」と怒りに似た感情をもつかもしれません。一方で「忙しそうだったらからしかたないな」と軽く受け流すと考える人もいるかもしれません。 このように人それぞれ違ったもの捉え方のことを「認知」といいます。人間は「認知」というフィルターを通して、物事を思考したり、行動にうつしたりします。認知によって思考がプラスに働けば問題はありませんが、物事の捉え方によ

    認知行動療法とは?自動思考、スキーマ、認知の歪みって? - サイコセラピー研究所
  • 判断と意思決定の質を上げる「意識的思考」を身につけるための、3つの習慣

    ちょっと前に、芸能界を代表する優等生ベッキーの不倫に憤っていたAさんが、先日は突然の大雪に見舞われた東京郊外の某駅で長蛇の列に並んだ。寒風の中で手袋をしたまま広げた新聞に出ていた株価下落の報道をみて「まずいなあ」と思ったが、懐の寒さをカバーしてくれるファストファッションのフリースは「やっぱり得だ」と感じる。

    判断と意思決定の質を上げる「意識的思考」を身につけるための、3つの習慣