タグ

思想に関するyucoのブックマーク (22)

  • 『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則~』 江渡浩一郎 (技術評論社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「都市はツリーではない」で建築界のみならず現代思想にも大きな影響をあたえたクリストファー・アレグザンダーの思想がコンピュータの世界で継承され発展したことを跡づけたで、ニューアカ時代にアレグザンダーの名前を知った者としては驚きの連続だった。 若い人にはアレグザンダーもニューアカ(ニューアカデミズム)もなじみがないだろう。 日がバブル景気に突入した1980年代半ば、難解な現代思想がブームになったことがあった。発端は浅田彰氏の『構造と力』(1983)だった。ドゥルーズやデリダといったフランスの思想家を紹介した難解なだったが、スキゾとパラノという二分法がわかりやすかったせいか、思想書の枠を越えたベストセラーになった。従来の重厚長大型のマジメ思想がパラノで、ポスト構造主義のスピーディーでエネルギッシュな非マジメ思想がスキゾというわけである。 直接の出典は『アンチ・オイディ

    『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則~』 江渡浩一郎 (技術評論社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 共通善は希望たりうるか

    最近、講義を含めいろんな場面で政治社会や民主主義について考える機会が増えて、どうしたものかと思っていた折に出版された、宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』を週末に読んだ。冒頭から面白いのは、「このは、〈私〉という視点からデモクラシーを考えるです」と書いてあるのだが、その〈私〉に「わたし」とルビが振られていることだ。もちろん、「私」は「わたくし」と読むのだ、などと国語の先生みたいな突っ込みをしたいわけではない。そこに、こののテーマが端的に表れているのだ。それはすなわち、公的な場面で自分を語る一人称としての「わたくし」ではなく、私的な一人称としての「わたし」が、「私」の内実になっており、それがデモクラシーの前提になっているのが、〈私〉時代なのだ、ということだ。 書の前半は、なぜその〈私〉感覚が広がり、問題を生んでいるのかが論じられる。ここで著者は、社会学者が「個人化 Individua

  • 瓶治郎の現代詩

    瓶治郎の現代詩

  • 『西洋哲学史』 岩崎武雄 (有斐閣全書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 学生時代に読んで感銘を受けたである。書は1952年に初版が出て以来、半世紀以上にわたって版を重ねているロングセラーであり、簡にして要を得た哲学史として定評がある。今回、書店で健在なことを発見し、おおと声をあげた。 書は1961年と1975年に改訂されているが、1975年改訂では冒頭に「哲学史とは何か」という序論が追加されている。わたしは熊野純彦氏の『西洋哲学史』の感想を書いた際、哲学には発展などということがあるのかという疑問を述べたが、書の序論はまさにこの問題をあつかっているのである。 岩崎はヘーゲルによってはじめて哲学史は学問になったと認める一方、絶対精神の展開というヘーゲル流の形而上学を捨て去っても「なおかつ哲学史のうちに哲学思想の展開を見ることができるのみならず、むしろそう見るべきではないかと考える」と断言する。核心部分を引けばこうである。 哲学者自身が

    『西洋哲学史』 岩崎武雄 (有斐閣全書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • Amazon.co.jp : 本 : 男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望

    Amazon.co.jp : 本 : 男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望
  • 平野啓一郎公式ブログ

    ほぼ一年間書かなかったブログを、この三日間で二回も書いてます! 放置期間にも、根気強く僕のブログをのぞきに来て下さってた方は、これがいかに驚異的なことか、よくおわかりでしょう(笑)。 大きな執筆の仕事が一段落して、少し時間が出来たからなのですが。 で、まずは、色々とイヴェントの告知です。 ●11月30日 (金) 19時00分 - 21時00分、市ヶ谷のアンスティテュ・フランセで、フランス人作家エリック・ファイさんと対談します。無料。同時通訳アリ。 http://www.institut.jp/ja/evenements/12341… ●12月7日(金)19時30分~ スーパーデラックス六木にて、自殺対策支援センターのライフリンクとイヴェントをやります。サイン会もします。【第6回「メメント・モリ」 『空白を満たしなさい』発刊記念緊急企画 ~生きづらさへの処方箋 】http://www.li

    平野啓一郎公式ブログ
  • My Human Gets Me Blues(2009-08-17)

    _ [Reading] ニッポンの思想 / 佐々木敦 おもしろいだった。おすすめする。 佐々木敦というと、個人的には映画音楽の評論家、あるいは雑誌や音楽レーベルの主催者というイメージが強いのだが、近年は文芸批評やこうした現代思想系の仕事も手がけているらしい。ハイデガーの哲学をうまく腑分けしてみせた文芸評論家ジョージ・スタイナーを筆頭に、下手に「業界」に属していない人のほうがその分野全体をバランス良く俯瞰できるというのはよくあることだが、佐々木もなかなか手際の良いところを見せている。 この新書は「ニッポンの思想」と銘打たれているが、何せカタカナの「ニッポン」なので、居宣長だの小林秀雄だの丸山真男だの吉隆明だのといった、いわばオールディーズの「日の思想」は出てこない。浅田彰や中沢新一、柄谷行人、蓮見重彦といったニューアカ世代から福田和也、宮台真司、大塚英志といったあたりを経て、最終的

