出典:日経コミュニケーション 2011年5月号 pp.7-9 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 未曾有の大震災は、多くの企業のネットワークやシステムに損傷を与え、業務の継続性を脅かした。そこで今回は読者モニターに、東日本大震災を踏まえて今後の災害対策をどう考えるかを尋ねた。その結果、現状の対策を見直す必要があるとするユーザーは46.2%と半数近くに上った(Q1)。必要性を含めて検討するというユーザーを合わせると合計82.2%。大多数が事業継続計画(BCP)を見直す必要性を感じている。 反対に、見直しは必要ないとした企業はわずかに2.7%。BCPの見直しが必要だとする企業がすべて被害を受けたとは限らないが、少なくとも、今回の震災の規模が、誰にとっても想像を超えるものであったと言えるだろう。 見直したいポイントについての回答を見ると、最も多かったのは「災害発生
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