『耳をすませば』は、柊あおい氏が1989年にコミック誌『りぼん』で発表した青春恋愛マンガ。読書好きな中学生の少女「月島雫」が図書館の貸し出しカードをきっかけに、同級生の「天沢聖司」へ徐々に想いを寄せていく姿を描く。 1995年にはスタジオジブリによるアニメ映画版が劇場公開され大きなヒットを記録。ジブリ作品のなかでも高い人気を集めており、2020年1月に実写映画化が発表された際は関連ワードがSNSのトレンド入りを複数果たすなど話題となった。 (画像はスタジオジブリ公式サイトより) 今回の実写映画では原作およびアニメ映画版で描かれた雫と聖司の中学生時代に加え、完全オリジナルのストーリーによる10年後の物語が、現在と過去の視点から二重構造で展開する。 大人になった雫を清野菜名さんが、10年後の聖司は松坂桃李さんが演じ、追加キャストとして中学生時代の雫と聖司役を安原琉那さんと中川翼さんがそれぞれ務