    My Human Gets Me Blues(2009-08-17)
  • Amazon.co.jp: セクシュアリティの心理学 (1644 有斐閣選書): 小倉千加子: 本

    Amazon.co.jp: セクシュアリティの心理学 (1644 有斐閣選書): 小倉千加子: 本
  • 紀伊國屋書店「scripta」−ニッポンのミソジニー

    男の値打ちは何で決まるか 男を見ていると、かれらは女といるよりも、男同士でいることのほうがもっと好きで、気持ちよいのではないか、と思わされることがよくある。女の値打ちは男に選ばれることによって決まる(と考えられている)が、男の値打ちは女に選ばれることによっては決まらない。その点では、異性愛の秩序は男と女にとって、非対称にできている。男の値打ちは何で決まるか? 男同士の世界での、覇権ゲームで決まる(ことになっている)。男に対する最大の評価は、同性の男から、「おぬし、できるな」と賞賛を浴びることではないだろうか。時代劇に出てくるように、刃を交えた好敵手(ライヴァル)から、鍔迫(つばぜ)り合いでにじりよられてこのことばを耳元で囁かれたときの、ぞくぞくするような快感にくらべたら、女からの賞賛などなにほどのものでもない――と思うんじゃないかと、男ではないわたしにはよくわからないが、そう推量するだけの

  • 浅田彰に始まって、東浩紀に終わる・・・のか?~『ニッポンの思想』 佐々木 敦著(評者:栗原 裕一郎):日経ビジネスオンライン

    書は、80年代から現在まで、30年間ほどの限定された期間におけるわが国の「思想」の「変遷」を追ったものだ。 タイトルの「ニッポン」というカタカナ表記がまず目につく。具体的には、「ニューアカデミズム」発生以降、「ゼロ年代」というコピーがはびこる現在までが扱われているのだが、この前後において「日の思想」の歴史には「切断」が存在していると考えられており、その「切断」で切り取られる期間が「ニッポン」と呼ばれている。 言い換えると、ニューアカ以降ゼロ年代までの「思想」は、ある種、異例な状態にあったが、その状態はそろそろ終わる(「切断」される)という主張が、「ニッポン」というカタカナにはこめられているのである。 表面的にはそれなりの「変遷」がありつつも、「ニッポン」で表象される「思想」を貫通していることとして、著者の佐々木敦は4つのキーワードを導入する。 「パフォーマンス」「シーソー」「プレイヤー

    浅田彰に始まって、東浩紀に終わる・・・のか?~『ニッポンの思想』 佐々木 敦著(評者:栗原 裕一郎):日経ビジネスオンライン
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    春の伊予国漫遊記。松山・今治と愛媛の魅力を満喫してきました。 法事を兼ねて愛媛観光へ 2024年のGWは、毎年恒例の名古屋帰省ではなく自宅でゆっくり過ごしておりました。というのも、4月に法事のため愛媛・松山に親族大集合というイベントがありまして、そちらをGWの旅行代わりにしたという理由です。法事は日曜日の予定ということ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • ウヨ曲折 - 偉愚庵亭憮録

    ニュース23の愛国心特集をチラ見。 まあ、予想通り。 というよりも、あまりにも陳腐な展開にあらためてびっくりいたしました。 香山リカの言う「プチナショナリズム」は、「プチナショナリズムと言ってみたかっただけちゃうんか」というレベルのおとぎ話だと思う。 たしかに、ネット右翼という現象はあるし、全体として、現代の若者が「右傾化」しているのは事実だ。 が、現在あらわれている「右傾化」は、必ずしも「反動化」や「保守化」ではない。 というよりも、ここで言う「右傾化」は、従来の区分でいうところの「右翼」「左翼」とは無縁な座標軸の上で起こっている現象であって、とすれば、正確には「右傾化」ではない。 あえて名付けるなら「強硬化」「粗暴化」ぐらいな傾向だと思う。 以下、うまくまとめる自信がないので、箇条書きにする。 まず前提。 従来の(つまり昭和時代の)枠組みでは、右翼とは「反共的」「国粋的」「保守的」「伝

    ウヨ曲折 - 偉愚庵亭憮録
    yuco
    yuco 2008/07/15
    こう説明されるとなんかすっきり。ってもう3年前の記事なのね
  • JMM | 村上龍電子本製作所

    yuco
    yuco 2008/04/12
    『魔法にかけられて』分析など
  • Amazon.co.jp: ツァラトゥストラ (中公文庫 D 2): ニーチェ (著), 手塚富雄 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: ツァラトゥストラ (中公文庫 D 2): ニーチェ (著), 手塚富雄 (翻訳): 本
  • ネットにて本気で他者とぶつかりたい人はキルケゴールを読んだ方がいい - Vomit Comet

