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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • 人間の細胞から小さな人工肝臓を作り出す事に成功 | スラド サイエンス

    人間の細胞から人工臓器を作り出す研究を行っている米ノースカロライナ州のWake Forest University Baptist Medical Centerの再生医学研究所は、人間の肝細胞を増殖させ、人工肝臓を作り出す事に成功した(/.家、Gizmag)。大人の肝臓の平均重量は2Kg程だが、今回作成に成功した人工肝臓は5.7gとかなり小さい。実際に人に移植して機能するには最低454gは必要とのことだが、肝臓再生の大きな一歩を踏み出すこととなった。 作成方法は、まず動物の肝臓から細胞だけを抜いて「透け透けの抜け殻」(コーラーゲン組織)にする。血管の網状組織はそのまま残っているので、抜き出した細胞の代わりに前駆細胞と血管内皮細胞を入れる。これを細胞培養装置に入れて一週間待ったところ、人間の肝組織へと増殖していたそうだ。 肝臓移植を必要とする人の数に比べてドナーが不足していることから、人工

  • 幸せの値段は「年収 75,000 ドル」 | スラド サイエンス

    プリンストン大学の研究者らによると「幸せの値段は年収約 75,000 ドル (約 630 万円)」だそうだ (Chicago Tribune の記事、家 /. 記事より) 。 研究では二つの側面からお金の影響を検証することを試みた。一つは「自分の人生についてどう思っているか」という観点、もう一つは「毎日の出来事や経験についてどう感じているか」という観点。調査は 2008 年から 2009 年にかけて米国人 45 万人以上を対象に行われた。調査結果によれば年収上昇ともに人生についての評価が向上するのが確認されたとのこと。しかし「日々の出来事の質 (毎日の出来事についてどう感じているか)」が収入とともに向上するのは年収 75,000 ドルまでだった。なお、年収が 75,000 ドルより下がるにつれ、人々の感じる幸せの度合いも低下し、ストレスや悲しみのレベルが上昇したという。 研究者らによると

  • 遺伝子操作で家畜の苦痛を軽減 ? | スラド サイエンス

    哲学者である Adam Shriver 氏は家畜の苦痛を軽減するために遺伝子操作を行うことを提唱しているそうだ (家 /. 記事、[doi:10.1007/s12152-009-9048-6])。 工場式畜産農業を無くすことが出来ないのであれば、せめてそれが生み出す苦痛を軽減するべく行動するべきであると Shriver 氏は主張している。 ある遺伝子を欠如しているマウスは痛みを全く感じなくなるが、これではマウスが自分自身を危険にさらしてしまう恐れがあり問題である。人間でも遺伝的変異により痛みを全く感じない子供たちがパキスタンにて 6 人確認されているが、全員の身体で傷や内出血などが確認されており、一人は屋根から飛び降りたことが原因で死亡したとのこと。しかしワシントン大学の Zhou-Feng Chen 博士の研究で、P311 という遺伝子を分離すると痛みが起こす感情的な不快だけを取り除く

    yugui
    yugui 2009/09/09
    むしろ、早く人間に導入しようよ
  • 「フラクタル日よけ」、京大の研究者らが開発 | スラド サイエンス

    京大の酒井敏教授と京都府立八幡高校、積水化学が共同で「フラクタル日よけ」を開発した (毎日 jp の記事より) 。 塩化ビニールの三角形の素材を組み合わせたもので、いわゆるシェルピンスキーのギャスケットを模した形状のようだ。地表温度の測定を繰り返した結果、この形状には、屋根で完全に覆うよりも温度が下がり、冬は逆に放射冷却を防いで寒さを和らげるなど、優れた特長があることが分かったという。

    yugui
    yugui 2009/08/25
  • 食用培養肉の開発に賞金 | スラド サイエンス

    NY Timesによると、PETA(Wikipedia:動物の倫理的扱いを求める人々の会)が2012年までに市場展開が可能な量と価格での用培養肉を開発した人に100万ドル(1億円超)の賞金を与えると発表したとのこと(家記事より)。PETAはオーガニック支持の完全菜主義者らを基盤とする団体であるため、この決断は組織内でも賛否両論を巻き起こしているそうです。これに対し、PETA創始者であるIngrid Newkirk氏は「苦しむ動物の数を減らせるならば、我々が苦しい立場に立たされることは構わない」と発言しています。 「用培養肉」って聞くと何だか欲がわきませんが、/.Jの皆様は用培養肉が市場に出回り始めたら、してみたいですか?

    yugui
    yugui 2008/04/29
    良いね。
  • ポストシリコンの物質はグラフェン? | スラド サイエンス

    家記事より。グラフェンという物質では熱振動が電子伝導に極めて小さい影響しか与えないことが、メリーランド大学の研究によって明らかになったそうです。グラフェンとは原子1つ分の厚さのグラファイトのシートから成る、半導体と金属の両要素をあわせ持つ物質で(以前のストーリ)、ポストシリコンとしても期待されています。電子の移動しやすさを示す移動度(mobility)では通常の室温において200,000cm2/Vsにも達し、既存の半導体で一番高い電子移動度をもつアンチモン化インジウムの77,000cm2/Vsと比較しても非常に高い値を出しています。また、室温での電気抵抗率も銅と比べ35%ほど低く、より高速なチップや生科学センサなどの技術への応用が期待されるとのことのことです。 Computerworld記事によると、既にIBMと日立はグラフェンを使った原子レベルトランジスタの共同研究を始めているようです

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