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ブックマーク / www.nextftp.com (4)

  • シャクティから碇ユイへ----アニメ地母神の系譜を振り返る(汎適所属)

    若手評論家・宇野常寛さんの次のお題は“母性のディストピア”らしい。 これはモロ私好みのお題なので、予習がてら、今のうちに色々考えてみたいと思う。 母性のディストピアと呼ぶべきか・地母神の呪縛というのが適当なのか、それともファリック・マザーやグレートマザーに傅く平和と呼ぶべきか。まぁ呼び方は何でも構わないが、ともあれ、この手の太古的な母子関係は現代のメンタリティを理解するうえで欠くことの出来ない視点だと思う。宇野さんの思惑とは異なるかもしれないが、少なくとも団塊ジュニア世代~ロスジェネ世代までの世代を理解するうえで、この手の母子関係は最も大きな取っ掛かりに違いない。 この母性のディストピア・地母神の呪縛を理解するうえで、『Vガンダム』~『新世紀エヴァンゲリオン』の系譜、シャクティとマリア主義→碇ユイの系譜を振り返ることは非常に示唆的だと思うので、テキストでは、それを振り返ってみたいと思う。

  • 脱オタ症例検討(汎適所属)

    ・こちらのコーナーでは脱オタ(侮蔑されるオタクが、コミュニケーション上の劣勢を挽回する試み)を行った各ケースをご紹介しています。 ・症例16;「性欲と恋愛感情の乖離」の強烈な一例(2007.Nov.) ・症例15:スタートラインで大きなハンディを抱えていた可能性を含んだ一例(2007.Oct.) ・症例14:オタクコミュニティに適応しきれなかったことが、かえって脱オタを促進した一例(2007.Sep.) ・症例13:どん底の時代から艱難辛苦を乗り越えて脱オタに成功した比較的高齢の一例(2007.May) ・症例12:コミュニケーションよりもhobby志向の強い女性からの報告・彼女は脱オタを必要としているのか?(2007.Apr.) ・症例11:もともとコミュニケーション上のハンディが小さく、オタク趣味の呪縛・拘泥を含まない一症例(2007.Apr.) ・症例10:だめな所も受容してくれる経

  • “おたく”はともかく、現在のオタクやオタは自分達を誇示するファッションを持つことが出来ない(汎適所属)

    各論考察1:【“おたく”はともかく、現在のオタクやオタは自分達を誇示するファッションを持つことが出来ない】2006.05/16 最近の秋葉原は、脱オタクファッションガイドなどの影響によってか、見た目を気にした恰好のオタクや、小綺麗な姿のオタクが増えてきている。とはいえ、まだまだ多くのオタク達の服装は「機能性重視」で「他人に対する主張の乏しいもの」で占められている。こちらでも紹介したが、オタク達の服装には寒色系のものをはじめ無難な配色、あまり人目につかない配色のものが多く、「自己主張するファッション」※1としてのニュアンスは少ないという印象は否めない。ついでに言えば、ファッションだけでなく自分達のオタク趣味をおおっぴらにすることもあまり良いことではないと思っている者が殆どのようだ。この現象もまた、第三世代オタク達の能動過小傾向とも関係があるかもしれない。 もともと、1980年以前と異なり、昨

  • 「他人に迷惑をかけない」という要請は、現代の子ども達の適応に何をもたらすのか(汎適所属)

    ご覧の通り、東京の数字だけが「身内や自分ではなく赤の他人に迷惑をかけず大事にせよ」という数字が突出しているのがわかる。他の四都市にはこれがみられないのである。このような差異が生まれる要因としては、都市化してからの時間の程度、情報化の進みっぷり、民族性や国民性、儒教・道教的精神の残存度合いなど色々絡んでのことだろうが、ともかく違いがあることだけはよくわかる。よって、私はその後の木走さんの議論を「うんうん、確かにそうだ」と思いながら読み進むことになった。しかし、なんとなく何か大切なものを見落としているような違和感が残っていた。 ・「他人に迷惑をかけるな」、という時の「他人」の相違点(1948年と2006年) その違和感の正体は何だったのか?それは、「他人に迷惑をかけるな」という時の「他人」とはどんな他人なのか、が件のリンク先で区別されていなかったことに由来しているとようやく私は気付いた。木走日

    yugui
    yugui 2006/02/16
    菊と刀
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