    自分が書いた一連の「ネットやブログでそこまで気にならなくてもいい」という趣旨の記事、 ネット上で誰かと「理解しあおう」としても無駄な理由 http://d.hatena.ne.jp/amourix/20080307/1204868889 気で議論したい場合ってそれほど多くない http://d.hatena.ne.jp/amourix/20080309/1205076809 に違和感をおぼえた人は、当然のことながら、数多くいると思う。そのような気持ちにも、共感はできる。で、そういう人は、いまこそ実存主義哲学の大家・キルケゴールの文章を読むべきだと思いますよ。 というか、雑記帳さんの「インターネットについて - 哲学的考察」という記事は、長いけれど、もっと周知されるべき。 http://d.hatena.ne.jp/ced/20080128/1201490309 かつて新聞というメディア

    ネットにて本気で他者とぶつかりたい人はキルケゴールを読んだ方がいい - Vomit Comet
    yuco
    yuco 2008/03/18
    あとで考える
  • 「ゼロ年代の批評」のこれから──宇野常寛さんロングインタビュー - 荻上式BLOG

    2008年2月7日新宿にて、『PLANETS vol.4』が好評発売中の「第二次惑星開発委員会」を主宰している評論家、宇野常寛さんのロングインタビューを行いました。「惑星開発委員会」の成り立ち、論争を起している「ゼロ年代の想像力」(『SFマガジン』連載中)の背景にあるもの、そしてケータイ小説論、サブカル評論の現在まで、ここでしか読めない宇野常寛さんの発言が盛りだくさんのインタビューとなっております ■プロローグ 歌舞伎町の飲み屋から 荻上:今日は新宿、歌舞伎町の飲み屋からお伝えしてます。ということで、『PLANETS vol.4』発売、おめでとうございます! それから、『SFマガジン』での連載「ゼロ年代の想像力」も好調で、話題になっていますね。 宇野:ありがとうございます。 荻上:今日はそんな宇野さんに色々聞いてみたいと思います。個人的には、後日簡単に発表すると告知されてからさっぱり更新さ

    「ゼロ年代の批評」のこれから──宇野常寛さんロングインタビュー - 荻上式BLOG
    yuco
    yuco 2008/02/25
    全部は理解しきってないが、浅羽通明の若い頃ってこんな感じだったのかなー。/このくらい強く「お友達ごっこはイラネ」と言っておかないとこの手のメディアにはそういう人ばっかり来てしまうのかな。
  • Amazon.co.jp: 自由に生きるとはどういうことか: 戦後日本社会論 (ちくま新書 689): 橋本努: 本

    Amazon.co.jp: 自由に生きるとはどういうことか: 戦後日本社会論 (ちくま新書 689): 橋本努: 本
  • プログラム用のフォントは何がよい?[結]2006年3月 - www.textfile.org

    YAPC::Asia is over: Perl community is love! / Lambdaorz! / 「プログラミングをしない人が考えていること」を聞いてみた / ネット著作権が「危険な方向に走っている」──レッシグ教授 / Shibuya.js Technical Talk #1 / 電子アーカイブで過去の学術雑誌を初公開(明治期からの日の研究の探索が可能に) / 水と油、returnとλ / Learning Haskell / 「Ajax 実装のための基礎テクニック」 5冊プレゼント / ヤフー、「フレッシュアイ」を運営するニューズウォッチを子会社化 / 『プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」』岡島幸男著 / 浮ついた「ギーク」への説教(※老害注意) / 小林 章:タイポグラフィーの境界を超えて / 「理系ウンチクくんの、恋のゆくえ。」 / 最高裁判所が

    yuco
    yuco 2006/03/10
    結城さんの考察は面白いんだけど、本当に近代以前には内面の記述はなかったのかな?「源氏物語」とかにはありそうな気がするんだけど。
  • Amazon.co.jp:モダンのクールダウン: 本

    Amazon.co.jp:モダンのクールダウン: 本
  • はあちゅう主義。小娘が何か言ってます。

    ねえ、 日が可及的速やかに、しなきゃいけないことはなんだと思う? 私は絶対教育改革だと思う。 この間テレビで 「なんで人を殺しちゃいけないのか説明してください」 って言ってる高校生を見て、 「は?」って思った。 もしあれが私の子供だったら、末代までの恥。 世の中には説明の要ることと要らないことがあって、 その質問は後者のカテゴりーに属するでしょ。 生きるのに苦労してないからそんな質問出てくんだろうね。 あたしも大して苦労してないけどさ。 生きることがどれだけ大変なことか知ってたら、 そんな質問できなくない? そういう低レベルなことをぼやいてる奴らをまとめて、カルカッタのマザーハウスとかルワンダとかに全員ボランティアに行かせるべきだと思った 向こうも迷惑だろうけど、頭下げて勉強させてもらいに行くべき。 必死に生きることにすがりつく人間を目の当たりにしたら

    yuco
    yuco 2006/02/24
    あるタイプの単純な(といってもこれでもバカではない部類だろう)若者の典型的考え方としてメモ。このくらい単純なほうが企業でも出世しそうだね。