インターネットのIDとパスワードを盗もうとした「ハッカー」から逆にパスワードなどを盗み返したとして、愛知県警は5日、兵庫県尼崎市の中学3年の少年(15)を不正アクセス禁止法違反の疑いで書類送検した。調べに対して、少年は「メールを盗み見たりして、困らせてやろうと思った」と話しているという。 パスワードを盗んだとしても、それだけでは不正アクセス禁止法の言う不正アクセス行為にはならないはずです。三条で定義されている不正アクセス行為は、以下の三つだけです。 2 前項に規定する不正アクセス行為とは、次の各号の一に該当する行為をいう。 一 アクセス制御機能を有する特定電子計算機に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該特定電子計算機を作動させ、当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為(当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者がす